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2009年2月10日 (火)

【読】もうすぐ読了(船戸与一『満州国演義4』)

Funado_manshu4船戸与一 『満州国演義 4 ―炎の回廊―』
 新潮社 2008/6/20発行 2000円(税別)

残すところあと40ページほど。
昭和11年(1936)2月26日、東京に三十年ぶりの大雪が降った日。
いわゆる二・二六事件の様子がくわしく描かれている。
この事件を扱った書物は数多いが、さすがに船戸与一の筆致はするどい。

秩父宮雍仁親王(大正天皇の第二皇子、つまり昭和天皇の弟)の動きが興味ぶかい。
戦前、天皇の弟宮たちは軍人になる決まりだった。
当時、秩父宮が弘前の第三十一連隊を率いて決起部隊に合流するという風説が流れたが、帝都には戒厳令がしかれ、叛乱部隊は天皇の命によって原隊復帰を命じられた。
石原莞爾大佐は反乱軍に自決を勧めた。……等々、私の知らなかったことがたくさん書かれている。


二・二六事件といえば、面白い小説があった。
いま手もとにないが、もう一度読みなおしてみたい長編小説だ。

Niyabe_gamoutei_2宮部みゆき 『蒲生邸事件』 (がもうていじけん)
 文春文庫 2000年10月
 940円(税込) 686ページ

Amazon
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http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000030736090&Action_id=121&Sza_id=B0

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