【読】水木しげるの 「あの戦争」
連想ゲームのように、また、こんな本を買ってしまった。
水木しげるの戦記と、コミック。『水木しげるのラバウル戦記』 水木しげる
ちくま文庫 1997年 950円(税別) 235ページ
コミックではなく、画文集。
<太平洋戦争の激戦地ラバウル。水木二等兵は、この戦闘に一兵卒として送り込まれた。彼は上官に殴られ続ける日々を、それでも楽天的な気持ちで過ごしていた。ある日、部隊は敵の奇襲にあい全滅する。彼は、九死に一生をえるが、片腕を失ってしまう。この強烈な体験が鮮明な時期に描いた絵に、後に文章を添えて完成したのが、この戦記である。……>『コミック 昭和史 第1卷 関東大震災~満州事変』
水木しげる 講談社文庫 1994年 533円(税別) 259ページ
友人宅の、なぜかトイレに置いてあったのを見て知った。
全8卷。
一冊ずつ読みながら買い揃えていこうと思う。
<昭和とはどのような時代だったのか。戦後五十年を機に、いまあらためてその時代精神が問われている。それも権力者の視点ではなく、庶民の眼で捉えたらどうなるのか。太平洋戦争下、ラバウルでの空襲により片腕を失った筆者が、万感の想いで描ききる。戦争を知らない世代に贈るコミック昭和史・全8卷。>
もう一冊。
これは少し前に、古本屋でみつけて買っておいた。『ああ玉砕 水木しげる戦記選集』 水木しげる
宙(おおぞら)出版 2007年 1300円(税別) 407ページ
セントジョージ岬―総員玉砕せよ―/硫黄島の白い旗/地獄と天国/駆逐艦鬼/海の男/戦争と日本/水木しげるロングインタビュー 亡き戦友が描かせた戦争まんが
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