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2008年10月 9日 (木)

【遊】四市横断サイクリング (8) 最終回

夜も更けたけれど、今週も仕事は明日一日なので、多少の夜更かしはいいだろう。
今夜中に書いてしまおう。


国立から国分寺、そして小平へ

国立駅(南口)から南東へのびる旭通りは、狭いけれど両側に面白い店が多い。
私は、こういう通りが好きだ。

通りから高い煙突が目についた。
裏に入ってみると、なんと銭湯らしい建物。
ただし、入口がみつからなかった。

左下の写真は、「音楽茶屋 奏」 が入っているビル。
(「奏」は地階)
一階に 「谷川(やがわ)書店」 という古本屋がある。
かつて、赤坂憲雄さんという人が、この店で 『定本柳田国男集』 全巻を、破格の安値で購入したという。


― 赤坂憲雄 『柳田国男の読み方』 (ちくま新書) より ―

二十代も終わりに近い、ある夏の午後であった。 高校生の頃から、暇さえあれば通った古本屋さんが国立にあった。 国立スカラ座という映画館の近くの谷川書店である。 スカラ座は跡形もなく消えたが、谷川書店はいまも旭通りに健在だ。 『定本柳田国男集』 はそこで買った。 たしか四万五千円の値段だった。 初版の、固い箱入りのもので、読まれた形跡はまるでなかった。 格安だったが、当時のわたしにはかなりの勇気がいる買い物だった。 段ボール箱に詰め、自転車の荷台にくくりつけて、国分寺のアパートまで運んだ。 荷台から伝わってくるずっしりとした重量感が、心地よかった。 (あとがき P.218-219)


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たまらん坂を、立ちこぎでようやく登り、国分寺市へ戻る。
武蔵野線の跨線橋を、やはり立ちこぎで登り、府中街道を横切ったところに、気になる蕎麦屋が二軒。

その先には、「都立武蔵国分寺公園」 がある。
道路の左(北)側。
南側も公園になっていて、往路に立ち寄った「お鷹の道」「武蔵国分寺跡」などが広がっている。
このあたり、広々としていて気持ちがいい。

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この先、国分寺駅までのあいだに、もうひとつ急坂がある。
ぐっと下ってから(自転車のブレーキをかけないと危ない)、登りきったところが、もう国分寺駅前の一角だ。

先日見つけて、このブログでも紹介した例の飲み屋(ハナクラ)を探し、写真を撮った。
「心を込めて準備中」 という木札、ホッピーの看板、サッポロビールのポスターが、いい。

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国分寺駅前、中山ラビさん経営という 「ほんやら洞」と、北口に出て国分寺街道沿い、早稲田実業の敷地内にあるモニュメント。

王貞治氏のホームラン世界記録の記念碑 (左)
「日本の宇宙開発発祥の地」 記念碑 (右)


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この先、団地に近づいてきたところで小雨が降りだしたが、たいして濡れずに帰宅できた。
いいサイクリングだった。                

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コメント

このあたりは良太との散歩コース 団地から府中病院行き(かつては国立行きでした)に乗って行ったり国分寺から歩いたりします バスで国立の障害者センターのプールに行くようになって知った場所です
泉町交差点手前の2軒のそば屋は左上のほうに何年か前に入ったことがありますが どんなだったか忘れてしまいました そば粉が多かったようにおもいます
国立の大学通りの東側には更科甚五郎(駅からだと桐朋の交差点の手前)はそれなりにおいしいです ただタバコが喫えないので行かなくなりましたが…… 小金井街道に甚五郎というそば屋があり 小金井公園への散歩の帰りなど ときどき寄ります 花小金井方向にちょっと行ったところ 左側(西側)にあります 2階の畳席でビールを飲みながら食べてます ここはタバコが喫えます

都立武蔵国分寺公園は鉄道学園と逓信住宅の跡地だそうです 国分寺は旧国鉄関係の施設がいくつかあったようで 国分寺市光町 なぜ光町なのか 鉄道総合技術研究所はいまもありますが ここで新幹線「ひかり」が誕生したので町名を変えたと国分寺に住んでいる人に教えられました

ともあれ小平国分寺国立 おっしゃるようにいいところですよね

投稿: uji-t父 | 2008年10月10日 (金) 13時35分

>uji-t父さん
国立の「更科甚五郎」は入ったことがあります。
私も喫煙者ですが、禁煙の店でも平気です。
小金井街道の「甚五郎」は前から気になっている店ですが、まだ入ったことはありません。

小平は、おいしいうどん屋が多い町ですね。
青梅街道、昭和病院の並びにある「平作」のうどんはおいしいですよ。

投稿: やまおじさん | 2008年10月10日 (金) 22時24分

赤坂憲雄『山の精神史』を、読みたくなりました。(坂東真砂子を呼んで、いろいろ好奇心を刺激され)
楽しいハイキングもさせてもらい、感謝。

投稿: みやこ | 2010年2月25日 (木) 09時30分

>みやこさん
ずいぶん前の日誌をていねいに読んでくださって、嬉しいです。
赤坂憲雄さんの本は面白いですよ。
『東西/南北考』(岩波新書)も刺激的でした。

赤坂さんは小平在住らしく(今は知りませんが)、市の図書館の分館には、小平在住者のコーナーがあったりします。
椎名誠さんも、そういえば小平に長く住んでいました。

投稿: やまおじさん | 2010年2月25日 (木) 22時00分

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