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2009年10月 6日 (火)

【遊】江戸東京たてもの園 特別公開 (5)

日曜日は途中までしか紹介できなかたので、続きを。
10月4日(日)、江戸東京たてもの園の特別公開建物の内部。

Tatemonoen_e7花市生花店 (東ゾーン E7)
左画像:江戸東京たてもの園ガイドブックより

千代田区神田淡路町一丁目から移設された、典型的な看板建築。
木造二階建て+屋根裏部屋だが、実際は三階建といっていい。
(当時の建築法の制約で、表向きは二階建て)

三階がおもしろかった。
使用人の居住部屋だったそうだが、一部は屋根裏部屋状態になっていて天井が低い。
使用人たちには窮屈な空間だったと思われるが、狭い部屋というのが私には落ち着く場所だ。
二階には店の主(あるじ)の茶室風の小部屋もあり、優雅な生活がしのばれる。


<武居三省堂と同じく、木造の正面に衝立のように平面的なファサードがとりつく、いわゆる「看板建築」で、三省堂と同様、間口に対して奥行きが非常に深いのが特徴的である。>
<この建物には、家族のほかに「若い衆」といわれる使用人が3、4人おり、3階で寝起きしていた。現在は窓がつけてある3階も、当初は銅版でふさがれていた。食事は、1階の土間をあがってすぐの部屋で、家族の後にとった。家族は、主に2階を生活の場としていた。>
(『江戸東京たてもの園 解説本 収蔵建造物のくらしと建築』 より)


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