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2008年12月15日 (月)

【読】古本酒場店主の書いた本

すこし前に書いたのだが、こんな本を手に入れたので読みはじめたところ。

Karino_huruhon_sakaba1_2狩野 俊 (かりの・すぐる)
 『高円寺古本酒場ものがたり』
 晶文社  2008/8/8発行 1900円(税別)

さすが晶文社の本だけあって、装幀も含めて本の造りがしゃれている。
値段も、さすが晶文社。

狩野さんの文章が、なんともいえずいいのだ。
人がらというものだろう。
私も、こういう温かみのある文章が書けるように修練したいと思う。

狩野さんは、お店(高円寺にある古本酒場「コクテイル」)で何度かお姿を拝見したことがあるが、お話をしたことがない。
いずれも、須藤もんさんのライブがこのお店で開かれたときだった。

古本酒場 「コクテイル」 (cocktail=いわゆるカクテル)は、不思議なお店だ。

カウンターにも店の壁にも古本がところ狭しと置かれ(並んでいるというよりも雑然と置かれていると言う方がいいような)、真ん中にカウンターがあり、その中で言葉すくなに料理をつくっているのが、店主の狩野さんだった。

日記ふうのこの本を読むと、狩野さんの別の面がわかっておもしろい。

今年、私が出会った良書のなかの一冊だ。



古本酒場コクテイル 店長日記
http://blog.livedoor.jp/suguru34/

古本酒場コクテイル
http://koenji-cocktail.com/
(このサイトが洒落ている)

コクログ
http://blog.livedoor.jp/k_cocktail/
(『古本酒場コクテイル』の情報掲示板)



(写真) 2004/7/4 コクテイルでの須藤もんさんのライブ

Cocktail_20040704_1_2

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コメント

私はお酒は飲まないのですが、
行ってみたくなるようなお店ですね。
こじんまりしたお店でのライブ
素敵だろうなと想像しています。

投稿: モネ | 2008年12月16日 (火) 20時15分

>モネさん
私も下戸なので、酒場ではどうも落ち着かないというか身の置場がないのですが、コクテイルはいいですよ。
古本もたくさんありますし。
マスターは、ほんとに不思議な魅力をもった人です。
よろしかったら、この本、読んでごらんになりませんか。
私の住む市の図書館には入っていました。

投稿: やまおじさん | 2008年12月17日 (水) 22時57分

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