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2009年3月25日 (水)

【雑】月の満ち欠け

昨年暮れ、帰省の用ができて旭川に寄ったとき、百円ショップで面白いカレンダーを手に入れた。
どこにでもありそうだが、前からほしかったので買ってみた。
百円だったし。


Yayoi月齢暦である。
朔(さく) → 上弦 → 望(もち) → 下弦 → 朔 という月の満ち欠けがわかる。
晴れた夜なら月が見えるが、雲にかくれて見えない日も多いし、こういうものでもないと月齢を意識することがなくなった。
そんな生活をおくっているわけだ。

今日は、月齢28.1、もうすぐ「朔」だ。
近ごろ思うのだが、どうやら私の体調、精神状態は月の満ち欠けに左右されているんじゃないかと。
満月(望)が近づくと調子がよくなり、気分も高揚してくるが、下弦から朔(新月)に近づく時期が、すべてにおいて不調である。
そんな気がするのだ。


ひと頃、バイオリズムというのが流行ったことがあるが、そんなものよりも、月の満ち欠けという自然現象に、私の身体の奥に眠っているものが呼応しているように思えてならない。
それほどおおげさに言うことはないのかもしれないが、この考え方はブンガク的で、魅惑的だ。
「太古の記憶」、「月に吠える」、なんちゃってね。

次の満月は、4月9日。
はやく暖かくなって、桜が開くといいな。



バイオリズム ―Wikipediaより―

バイオリズム(biorhythm)とは、「生命」を意味するbio-(バイオ)と「規則的な運動」を意味するrhythm(リズム)の合成語で、生命体の生理状態、感情、知性などは周期的パターンに沿って変化するという仮説、およびそれを図示したグラフである。
ドイツの外科医ウィルヘルム・フリースが1897年に「生物学から見た鼻と女性性器の関係」で提唱した概念。統計学的に有意なデータが見られず、疑似科学とみなされている。
人間の場合は、身体(Physical)、感情(EmotionalまたはSensitivity)、知性(Intellectual)の3種類の波を用いて説明されることが多く、頭文字P,S(E),Iと表記される。各リズムは誕生日を基準とする同じ振幅の正弦波として表され、身体リズムは23日、感情リズムは28日、知性リズムは33日の周期をもつ。
これらのリズムは、一定の周期でくり返されるため、未来の自分の身体や精神の状態を前もって知ることができるとされ、その時の波形の高低で高調期、低調期などと区別されるが、高調期と低調期の切り替り点は体調が変動しやすいとされ、注意が必要な日とされる。
なお、数学的には23と28と33の最小公倍数は21252であり、バイオリズムが完全に一巡するにはおよそ58.2年かかる計算になる。

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