【遊】ひさしぶりの江戸東京たてもの園 (6)
ゆうべは月がでていたから、小金井公園の 「お月見のつどい」 に集まった人たちにはよかったことだろう。
北風の強い夜だったな。
今日は、朝から秋晴れ。
さて、昨日おとずれた江戸東京たてもの園の続編。
通常の入口であるビジターセンターから園内にはいったところに、エントランス広場がある。
広場から西へ、「山の手通り」 という気持ちのいい通りがある。
通りに面して、北側に三軒の瀟洒な洋館が並ぶ。
西ゾーン
田園調布の家(大川邸)、前川國男邸、小出邸。
西ゾーンにある建築物は、いつでも内部を公開している。
家の中も、当時のままの状態を復元していて、見学するとおもしろい。
田園調布の家 (大川邸)
旧所在地 : 大田区田園調布四丁目
建築年代 : 1925年(大正14)
大正末期のモダンな洋館。
そのころの日本家屋は畳の大部屋が多かったが、この家では現代のように個室にわかれている。
前川國男邸
旧所在地 : 品川区上大崎三丁目
建築年代 : 1942年(昭和17)
建築家 前田國男がじぶんで住むために作った家。
戦中に作られたもので、質素ななかにも建築家らしい斬新なアイディアがみられる。
家の内部も住みやすく、工夫されている。
当時としてはすぐれた暖房器具だったラジエーターが使われている。
こういう家なら、住んでみたいと思う。
前川國男(1905~86)
東京文化会館(1961)、東京海上ビルディング本館(1974)、東京都美術館(1975)はじめ、多くの建築物を設計し、日本の近代建築の発展におおきな役割をはたした。
小出邸 (こいでてい)
旧所在地 : 文京区西片二丁目
建築年代 : 1925年(大正14)
<大正時代から昭和のはじめにかけて、静養の考え方を取り入れて、今までの日本の建物の形や、住み方を見直そうという動きが起こります。 この建物も当時ヨーロッパで流行した形を取り入れてつくられています。 とんがり屋根の中身はどうなっているのでしょう。 この家では、小出さん夫妻が暮らしていました。>
(江戸東京たてもの園 ガイドブック)
庭に、大きな金木犀の木があり、たくさん花をつけていた。
和洋折衷の、住みやすそうな家。
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