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2009年7月25日 (土)

【読】獏さんの本

最近読んだ、夢枕獏さんの本。
なかなかおもしろかった。

Yumemakura_baku_kisouka『夢枕獏の奇想家列伝』 夢枕 獏
 文春新書 689  2009/3/20発行
 213ページ  780円(税別)

七人の「奇想家」――知的好奇心から、危険を顧みず時代に抗して行動した歴史上の人物――がとりあげられている。
NHKが2005年8月・9月に放映した、「知るを楽しむ この人この世界 夢枕獏の奇想家列伝」をベースに書かれたものだ。

とりあげられている七人。
玄奘三蔵、空海、安部晴明、阿部仲麻呂、河口慧海、シナン、平賀源内。
シナンは、15世紀トルコの建築家で、イスラム教のモスクをたくさん残した人だ。
安部晴明は10世紀末に生きた有名な陰陽師(おんみょうじ)で、獏さんも連作小説に書いているし、近ごろはコミックなどでもブームになっているらしい。

小説といえば、私は読んでいないのだが、空海や阿部仲麻呂、川口慧海、平賀源内についても獏さんは書いているようだ。

 『陰陽師』シリーズ(文藝春秋)
 『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』(徳間書店)
 『平成講釈・安部清明伝』(中央公論社)
 『シナン』(中央公論社)
などだ。

川口慧海については『ダライ・ラマの密使』(別冊文芸春秋)、平賀源内については『大江戸恐竜伝』(小学館『本の海』)を執筆中という。
驚くほどの多作ぶりで、私などはとてもついていけないが、『神々の山嶺(かみがみのいただき)』 だけは私の愛読書である。

Baku_kamigami1Baku_kamigami2『神々の山嶺』 (かみがみのいただき)
 夢枕 獏  集英社文庫(上・下)
 2000/8/25発行
 上巻 504ページ 724円(税別)
 下巻 564ページ 800円(税別)

ヒマラヤが舞台のダイナミックな山岳小説である。
獏さんにしては珍しく「直球勝負」で、ひとりの魅力的なクライマーを描いている。
私の別サイトで紹介しているので、ご覧いただけるとさいわいです。

晴れときどき曇りのち温泉 > この一冊 > 神々の山嶺
 http://yamaoji.hp.infoseek.co.jp/b_baku_kamigami.html 

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