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2009年1月12日 (月)

【読】水木しげる 「猫楠」

ブルータスという雑誌(654号、2008/12/15発売)に、おもしろい特集があった。

BRUTUS 654号 (2009年1月1日・15日号)  マガジンハウス

Brutus200901http://magazineworld.jp/brutus/654/

特集 「生き方」を考える本。
「男が惚れる男、女が惚れる女」 として、11人がとりあげられている。

チェ・ゲバラ、須賀敦子、北大路魯山人、伊丹十三、岸恵子、開高健、南方熊楠、向田邦子、ル・クレジオ、椎名林檎、赤塚不二夫。


南方熊楠のページに、興味深い本が紹介されていた。

Brutus_kumagusu2Brutus_kumagusu1南方熊楠
 在野に生きた硬骨の天才。

1867年和歌山県生まれ。86年より約14年間にわたる留学の間に植物学などの分野で世界的な業績を残す。帰国後は南紀に留まりつづけ、博物学、宗教学、民俗学の分野における近代日本の先駆的存在として、また同時に植物学、特に「隠花植物」と呼ばれていた菌類・地衣類などの日本における初期の代表的な研究者として活躍。民俗学者の柳田國男をはじめ多くの国内の学者にも影響を与えた。太平洋戦争が始まる直前の1941年、74歳で死去。
(ブルータス 654号 P.33)





Mizuki_nekogusu水木しげる 『猫楠 南方熊楠の生涯』
 角川文庫 667円(税別)
 1996年10月 初版発行 427ページ

漫画家・水木しげるが、熊楠が可愛がった猫たちの目を通して熊楠と彼を取り巻く人々の姿を描いた電気漫画の秀作。水木らしペーソスあふれるタッチで、闊達で奔放な愛すべきヘンクツの怪人・熊楠を親しみを込めて、生き生きと描いている。主要なエピソードもほぼ史実に沿って押さえられており、熊楠の人生を知るのに最も分かりやすい楽しい一冊。
(ブルータス 654号 P.33)

取り寄せて読んでいるところだが、とても面白い。
ついでに、前から買おうかどうか迷っていた 『南方熊楠の森』 (松井竜五、岩崎仁編、方丈堂出版)も手に入れた。
付録のCD-ROMがうれしい。


Kumagusu_no_mori『南方熊楠の森』
 松居竜吾、岩崎仁編 方丈堂出版
 2858円(税別) 2005年12月20日 発行
 215ページ

熊楠の調査・研究に欠かすことのできなかった熊野の森。そこで育まれた熊楠の世界観について、熊楠研究で知られる編者が最新の研究成果をまとめた。熊楠ゆかりの地を解説したテキストもファンにはうれしい。付録としてデータベースと映像資料のCD-ROMも。
(ブルータス 654号 P.33)

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コメント

須賀敦子さん、大好きです。全集も持っています。
岸恵子さんの愛の讃歌に打たれ、自伝を読みました。
向田邦子さんにも魅かれます。
私は標準的な好みだったのか・・と思ったり。。

去年の11月、縁あって「水木しげるロード」を通りました。

「ブルータス」という雑誌は、いろんな特集をするのですね。

投稿: モネ | 2009年1月13日 (火) 20時01分

>モネさん
このブルータスの特集は、本好きにはたまらない内容です。
私は、南方熊楠にしか目がいかなかったのですが、他にも興味深い本がたくさん紹介されていて、新しい発見がありそうです。

須賀敦子さんのことは、名前しか知りませんでした。
椎名林檎さんがとりあげられていたり、南方熊楠などが選ばれていて、編集者の目のつけどころも面白いですね。

水木しげるは、少し読んでみようと思っています。
あの方も厳しい戦争体験をした人ですね。
少し前にテレビ番組に出ていたのを見ましたが、年齢の割にはお元気そうで驚きました。

投稿: やまおじさん | 2009年1月13日 (火) 20時41分

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