« 【雑】バリウム いただきますか? | トップページ | 【歩】颱風が去って、秋 »

2008年9月18日 (木)

【読】引き続き あの戦争に関する本を

われながら、凝り性というか、なんというか。
こんな本を、職場近くの BOOK OFF でみつけて、昨日から読んでいる。

Ishikawa_hitou_toukouki_2『比島投降記』
 ― ある新聞記者の見た敗戦 ―
 石川欣一 著  中公文庫
 1995.2発行  本文189ページ 485円(税別)

― 本書著者紹介より 転載 ―
石川欣一
明治28年(1895)、東京に生まれる。
東京大学から米国プリンストン大学に転じ、同校卒業とともに毎日新聞社に入社。 同社ロンドン支局長、サン写真新聞社長などを歴任。 日本ライオンズ・クラブ初代ガバナーなどを勤め、昭和34年(1959)死去。
(以下、略)

こういう、ヒューマンで、リベラルな人も、当時いたんだな、と、感心しながら読んでいる。
一話が三、四ページの短い話を集めているので、読みやすい。
活字も大きく、行間もゆったりしていて、文庫としては目にやさしい。

「投降記」 とあるが、敗戦後、米軍と連絡をとりながら計画的におこなわれたものなので、悲愴感がない。

<いわばこれは筋書を立て、スケジュールによる投降だったのである。向こうから雨霰と大砲や小銃を撃って来る中を、白旗を振り廻して降参したというような、劇的な場面とは違って、至極事務的に、スムーズに行われたのである。> (P.13)

捕虜にはなったが、著者は英語力を見込まれ、収容所で米軍の通訳として働いた。
米軍人と旧日本軍人の冷静な対比、米軍から給与される食事の豪華さなど、なかなかに興味ぶかいエピソードが満載。



― 本書 カバーより ―
昭和二十年九月六日、新聞報道関係者の一人であった著者はフィリピンのルソン島にて投降した。 本書は国際経験豊かなジャーナリストの収容所における米軍将校との温かい交流の記録であり、公正な眼がとらえた敗戦時における卓抜な日米文化比較論である。

|

« 【雑】バリウム いただきますか? | トップページ | 【歩】颱風が去って、秋 »

【読】読書日誌」カテゴリの記事

あの戦争」カテゴリの記事

こんな本を手に入れた」カテゴリの記事

こんな本を読んだ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/139344/42519623

この記事へのトラックバック一覧です: 【読】引き続き あの戦争に関する本を:

« 【雑】バリウム いただきますか? | トップページ | 【歩】颱風が去って、秋 »