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2009年10月10日 (土)

【遊】江戸東京たてもの園 特別公開 (7)

江戸東京たてもの園の 「たてもの特別公開」 (2009/10/3~4)で見てきた、建物内部の紹介の続き。

東ゾーンの 「花市生花店」 にくっついて移築されている、「武居三省堂(たけいさんしょうどう)」 の内部が、ことのほかおもしろい。
表から見るとビルのようだが、ファサード(建物正立面)のうしろは屋根のある木造建築。
「看板建築」 と呼ばれるこの建築スタイルは、関東大震災後、火事を防ぐために考えられたものだ。

「武居三省堂」 は屋根に特徴があり、断面が三角形ではない「マンサード屋根」。
また、ファサードも落ち着いた感じがする。

Tatemonoen_e6武居三省堂 (文具店) (東ゾーン E6)
左画像:江戸東京たてもの園ガイドブックより

1927(昭和2年)に建てられたもので、千代田区神田須田町一丁目にあった。
江戸東京たてもの園には、1993年に移築・復元された。

<筆・墨・硯等の文具の卸売業を営み、店の創業は明治に遡る。>
<店舗部分は(敷地の制約もあり)間口に対し、奥行きが深い。…(中略)…さらに武居三省堂の場合、道路に対して敷地が斜めにふれているため、奥行き感がより一層協調されている。>
<昭和初期の頃には家族のほか、5~6人の奉公人を含め、15人程度の人がこの建物で生活をしていた。食事は店の奥の三畳間でとった。2階から上は家族の生活空間で、使用人は店に布団を敷いて寝起きした。>
(『江戸東京たてもの園 解説本 収蔵建造物のくらしと建築』 より)

一階の店先には、昭和初期当時の文具が所狭しと置かれていて、郷愁をそそる。
店内の左右壁面に立つ、造り付けの商品棚も、圧巻だ。
店先の売り場の奥の帳場の床下に、半地下のような地下室があるのも珍しいが、今回は、地下室には入らず、二階、三階をよく見てまわった。

マンサード屋根の屋内部分は、ちょっとした収納スペースになっており、狭い敷地が目いっぱい利用されている。
(下の写真でわかるように、ふすまを閉めると隠れるようになっている傾斜した板壁部分がマンサード屋根の内側)

私は狭い空間にいると妙に落ち着く性分なので、こういう家に住むのもいいな、と思う。

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