【遊】ふれあい下水道館 見学
ずっと気になっていた 「ふれあい下水道館」(小平市公共下水道管理センター)へ行ってきた。
すぐ近くにあるのに、これまでずっと知らなかった。
『東京見便録』(文藝春秋刊、斉藤政喜/内澤旬子)という本で知ったのだ。
午前10時から午後4時まで、休館日(月曜、年末年始)を除き、いつでも無料で見学できるのがうれしい。
私たちの他に、見学者はほとんどいなかった。『東京見便録』については、以前、このブログで紹介した。
2009年6月 7日 (日) 【読】雲取山の公衆便所
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-b982.html
府中街道が玉川上水と交差するあたりにあった。
津田塾大学の少し南だ。
ここは何度も通っていたのに、ちっとも気づかなかった。
今日は駆け足で館内をざっと見てまわっただけだが、今度ゆっくり自転車に乗ってきてみよう。
ふれあい下水道館
小平市上水本町1-25-31
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/static/gesui_fureai/gesui_index.html
ここの圧巻は、地下五階(地下25メートル)で実際の下水道が流れている様子が見られること。
(太い下水道管の内部に入られるような仕掛けになっている)
ひんやりとして、霧がかかっているような下水道(小川幹線管渠という幹線)をごうごうと濁った下水が流れていた。
水量は多くないが、少し臭う。
うーん、これが私たちが流している下水なのか。
<「下水道管の中をウンチが流れてくると思っている人もいますが、実際にはほとんど見られません。風呂の残り湯や洗濯の水、台所の水なども一緒に流れているから、ウンコは溶けて液状になってしまいます」/応対してくれた小平市環境部下水道課の波多野進治さんは、わかりやすく説明した。下水道を流れている汚水全体の中で排泄物が占める割合は、ほんのわずかだという。> (『東京見便録』 P.90)
私も、実際に目にするまでは、もっとバッチイ水が流れているものだと想像していたが、案外きれいなものだった。
汚水が緑色がかって見えるのはなぜだろう。
下の一連の写真が、実際の下水道が見られる「展示室」(地下五階)の様子。
最期の写真はストロボを使わずに遅いシャッタースピードで撮ってみた。
肉眼で見た実際の感じは、霧がかかっているようだった。
館内は一階から地下五階まで展示室があって、それぞれに面白い。
マンホールの蓋など、私の好奇心をくすぐった。
左上と最後ののタイプは街中でも見られるものだが、二つ目と三つ目の蓋ははじめて目にした。
表にはちいさな池があり、蓮が咲いていた。
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