【読】関野吉晴さん
こんな本を手に入れた、のではなく、図書館から借りてきた。
タイトルがいいな。
『幸福論』 長倉洋海・関野吉晴
東海大学出版会 2003/11/1発行
227ページ 2300円(税別)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/448603130X
<地べたを這いながら辺境への往還を続ける探険家・関野吉晴と写真家・長倉洋海が、深い旅の実感から「人の幸福」の答えを語り合う。哲学なき時代に紡ぎ出した根元的な「幸福論」。 >
すこし前に読んだ船戸与一さんの対談集 『諸士乱想』(徳間文庫)で、私は関野吉晴さんを知った。
あ、そうだ。この『諸士乱想』には写真家の長倉洋海(ながくら・ひろみ)さんも対談相手として登場、船戸さんと興味ぶかい対談をしていた。
― 本書 著者紹介 より ―
関野吉晴 探検家・医師
1949年、東京都墨田区生まれ。一橋大学法学部、横浜市立大学医学部卒業。一橋大学在学中に探検部を創設し、アマゾン全流を下る。医師として勤務する傍ら、中南米への旅を重ね、1993年には人類がアフリカから南米大陸に拡散した未道のりを逆ルートで辿る「グレート・ジャーニー」をスタート。2002年にタンザニアのラエトリにゴール。1999年、植村直己冒険賞受賞。近著に『グレートジャーニー「原住民」の知恵』(光文社文庫)、『グレートジャーニー 地球を這う』(ちくま新書)、『インカの末裔と暮らす アンデス・ケロ村物語』(文英堂)、『グレートジャーニー人類5万キロの旅(13) チベットの聖なる山へ』(小峰書店)など。
長倉洋海 写真家
1952年、北海道釧路市生まれ。同志社大学法学部卒業。通信社カメラマンを経てフリーランスに。アフリカ、中東、東南アジア、中南米など世界各地の紛争地帯を訪れ、そこに生きる人々の姿を追う。第12回土門拳賞受賞。『獅子よ瞑れ アフガン1980-2002』(河出書房新社)、『アフガニスタン 敗れざる魂』(新潮社)、『ヘスースとフランシスコ エル・サルバドル内戦を生き抜いて』(福音館書店)など写真集、著書多数。『諸士乱想 トーク・セッション18』 船戸与一
徳間文庫 1998年刊
Session 3 長倉洋海
撮るこころ・撮られるゲリラ
Session 10 関野吉晴
探検と医療とチャレンジと
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