【歩】【読】花のなまえを知る
きのう手に入れた携帯版植物図鑑が、とても役にたつ。
『花の色別 道ばたの草花図鑑① 春~夏編』
偕成社 2000年4月初版発行 1800円(税別)
きのうも書いたことだが、この界隈の道ばたに咲いている草花で、ふつうの図鑑ではなかなか見つからなかった名前が、いくつかわかった。
草花に詳しい人ならご存知なのだろうけれど、私には珍しいものが多いのだ。
この図鑑のおかげで、まだまだたくさん見つかりそうで、楽しみだ。
渡来種が多いのに驚いた。
下の写真はどれも私が撮ったもの。
花の解説は、この図鑑から。
ゼニアオイ (錢葵)
アオイ科・2年草
原産地 ヨーロッパ 江戸時代に渡来
日本全国に野生化 畑、人里の草地、家のまわり
花期 5~8月
花の形を銭(古銭)の紋にたとえてつけた名前
丸い果実を古銭にたとえたとも
(撮影 2009/5/10 小平市)
大きな株で遠目にも目だつ花
オランダカイウ (オランダ海芋)
サトイモ科・多年草
原産地 南アフリカ 江戸時代に渡来
本州、四国、九州、沖縄に野生化
山野の水湿地、丘陵の藪かげ
花期 5~8月
オランダ船で運ばれてきた海芋(クワズイモ)というが本種とは別種
(撮影 2009/4/29 国分寺市)
国分寺公園の真姿の池近くでみつけた
第一印象はミズバショウにソックリ 驚いた
ノハカタカラクサ (野はかた唐草)
別名 トキワツユクサ
ツユクサ科・常緑多年草
原産地 南アメリカ 昭和初期に渡来
本州(関東地方以西)に野生化
山林の林の中やへりなど
花期 5~9月
近似種 シロフカタカラクサ
シロフハカタカラクサが野生化し、葉の白い斑(ふ)が野生化したものといわれる
(撮影 2009/5/10 小平市)
三枚の花弁が目をひいた
メキシコマンネングサ (メキシコ万年草)
ベンケイソウ科・多年草
日本全土に帰化(原産地不明)
道ばた、荒れ地、家のまわりなど
花期 3~5月
近似種 茎が赤味をおび、葉の幅が広いツルマンネングサ
メキシコの名がついているが、原産地、渡来時期は不明
(撮影 2009/5/10 小平市)
ちいさな花がたくさんついていて面白い形
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