【遊】ひさしぶりの江戸東京たてもの園 (7)
小雨のち晴れの、江戸東京たてもの園訪問記。
西ゾーンの続き。
三井八郎右衛門邸
旧所在地 : 港区麻布三丁目
建築年代 : 1952年(昭和27)
こういう家を豪邸というのだろう。
大財閥 三井家の本邸。
戦後に建てられたものだが、明治時代の華族の住まいの雰囲気を伝える。
家の内部も、お金のかかった造作がみられ、見学者が多い。
庭も開放されていて、歩くことができる。
八王子千人同心組頭の家
旧所在地 : 八王子市追分町
建築年代 : 江戸後期
<この家は、農業をしながら、将軍の命令によりいざというときには武士としての役目をはたしていた 「八王子千人同心」 と呼ばれる人が住んでいました。> (江戸東京たてもの園 ガイドブック)
吉野家 (よしのけ)
旧所在地 : 三鷹市野崎二丁目
建築年代 : 江戸後期
三鷹市野崎は、いま友人夫妻が住んでいるので、何度か行ったことがある。
たてもの園のガイドブック(一般向け) 「江戸東京たてもの園 解説本」 には、次の説明がある。
<吉野家は、江戸時代後期に建てられた農家である。 旧所在地は三鷹市野崎で、江戸時代は武蔵国多摩郡野崎村であった。 このあたりは、幕府および尾張徳川家の鷹場になており、江戸時代中頃から開発が進められた地域である。/江戸時代後期の野崎村は、周辺の村と同様に水利があまりよくなかったことなどから、水田はなかった。 畑では大麦・小麦・粟・稗などが作られていた。……>
こういう縁側のある茅葺き家もいいな。
奄美の高倉
旧所在地 : 鹿児島県奄美大島郡宇検村
建築年代 : 江戸末期頃
<米や麦などをしまっておくための倉庫です。 気温や湿度から穀物を守るために風通しをよくしたり、ネズミが入らないように床を高くしたり、いろいろな工夫がされています。 この倉庫は木を組み合わせてつくられていて、クギが1本も使われていません。>
(江戸東京たてもの園 ガイドブック)
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