【歩】晩春の草木
初夏というか晩春というか、だいぶん暖かくなってきた。
団地の中の草木も変わってきた。
ブラシノキ
(撮影 2009/5/16 小平市)
住まいの前にある樹。
ついに花が咲いた。
近所の人も「ブラシノキ」と呼んでいたが、今日、図鑑を見て正式な名前が「キンポウジュ(金宝樹)」ということを知った。
別名、カリステモン。
フトモモ科、花期:5~6月。
これも外来種で、オーストラリア原産。
白花のシロバナブラシノキもあるらしい。
ノイバラ (野薔薇)
(撮影 2009/5/16 小平市)
これも団地のなかに植えられている。
いい香りがした。
枝には鋭い棘があり、いかにもバラ科の樹だ。
恥ずかしながら、樹の名前は図鑑で調べるまでわからなかった。
野生のバラって、こんなに素朴な花だったんだ。
コバンソウ (小判草)
(撮影 2009/5/16 小平市)
これも、住んでいる棟の前に植えられていた。
ヨーロッパ原産、明治期に観賞用として渡来したもの。
枝から垂れ下がる小穂(しょうすい)の形と色を小判にみたてたものという、そのまんまの説明が図鑑に載っている。
花期:4~7月。
ハナズオウ (花蘇芳)
(撮影 2009/5/16 小平市)
一か月前は花盛りだった樹に、豆果(とうか)がぎっしり垂れ下がっている。
それにしても、豆のような形の不思議な実だ。
中国原産の落葉低木。
花期は4月。
葉がでる前に紅紫色の花が枝いっぱいにむらがって咲く。
この団地では、白花もよく見かける。
下の写真は、4月18日に撮影したおなじ樹。
スイカズラ (吸葛)
近似種のハマニンドウかもしれない。
団地内にある24時間営業のスーパーの駐車場で、芳香を放っていた。
花が咲くまで気づかなかった樹だ。
花期は5~6月。
開花当初は白色、後に黄色味を帯びる。
この樹も、黄色っぽい花がめだった。
くちびるのような不思議な形の花だが、可憐だ。
秋には黒い実がなるので、気をつけて見てみよう。
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