« 【歩】日本一大きな丸型ポスト | トップページ | 【読】高野秀行さんの新刊 »

2009年10月20日 (火)

【読】読了 『日本残酷物語 1』

ひと月近くかけて、ようやく読み終えることができた。
読むのはしんどかったけど、おもしろい本だったな。

Nihon_zankoku_monogatari_1_2『日本残酷物語 1 貧しき人々のむれ』
 平凡社ライブラリー
 平凡社 1995年初版第1刷/2002年初版第9刷
 宮本常一・山本周五郎・揖西光速・山代巴=監修
 B6変形判(16.0cm) 総ページ544
 1359円(税別)

[要旨]
日常的な飢え、虐げられる女や老人、掠奪やもの乞いの生涯、山や海辺の窮民…ここに集められた「残酷」な物語は、かつての日本のありふれた光景の記録、ついこの間まで、長く貧しさの底を生き継いできた人々の様々な肖像である。 
[目次]
第1章 追いつめられた人々;第2章 病める大地;第3章 弱き者の世界

内容が幅広く、重いので、かんたんに紹介することはむずかしい。
<これは流砂のごとく日本の最底辺にうずもれた人々の物語である> という、「刊行のことば」 を引くしかない。

うーん、続編があと4巻もあるのだが、とうぶん読めそうもないな。
(以下、e-honサイトより、[要旨]は「BOOK」データベース)

『日本残酷物語 2 忘れられた土地』
[要旨]
離島、マタギ・木地屋などの住みなす山間の地、「新天地」北海道など、かつて粗かった交通・通信の網の目をこぼれ落ちた地域が、列島中に散在していた。そこには、過酷な自然を相手に黙々と闘う人々の暮らしがあった。
[目次]
第1章 島に生きる人々;第2章 山にうずもれた世界;第3章 北辺の土地

『日本残酷物語 3 鎖国の悲劇』
[要旨]
外に向かう自由なエネルギーを封じられ、抑圧と束縛の中を生きた人々、禁教下のキリシタン、漂流民、流刑者、また身分制の重石を一身に受けた者ら、そしてその苦闘は、近代の幕開きとともに終わったのではなかった。
[目次]
第1章 禁制をおかす者;第2章 国を恋う人々;第3章 領国の民;第4章 身分制のくさり

『日本残酷物語 4 保障なき社会』
[出版社/著者からの内容紹介](Amazon)
明治維新とそれに続く近代化の激変に翻弄される人々。「血税」に恐怖し、入会地を失い、ラシャメンに身売りし共同体の崩壊により流離の境涯に落ちる巨大な群。
[目次]
第1章 過渡期の混乱;第2章 ほろびゆくもの;第3章 流離の世界

『日本残酷物語 5 近代の暗黒』
[要旨]
急激な「近代化」は、その真っ只中に巨大な暗黒を抱えて進んだ。都市のスラム、使い捨ての女工たち、タコ部屋や坑内の過重労働、・私刑・死…その暗黒を生きた人々、忘れられた私たちの隣人の多様な生。
[目次]
第1章 根こそぎにされた人々;第2章 地のはての記憶;第3章 大地のうめき;第4章 狩りたてられた者

|

« 【歩】日本一大きな丸型ポスト | トップページ | 【読】高野秀行さんの新刊 »

【読】読書日誌」カテゴリの記事

こんな本を読んだ」カテゴリの記事

コメント

立ち読みした記憶あります。高校生のころドキュメンタリー映画撮りたいなと思っていて上野英信やノンフィクションに関心ありました。山本周五郎も監修に加わっているんですね。中学生のころすきでした。今でも『青べか物語』なつかしいです。岸本君の『晴読雨読日記』を読むと、高校のころは娯楽小説は読んでいなっかたとのこと。わたしは小学生のころからオール読物や漫画読本に小説現代と読んでいたんですが、岸本君の前では、それは隠していましたね・・・。山田風太郎など語り合いたかったなあ・・・。

投稿: みやこ | 2009年10月22日 (木) 10時27分

>みやこさん
完司くんもみやこさんも早熟だったんですねぇ。
私は中学の頃どんな本を読んでいたんだろう。
まったくおぼえていません。

投稿: やまおじさん | 2009年10月22日 (木) 21時33分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/139344/46538572

この記事へのトラックバック一覧です: 【読】読了 『日本残酷物語 1』:

« 【歩】日本一大きな丸型ポスト | トップページ | 【読】高野秀行さんの新刊 »