【遊】八重桜満開
今日もまた、自転車にまたがって国分寺駅まで買い物に。
首からカメラをぶらさげて、五月晴れのさわやかな空気をたのしみながら、ゆっくり走ってきた。
団地の入口と、警察学校の通り(喜平橋交差点際)に、八重桜の樹があって満開だ。
国分寺駅ビルにある紀伊国屋書店で、桜の図鑑をまた買ってしまった。
桜の品種を見分けるのにもってこいの内容で、ありがたい。『サクラ ハンドブック』
大原隆明 著 文一総合出版
2009/3/1発行 1200円(税別)
このシリーズ、なかなかいい内容で、以前、『紅葉ハンドブック』を買ったことがある。
【雑】色づく秋 2008年11月 8日 (土)
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-f468.html
文一総合出版
http://www.bun-ichi.co.jp/index.html
サクラハンドブック
http://birder-scrapbook.seesaa.net/article/115141265.html
ハンドブックシリーズの一部を紹介すると、こんな感じだ。
『樹皮ハンドブック』 『野鳥と木の実ハンドブック』 『ベリーハンドブック』(野いちご・木いちご・草いちご) 『シダ ハンドブック』 『花火ハンドブック』 『コウモリ識別ハンドブック』 『虫こぶハンドブック』 『昆虫の食草・食樹ハンドブック』 ……等々。
警察学校通り(喜平橋交差点)の八重桜の根元に、花が一輪おちていたので拾ってきて、図鑑と照らしあわせてみた。八重咲き品種には似たようなものが多く、判別が難しそうだが、どうやらこれは 「カンザン(寒山)」 とみた。自信はない。
カンザン 【寒山】
東京・荒川堤から広まった栽培品種。赤みの強い豪華な花が印象的で、現在では八重咲きのサクラといえばこの品種を連想する人が多い。 開きかけの花は塩漬けに加工し、桜湯の原料とされる。 (サクラハンドブック)
雌しべが二本、萼(がく)片の縁は鋸歯がなく内側に巻き込む、萼筒はろうと形で開口部に横しわがあり、小花柄とともに無毛。
わたしの拙い観察でも、これらの特徴に合致する。
桜の見分け方も、たいへんなのである。
樹に咲いている状態だと、なかなか特徴がわからないものだが、こうして花を手にして調べてみると、造形の美しさを感じる。
品種名がわかると、親しみが増すものだ。
他に、まぎらわしい品種として、次のようなものがある。
それぞれ、名前が、なかなか床しい。
イチヨウ (一葉)
雌しべが一本で、下部が花に変化することが多いことから。
花弁は淡いピンク色。
フゲンゾウ (普賢象)
葉に変化した二本の雌しべから、普賢菩薩が乗る白象を連想することから。
外側の花弁は淡いピンク色、内側のものはほぼ白色。
ショウゲツ (松月)
かつては桜湯の原料としても栽培されていた。
花弁の縁の細かい鋸歯が目立つため、カーネーションの花を連想させる。
花弁は白色に近く、縁や裏面は明るいピンク色。
いずれも、サトザクラの栽培品種。
サトザクラ ― Wikipedia ―
サトザクラ(里桜)はオオシマザクラを基にして開発されたと考えられる園芸品種の桜の総称。オオシマザクラにヤマザクラ、エドヒガン、カスミザクラ、マメザクラなどを掛け合わせたものとされる。
学名は一応Cerasus lannesiana Carriereとされている。
また、人里で開発されたサクラを全てサトザクラという場合もあり、この場合は更に多くの種類のサクラがサトザクラに分類される。
サトザクラは往々にして人間の観賞用に改良されてきたため、花びらの数の多いものや、見栄えのするものを選んで作られている。八重咲き、枝垂れ咲きの種類も多い。
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