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2009年12月の31件の記事

2009年12月31日 (木)

【楽】2010年 たのしみなライブ

年越しそばも食べ、近くのコンビニへ。
外は風が冷たく、雪でも降りそうな寒さだった。

ネット予約しておいたチケットを受け取ってきた。

私にはひさしぶりの、山崎ハコさんのライブ。
来年2月、二か月以上も先だが、今からたのしみだ。
阿佐ヶ谷なので、わりと近いのもうれしい。


VINTAGE A Vol.1 ~山崎ハコ 阿佐ヶ谷ライヴ~

 企画協力:ハーヴェストプランニング
 東京都杉並区阿佐ヶ谷1-36-16-B1

 出演:山崎ハコ with 安田裕美(G)
 阿佐ヶ谷ロフトA
 2010年2月13日(土) 18:00開場 19:00開演
 全席自由  前売り \4,000(税込)


山崎ハコの世界 (公式サイト)
 http://www31.ocn.ne.jp/~hako/

阿佐ヶ谷 Loft A
- Asagaya / Loft A - since 2007.12.1 - 絶望から希望へ
 http://www.loft-prj.co.jp/lofta/

Rooftop12月号 山崎ハコインタビュー
 http://rooftop.seesaa.net/article/134613862.html

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【楽】年末番組(中島みゆき) 続

大晦日。
朝早く目がさめたので、昨夜録画しておいたビデオを観る。

BS熱中夜話
http://www.nhk.or.jp/nettyu/

 BS熱中夜話「中島みゆき」(前編)
 チャンネル :BS2
 放送日 :2009年12月30日(水)
 放送時間 :午後11:00~午後11:45(45分)

 BS熱中夜話「中島みゆき」(後編)
 チャンネル :BS2
 放送日 :2009年12月30日(水)
 放送時間 :午後11:45~31日午前0:30(45分)


スタジオ番組。ファンが中島みゆきの魅力を語りあう体裁だが、随所に映像が盛りこまれているのが、うれしい。
2002年NHK紅白歌合戦で放映された黒部ダムでのライブ映像もあった。

ここ数年の歌を除き、ほとんどの歌をいっしょに口ずさむことができる自分に、苦笑。
それほど、私の中に中島みゆきの歌がしみ込んでいるのだろう。


前編。
彼女の代表作の歌詞をあれこれと解釈・分析しているが、それぞれ個人的な体験に引きよせて歌の意味をとらえているのが面白い。
ゲストの音楽評論家(田家秀樹さん)が言っているように、いや、言われなくても、彼女の歌のスケールの大きさは、そのメタファー(暗喩)の豊かさにある。

後篇。
1989年から20年間続けられている中島みゆきの音楽劇 「夜会」 シリーズが、映像で紹介されている。
ずいぶん前に、何作目だか忘れてしまったがビデオで観たことがある。
この 「夜会」 は、一度は生で観てみたいものだ。
チケットがなかなかとれないらしいが。

Miyuki_east_asia番組の最後で、「二隻の舟(にそうのふね)」(アルバム『EAST ASIA』1992年 収録)がとりあげられていた。
「夜会」 のテーマ曲として毎回歌われているという。

私もこの歌が好きで、聴くたびに胸の震える思いがする。
歌詞がすばらしい。
スケールの大きな楽曲だ。



ま、そんなわけで、今年最後の日に、中島みゆきという偉大なシンガー・ソングライターと同時代に生きているヨロコビを、あらためて感じたのである。



夜会 ― Wikipediaより ―

開始当初は明確な主題が存在せず、それまで中島が行ってきた通常のコンサートの延長線的存在であったが、1991年からは古典などに着想を得た内容となり演劇色が強くなり、1994年からは完全なオリジナルストーリーとなった。また、舞台上で歌われる曲は当初は中島が1993年までに発表した楽曲と各回毎に書き下ろされた少数のオリジナル曲で構成されていたが、1995年からはテーマ曲である『二隻の舟』を除き、全て各回毎に書き下ろされたオリジナル曲である。
1989年 夜会1989
1990年 夜会1990
1991年 夜会VOL.3 「KAN・TAN(邯鄲)」
この回からストーリー性が打ち出されるようになった。中国の故事「邯鄲の夢」をテーマに、1人の女性が夢の中で見た少女から老婆になるまでに至る自己の一生を描いている。
1992年 夜会VOL.4 「金環蝕」
古事記の「天岩戸の物語」をモチーフに、日本女性の原点を描いている。
1993年 夜会VOL.5 「花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせし間に」
小野小町の伝承と雨月物語の「浅茅が宿」をモチーフに、様々な「待つ女」を演じている。
1994年 夜会VOL.6 「シャングリラ」
初のオリジナルストーリーとなった作品。親子の絆をテーマに、母親を陥れ「シャングリラ」に住む母の友人への復讐のために、その家のメイドとして働く娘の物語。
1995年 夜会VOL.7 「2/2」
劇中の曲がすべてオリジナルとなった作品。二重人格の女性が旅立った先の異国での孤独を描いている。
1996年 夜会VOL.8 「問う女」
ラジオのDJである女性と日本に出稼ぎに来たジャパゆきさんの、言葉が通じなくとも互いの孤独を分かち合おうとする物語。
1997年 夜会VOL.9 「2/2」
VOL.7の台本、演出、舞台装置を大きく変更した上での再演。
1998年 夜会VOL.10「海嘯」
在米の日本人女性が主人公。彼女は、両親を陥れた人物に復讐するため日本に向かうが、途中の旅客機内で結核のために喀血し、ハワイの療養所に収容される。
本公演をもって、毎年上演というペースに一区切りが付けられることになる。
2000年 夜会VOL.11「ウィンター・ガーデン」
谷山浩子との共演。
2002年 夜会VOL.12「ウィンター・ガーデン」
VOL.11の再演。VOL.11で谷山浩子だった役には当初は吉田日出子が予定されていたが、吉田の急病のため、香坂千晶に変更。
2004年 夜会VOL.13「24時着 0時発」
2006年 夜会VOL.14「24時着 00時発」
2008年 夜会VOL.15 ~夜物語~「元祖・今晩屋」
安寿と厨子王(森鴎外・著『山椒大夫』)をモチーフにした物語
2009年 夜会VOL.16 ~夜物語~本家・今晩屋

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2009年12月30日 (水)

【雑】めで鯛

立川まで車で行く用があったので、国立の 「三芳野」 さん(和菓子屋)に寄った。
正月用の餅が店頭に並んでいたが、餅の用意はあるので、和菓子をいくつか買った。

正月らしくていいな。
「国立ぱりっと最中 めで鯛」 紅白一個ずつ。
「ぱりっと」 のココロは、餡が別になっているので、食べる時に餡をいれて 「ぱりっと」。
少し早いが、正月気分。

Medetai和菓子製造販売店
  三芳野 みよしの
 国立市東2-12-2
 042-572-0926
 午前10時~午後6時
 木曜定休(臨時変更あり)

詳細は下のサイトで
 http://kunitachi.shop-info.com/kuni561/

こんな感じの店舗
 2008年10月 7日 (火)
 【遊】四市横断サイクリング (5)
  http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/5-c8f8.html
 2008年10月25日 (土)
 【遊】国立 「三芳野」 多摩蘭どーら
  http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-553e.html

いいお店です。

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【楽】年末番組(中島みゆき)

きのうから年末年始の休みにはいった。
カントリー&ウェスタンのCDを聴きながら、大掃除をしている。
テレビはほとんど見ないが、番組表をながめていたら、こんな番組が。
ビデオにとらなくちゃ。

BS熱中夜話
http://www.nhk.or.jp/nettyu/

BS熱中夜話「中島みゆき」(前編)
チャンネル :BS2
放送日 :2009年12月30日(水)
放送時間 :午後11:00~午後11:45(45分)

BS熱中夜話「中島みゆき」(後編)
チャンネル :BS2
放送日 :2009年12月30日(水)
放送時間 :午後11:45~31日午前0:30(45分)

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2009年12月27日 (日)

【読】船戸与一の重厚な小説――読了『夢は荒れ地を』

きっちり一週間かかった。
623ページの重厚な小説。
これまで読んだ船戸与一作品のうち、私にとっては 『蝦夷地別件』 に次いで感動的なものだった。

Funado_yume_arechi_2船戸与一 『夢は荒れ地を』
 文藝春秋 2003/6/15発行
 (初出 「週刊文春」 2001/11/15号~2003/4/24号)
 623ページ 1905円(税別)

Amazon
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163219102
内容(「BOOK」データベースより)
暴力はどこまで許されるのか?PKOで派遣されたカンボジアの地で現地除隊した元自衛隊員。彼がそこで夢見た“正義”とは…。




物語の舞台は、現代カンボジア。

有給休暇を使ってカンボジアを訪れた現職の自衛官、楢本辰次。
彼は、個人的な桎梏に決着をつけるため、ある人物を探しにここを訪れた。

その人物は、元自衛官の越路修介。
越路は、PKOで派遣されたカンボジアの地で現地除隊したまま行方が知れなくなっている。
この物語の主役だ。
彼がカンボジアでやろうとしている壮大な計画がこの物語の核心。

もうひとり、丹波明和という人物が重要な役割で登場する。
丹波は、孤児としてキリスト教メソジスト教会に引き取られ、やがて牧師となって布教活動をしていたが、その中でどうしようもない矛盾を感じ、カンボジアに渡って「カンボジア子供塾」という、識字率向上運動をしている。

この三人の日本人が柱だが、ここに、元クメール・ルージュで、いまはカンボジア王国陸軍大尉のチア・サミンや、楢本が現地で雇ったクメール人のヌオン・ロタ、丹波の「カンボジア子供塾」を手伝う三人の日本人学生、考古学の研究のためにカンボジアに入ってそのまま腰をすえた田丸牧子、……といった、魅力あふれる人物たちが加わって重厚な物語を織りなしている。

これは船戸さんの小説の特徴だが、物語の構成がわかりやすく、複数の登場人物の視点から描かれているため、読みすすむにつれて、ぐいぐいと引きこまれていく。
とくに、この小説はよくできていると思う。

こういう小説を読んでしまうと、次に何を読もうか困ってしまう。


さいごに、この小説に込められた作者・船戸与一の思いをあらわしていると言える、登場人物の会話を。

 「あまりにも長いあいだ影を視ている人間は影そのものになってしまう」
 「何なんだね?それ?」
 「クメールの古い諺だよ。光の当たっているものには影ができる。その影とはもうひとつの現実だ。カンボジアの現実とは殺しあわないかぎり何も解決できないという原則だよ。あんたはその原則の実践者となった。もうどこにも引き返せない」
 (本書 P.542 「崩れ落ちた瓦礫のなかで」)

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【読】長倉洋海さんの写真集

長倉洋海さんの写真集を二冊、手に入れた。
そのうちの一冊は値が張るものなので図書館から借り、もう一冊は図書館に置いていなかったのと、私にも買える値段だったので書店で購入。


Nagakura_chi_o_kakeru_2長倉洋海 『地を駆ける ―1980-2009―』
 平凡社 2009/10/8発行
 B5変型版 415ページ  4800円(税別)

<私を突き動かしてきた写真。そこに写るのは目の前に広がる光景、そこにいる人の姿だけだ。宇宙のかなたも地球の果てもとらえることができないし、「歴史」も「世界」も一枚の写真に写すことはできない。音もなく、動くわけでもない。しかし、一瞬を切り取る写真だからこそ、そこに写し込めるものが確実にある。出会った一人一人がどのように生きたのか、またどう生きようとしているのか。喜びや苦悩ばかりでなく、生きることの美しさも、今の時代の有り様もそこに写し込むことができるはずだと私は思う。/そんな一枚を求めて、私は写真を撮り続けてきた。そして、これからも。 長倉洋海> (「序 小さなカメラを手に」 より)

長倉さんの写真家生活三十周年記念写真集とのこと。
10980年から2009年にかけて撮影した写真から構成し、文章はすべて書き下ろし。
そういえば、書店で見た時、帯に 「船戸与一氏絶賛」 とあった。
買いたい誘惑にかられるけれど、値が張るので迷っている。


Nagakura_silk_road長倉洋海 『シルクロードの子どもたち』
 毎日新聞社 2009/9/20発行
 19×20cm 95ページ 1900円(税別)

先日このブログで紹介したカレンダー 「子どもたちの大地」(JVC)に使われている写真がここにある。

長倉さんの写真には、必ずと言っていいほど、生き生きとした人の姿が写し込まれている。
いわゆる風景写真はない。
この人は、心底、人間が好きなんだなあ。

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2009年12月23日 (水)

【楽】三木鶏郎 音楽作品集

中古CD店で、こんなCDをみつけた。
おもしろいなあ。

Toriro_songs「三木鶏郎 音楽作品集 TORIRO SONGS」

 COLUMBIA COCP-33435
 2005/11/23発売 2500円(税込)

私たちの世代にはなつかしいCMソングや、アニメ主題歌の数々。
弘田三枝子の歌う「アスパラで生き抜こう」なんか、パンチがきいていて、これだけで元気がでてくる。
「ビルのまちに ガオー」(鉄人28号)、たまりません。

そうかと思えば、「選挙くせものこわいもの」「無茶坊弁慶(武器ウギ)」なんていう辛辣な風刺ソングも。
「僕は特急の機関士で」に、九州、東北、北海道編まであるとは知らなかった。


以下、このCDのブックレットから、収録内容を。

【音楽作品集】
1.僕は特急の機関士で<東海道の巻> 三木鶏郎、丹下キヨ子、森繁久弥/1951年発売
2.ゆらりろの唄 藤山一郎/1947年発売
3.ブギウギ列車 池真理子、丹下キヨ子/1948年発売
4.東京チカチカ 轟夕起子/1951年発売
5.ホープさん 三木鶏郎、並木路子/1951年発売
6.選挙くせものこわいもの 伊藤久男/1952年発売
7.毒消しゃいらんかね 宮城まり子/1953年発売
8.田舎のバス 中村メイコ/1955年発売
9.ポカンポカン(二人の四季) ザ・ピーナッツ/1960年発売
10.無茶坊弁慶(武器ウギ) 榎本健一/1967年発売
11.「かぐや姫」より 吟遊詩人の歌 河井坊茶/1955年発売
12.僕は特急の機関士で<九州巡りの巻> 霧島昇、二葉あき子、伊藤久男/1951年発売
13.僕は特急の機関士で<東北巡りの巻> 伊藤久男、霧島昇、奈良光枝、並木路子/1951年発売
14.僕は特急の機関士で<北海道巡りの巻> 三木鶏郎、丹下キヨ子、安藤まり子/1951年発売

【CM作品集】
15.僕はアマチュアカメラマン 灰田勝彦/1951年制作
16.ワ・ワ・ワ・輪が三つ コーラス/1954年制作
17.明るいナショナル 三木鶏郎合唱団/1955年制作
18.ポポンの歌 千秋恵子/1955年制作
19.キリン・キリン ダークダックス/1956年制作
20.マルキン自転車の歌(マルキンソング) 楠トシエ/1956年制作
21.仁丹の歌(ジンジン仁丹) ダークダックス/1957年制作
22.ルルの歌(くしゃみ3回ルル3錠) 伴くみ子/1957年制作
23.グリコアーモンドチョコレートの歌 デュークエイセス/1958年制作
24.チオクタンの歌 ダークダックス/1959年制作
25.森永インスタントコーヒー 丸山清子/1960年制作
26.キリンレモン スリーグレイセス/1961年制作
27.船橋ヘルスセンター 楠トシエ/1962年制作
28.アスパラで生き抜こう 弘田三枝子/1962年制作

【アニメ主題歌作品集】
29.鉄人28号 デュークエイセス/1963年制作
30.トムとジェリー 梅木マリ、フォー・コインズ/1963年制作

【ボーナストラック】
31.冗談音楽 日曜娯楽版(上) 三木鶏郎グループ/1948年発売
32.冗談音楽 日曜娯楽版(下) 三木鶏郎グループ/1948年発売

作詞・作曲・編曲:三木鶏郎
5.作詞:サトウハチロー、10.編曲:嵐野英彦



三木鶏郎 (1914.1.28~1994.10.7) ~作詞・作曲家~
本名・繁田裕司。
1940年、東京帝国大学法学部法律学科卒業。
作曲を諸井三郎、ヴァイオリンを小野アンナ、ピアノを渡辺シーリーに師事。
戦後、焼跡の歌「南の風が消えちゃった」を作り、1946年、NHKラジオ『歌の新聞』に出演。
翌朝刊に「彗星の如き天才現わる」のコメントが掲載された。以後、コントに音楽を取り込み社会や政治を風刺する「冗談音楽」でラジオに旋風を巻き起こす。
番組は途中GHQや政府筋の強い風当たりを受け、タイトルを『日曜娯楽版』『ユーモア劇場』と変えながらも8年間続くその人気は聴取率80%とも90%だったとも言われる伝説的数字を記録。番組から三木鶏郎グループ(河井茶坊、丹下キヨ子、三木のり平、小野田勇、他)が誕生。
また三木鶏郎楽団を結成(ジョージ川口、小野満、鈴木章治、他)。ともに放送界で活躍し、活動の場を舞台、映画にも広げた。
その間の主な音楽作品に、「僕は特急の機関士」「毒消しゃいらんかね」「田舎のバス」「かぐや姫」「ポカンポカン」等。 (以下略)


三木鶏郎資料館
 http://www.mikitoriro.jp/

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2009年12月22日 (火)

【楽】シャンシャン・ナイトフィーバー(追記)

先週土曜日(12/19)、鴬谷南口 「東京キネマ倶楽部」 での上々颱風ライブ。
書こうと思って忘れていたことがあった。

以下、あくまで私の個人的な感想である。
異論のある方もいらっしゃると思うが、ごかんべんを。

上々颱風オフィシャルHP http://www.shangshang.jp/ より
 ゲスト:
 空中紳士/トモム/カワッチ(エジプト太鼓/from タブラ クワイエサ)
 向島ゆり子(vln)

ゲストのヴァイオリンのお姉さん(向島ゆり子さん)の存在が光っていた。
亡くなった HONZIさん(本地陽子さん)ほどのオーラは感じられないものの、ヴァイオリン一本が加わることでサウンドに幅と厚みができて、とてもよかったのだ。

 bloc: 向島ゆり子
  http://www.bloc.jp/myuriko/

 向島ゆり子(Yuriko Mukoujima)/ヴァイオリン:アーティスト:ウォーターネットSG
  [和楽コンサート - 企画制作・運営・主催]
  http://www.waternet-sound.com/artist/mukoujima_yuriko.html


梅津和時さんやおおたか静流さんともつながりのある人らしい。
テクニックは抜群だし、上々颱風との息もぴったり合っていた。
堂々とした演奏ぶりにも感服した。

いっぽう、パーカッションの三人は、やや存在感に欠けたように思う。
楽器の音量が小さいことと、エジプト太鼓では、上々颱風のバンドのパワーに負けていた。
クラッシーさん(倉嶋貴之さん)の方が、ずっと存在感があると、私は思う。

いずれにしても、これからもゲスト・プレイヤーに期待したい。
私としては、ホーンが欲しいところだ。

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2009年12月19日 (土)

【楽】シャンシャン・ナイトフィーバー

今夜のライブは、おもしろかったな。

 今年最後の 「魂の解放」
 歌のちからと、場のちから
 お祭りというか、集会というか……

しあわせそうな顔で、踊ったり、体をゆすってステージをみつめる聴衆のひとりが、今夜のおいらだったというわけだ。


上々颱風 シャンシャン・ナイトフィーバー!’09
  ~ お楽しみはこれからでSHOW! ~
 2009年12月19日(土)
 OPEN 17:30 START 18:30
 東京キネマ倶楽部 (鴬谷)

<粋でレトロな味わい下町は鴬谷の、いまや稀少な元グランドキャバレー「東京キネマ倶楽部」 さあサ飲めや歌えの上々流忘年会ライブ、今年もパーッとやります!>

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会場は鴬谷駅から歩いてすぐの場所。
グラーンドキャバレーの面影を残す、ライブスペース。
「キネマ倶楽部」というだけあって、映画の上映ができそうな感じだ。

途中15分の休憩をはさんだ二部構成で、第二部のオープニングには、スクリーンに愉快な映像も映された。
会場は大受け、大爆笑。

サトちゃん(西川郷子さん)が歌った新曲も、おもしろかった。
紅龍「先生」作のこの歌、いってみれば、サトちゃん版 「けもの道」。
「おひとりさま挽歌」 とかいうタイトルらしいが、真剣に熱唱するサトちゃんが、いじらしかった。
いい歌です。


鴬谷駅周辺は、ひと昔まえの東京のレトロな雰囲気がただよっていた。
上野駅周辺とはひと味ちがう、これまたおもしろい街だった。

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2009年12月18日 (金)

【雑】長倉洋海さんのカレンダー

国分寺 「giee(ギー)」 に顔をだして、長倉洋海さんの写真カレンダーをわけていただいた。

 国分寺 giee  http://giee.jp/

どれも、ココロがなごむ、いい写真だ。
このカレンダーには月齢(月の満ち欠け)も示されていて、私にはうれしい。


Jvc_calendar_2010「子どもたちの大地」 写真 長倉洋海
 JVC CALENDAR 2010

特定非営利活動法人
  日本国際ボランティアセンター (JVC)
   http://www.ngo-jvc.net/

JVC国際協力カレンダー2010『子どもたちの大地』
 http://www.ngo-jvc.net/calendar/
  ※カレンダーの写真も見られます

表紙 「ナマステ」と挨拶する少女ナヌ 【ネパール】
ネパールで、もっともチベット文化が残っているといわれるのがドルポ地方だ。その郡庁のあるドゥナイ町の雑貨屋で店番をしていたのがナヌちゃん(五歳)だった。ネパール式に「こんにちは」と合掌の挨拶。 (このカレンダーより)

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2009年12月17日 (木)

【雑】須藤もんさん TV-CM出演(声)

だいぶん前に収録したということを、ご本人から聞いていましたが、ようやく放映されはじめたようです。

花王のTV-CMに、須藤もんさんがナレーションで出演。
さすが、天下の花王。
公式サイトには「CMギャラリー」というページもあり、PCで視聴できます。

須藤もんサイトにも、近日中にニュースとして掲載する予定です。


花王株式会社
 http://www.kao.com/jp/index.html

 CMギャラリー
  http://www.kao.com/jp/info/cm.html

  クイックル (だいぶん下の方です)
   「要潤さんのお掃除」編
     http://www.kao.co.jp/cm/PF_902.asx

ぜひ、ご覧ください。
もちろん、TVでも放映されています。


もんさんのCMナレーション出演は、これが二度目。
何年か前、某クレジット会社のCMでナレーションを担当しました。
その時は、花王のようなサイト公開がなく、TV番組を(CMのためだけに)録画したもんです。

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2009年12月16日 (水)

【読】この対談集はいいぞ

まだ読みはじめたばかりだが、とてもいい対談集なので紹介しておきたい。

Sekino_taidan_2『関野吉晴対談集』
  ― グレートジャーニー 1993~2007 ―
 東海大学出版会 2007/6/21発行
 270ページ 2400円(税別)

船戸与一、池澤夏樹、西木正明、萱野茂、河合雅雄、石毛直道、赤坂憲雄、島田雅彦、椎名誠、春風亭昇太、瀧村仁、といった著名人との対談が満載。
サブタイトルが示すように、1993年から2007年にかけての対談で、未発表のものがたくさんある。

1998年の、萱野茂さんとの対談(未発表)には、とくに感銘をうけた。
他の人との対談では、話がかみあわなかったり、一方的なインタビューのような内容もあるが、萱野さんとのこれは、対話がはずんで、興味深い。
まるで、上質のデュオの即興演奏を聴くように。

萱野さんもたくさん発言しているけれど、ここでは、二人の共通認識ともいえる関野さんの次のことばをひいておこう。

関野 <グレートジャーニー>の旅を通じて、たくさんの先住民と接触しました。気候が違う、環境が違う。狩猟民族がいれば牧畜民もいる。農民もいる。それだけ違うのに、どこか共通するものがあるんです。自然と対する姿勢とでもいうのでしょうか。自然に溶け込んでいる。自分たちも自然の一部である。そういう発想なんですね。みんな自然との調和を考えている。自然との調和だけじゃなくて、人間同士の調和も考えている。西欧的な合理主義、自然は打ち負かして利用するものだという発想とはまったく違う。昔はアイヌも、それから日本人もそうだったと思います。…(後略)…  (本書 P.95)


萱野茂さんは2006年5月に亡くなったが、大きな人だったなと、あらためて思う。
そうえいば、萱野さんの本で読んでいないものが手もとにたくさんあるな。
ひさしぶりに読んでみたいきもちになった。

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2009年12月14日 (月)

【楽】2009年 こんな音楽を聴いた(CD)

今年発売されて私が手に入れたCDのうち、いちばんうれしかったのは、なんといってもこれ。

Hako_genso1_1Hako_hqcd_series山崎ハコ 『幻想旅行』

幻の名盤と言っていい。
ずっとCD化を願っていた。
私のそんな想いが通じたのか、『幻想旅行II』 『茜』 『風の色』 とあわせて、4枚が発売された。

とくに、『幻想旅行』 は、私がずっと「ハコさんの最高傑作」 と言い続けてきたアルバムだ。

詳しい日記はこちら
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/cd-ad7e.html


もう一枚、山崎ハコさんの新譜が11月にでた。

Hako_mihappyou_2山崎ハコ 『未・発・表』

アルバム・タイトルがもう少しなんとかならなかったのかと残念だが、内容はすばらしい。
上の再発売アルバムが、二十代のハコさんのひとつのピークだとしたら、こちらは、「今の」ハコさんの円熟した姿だ。
いやいや、「円熟」なんて言うと失礼だな。
まだまだ、これからも歌い続けてくれるだろうから。

詳しい日記はこちら
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-fd4b.html

これは余談だが(そして、あまり書かない方がいいのかもしれないが)、ハコさんは、安田裕美さんという名ギタリストを伴侶に得て、ずいぶんいい方向に変わったと思う。
書いているうちに、また、二人のライブに行きたくなってきた。
ここしばらく、ハコさんのライブにはごぶさたしている。


さて、上々颱風のニュー・アルバムをあげておかないと、片手落ちになる。
片手落ち、と言っても、それは私だけかもしれないが。
(山崎ハコさんと上々颱風の両方が好きだという人を、私は何人か知っているが、そうそうたくさんはいないだろうな)

Shangshang12_domin_no_uta1上々颱風 『上々颱風 12 土民の歌』

初期の上々颱風からずいぶん変わってしまったけれど、このバンドの芯(コア)の部分は変わっていないと思う。
「夜明け」 「歌うは夢」 「虹」 といった、おだやかでリリカルな歌が、私は好きだ。
が、たまにはにぎやかな歌もいい。
元気がでてくるのだ。

詳しい日記はこちら
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-19ba.html


そうそう。
今年は上々颱風のシングル集もでた。
これはうれしい。

Shangshang_golden_best上々颱風 『ゴールデン☆ベスト』

今では入手困難になった、上々颱風の8cmシングルCDのA面だけを集めたもの。
B面(カップリング曲)にもいいものがたくさんあるので、いつか、そちらも発売してもらいたいものだ。

詳しい日記はこちら
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-43bf.html

私は、上々颱風に関しては 「遅れてきたファン」 (2001年から聴きはじめた)だから、シングルCDを入手するのにもずいぶん苦労した。
ファン仲間に助けてもらった(つまり、ゆずってもらった)ものも多いが、ほとんどは、中古店を探し歩いてみつけたものだ。
それでも、一枚だけ、どうしても手に入らないシングルがある。
このCDに収められている「アヴェ・マリア」のカップリング、「雨ニモ負ケズ」がそれだ。
Amazon
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G50I

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2009年12月13日 (日)

【楽】2009年 こんな音楽を聴いた(ライブ)

本を読むのとちがい、音楽を聴くのは楽でいい。
ライブ会場まで足を運ぶことも楽しいし、家で何かしながらCDで聴くのもいい。

今年もまた、数えるほどしかライブに行かなかった。
親しくしている須藤もんさんのライブにも、7月の代々木と9月の国立の二度しか足を運んでいない。
いやいや、申しわけない。


2009/7/25 (日) 代々木 マイバックページズ

0907250111この日は、めずらしく、うちのかみさんも同行。
夏の暑い盛りだったが、いいライブだった。

詳しい日記はこちら
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/motel-7b7e.html

出演 まつだなお/赤目/MOTEL(須藤もん+対馬照)



2009/9/13 (日) 国立 奏

0909130003私の好きなライブ・スペースだ。
自宅から比較的近いこともあって、ひさしぶりに行った。
拡声器を使わない、アンプラグドのライブはいいものだ。

詳しい日記はこちら
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/motel-913-5b0e.html
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/motel-913-578c.html




その他のライブ

2009/2/14 (土) 高円寺 JIROKICHI  上々颱風

Shangshang_jirokichi_20090214高円寺北口にあるライブ・ハウス JIROKICHI(次郎吉)の開店35周年記念ライブの一環。
その昔、上々颱風もこの店でライブをしていたらしいが、私は知らない。
地下の狭い空間に、ぎっしり客がはいって、熱いライブだった。
上々颱風は、ホールよりもこういうライブ・ハウスや、野外ライブの方がいい。

詳しい日記はこちら
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-019e.html


2009/5/9 (土) 世田谷パブリックシアター  上々颱風

0905090009このシアター・ライブと、7月の花園神社野外ライブは、ほとんど毎年でかけている。
かみさん同行。
ひさしぶりに 「魂の解放」 を体験。

詳しい日記はこちら
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/2009-8759.html




2009/7/4 (土) 新宿花園神社  上々颱風

200907041854こちらは、ひとりで足を運んだ。
かみさんには、現場から携帯電話で実況中継。
ふたたび 「魂の解放」 を体験。
やはり、上々颱風は野外ライブにかぎる。

詳し日記はこちら
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/2009-e0a3.html
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/2009-0c9a.html


2009/8/29 (土)
 青山劇場 第8回 東京国際和太鼓コンテスト 組太鼓青少年の部

0908290002長丁場だったが、おもしろかった。
和太鼓の魅力を満喫。

詳しい日記はこちら
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-17bd.html





12月19日(土) 鴬谷 東京キネマ倶楽部での上々颱風ライブが、今年のしめくくりライブ観戦になる予定。
なんとか行くことができそうだ。
さきほど、チケットぴあで前売りを購入した。
何年か前にも、この場所で年末ライブを観た(聴いた)が、昔のキャバレーの風情を残す、おもしろい店なのだ。

上々颱風 offical website
http://www.shangshang.jp/shang.html

東京キネマ倶楽部
http://www.kinema-club.com/top_set.html

上々颱風 シャンシャン・ナイトフィーバー!’09
  ~ お楽しみはこれからでSHOW! ~
2009年12月19日(土)
OPEN 17:30 START 18:30
料金:前売¥5,500(整理番号付・tax in・ドリンク別) 
   当日¥6,000(1F立見のみ・tax in・ドリンク別)
発売日:2009年10月16日(金)10:00より
     M&I カンパニー 03-5456-8899
     チケットぴあ  0570-02-9999 http://pia.jp/t/
     ローソンチケット  0570-084-003
     e+ http://eplus.jp
     CNプレイガイド 0570-08-9999
問合せ:M&I カンパニー 03-5456-8899
      http://www.mandicompany.co.jp/

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【読】2009年 こんな本を読んだ

まだ半月ほど残っているけれど、今年の 「こんな本を読んだ」 の総集編。
今年のはじめ、年間100冊を目標にしてみた。
今のところ、80冊ほどしか読んでいない。
途中で読むのをやめた本も何冊かある。
何日もかかった本、数時間で読みおえた本、いろいろあったな。

持っている本の量や読んだ本の数を、ついつい自慢したくなるのが人情だけれど、そこにたいせつな意味があるはずもない。
読書体験の中味がたいせつなのだ、と自戒しつつ、この一年、濃厚な読書体験をさせてくれた本をふりかえってみたい。


Mizuki_rabaul水木しげるの本を何冊か読んだ(コミックを含む)。
『水木しげるのラバウル戦記』 (ちくま文庫)が印象に残っている。
『コミック昭和史』 (講談社文庫)は、最初の巻しか読めなかった。

白土三平の 『カムイ伝』 とともに、年末年始の休みにでもゆっくり読んでみたいと思う。






Funado_manshu5 船戸与一 『満州国演義』 (新潮社)をまとめて5冊、1月から2月にかけて読んだ。
4巻目までは、再読。
5巻目『灰塵の暦』が1月に出版されたのを機に、通して読んでみた。
続巻はまだ出ていない。
船戸さんに関して、健康面で悪い噂を耳にしているので心配だ。
全8巻の予定と聞いているが、未完のままおわってしまうのだろうか。






Funado_kahan_ni_shirubenaku船戸与一さんの著作で、まだ読んでいなかったものをいくつか読んだ。
これからも読みつづけたいと思う。
『河畔に標なく』 (集英社2006年)
『蝶舞う館』 (講談社2005年)
『三都物語』 (新潮社2003年)
対談集 『諸士乱想』 (徳間文庫1998年)
『流沙の塔』 (新潮文庫2002年)

そこから派生して、高野秀行さんという人を知ったことは、今年の収穫だった。
教えてくださった、こまっちゃんに感謝。


高野秀行さんの本を立て続けに乱読した。
ハマった、と言っていい。

Takano_ahen_oukoku『アヘン王国潜入記』 (集英社文庫)
『世界のシワに夢を見ろ!』 (小学館文庫)
『ワセダ三畳青春期』 (集英社文庫)
『幻獣ムベンベを追え』 (集英社文庫)
『メモリークエスト』 (幻冬舎)
『異国トーキョー漂流記』 (集英社文庫)
『怪しいシンドバッド』 (集英社文庫)
『巨流アマゾンを遡れ!』 (集英社文庫)
『西南シルクロードは密林に消える』 (講談社)
『神に頼って走れ!』 (集英社文庫)
『怪魚ウモッカ格闘記』 (集英社文庫)
『辺境の旅はゾウにかぎる』 (本の雑誌社)
『怪獣記』 (講談社2007年)
どの本もおもしろかった。

さらに、高野さんの著作から、内澤旬子さんや服部文祥さんといった、魅力ある人たちを知った。

Uchizawa_sekai_tochiku_kikou斉藤政喜/内澤旬子(イラスト) 『東方見便録』 (小学館1998年)
 『東京見便録』 (小学館2009年)
内澤旬子 『世界屠畜紀行』 (解放出版社2007年)

どれも「目から鱗が落ちる」思いをさせられた内容だった。







Hattori_survival_climber服部文祥
『サバイバル!』 (ちくま新書2008年)
 『サバイバル登山家』 (みすず書房2006年)

この二冊も、魅力的な本だった。
服部さんのサバイバル登山というワイルドな登山スタイルを知ったちょうどその頃、北海道の大雪山系 トムラウシ山で、いたましい集団遭難事故があったので、なおさら強く印象に残った本だ。





先の戦争に関する本を、今年も読んだ。

Sawachi_manshuu上笙一郎(かみ・しょういちろう) 『満蒙開拓青少年義勇軍』 (中公新書)
朝日新聞山形支局 『聞き書き ある憲兵の記録』 (朝日文庫)
澤地久枝 『もうひとつの満州』 (文藝春秋社)
 『わたしが生きた昭和』 (岩波現代文庫)
赤塚不二夫 『これでいいのだ 赤塚不二夫自叙伝』 (文春文庫)
森史朗 『松本清張への召集令状』 (文春新書)
川嶋康男 『永訣の朝 樺太に散った九人の逓信乙女』 河出文庫(2008年)

読みたい本は、まだたくさんあったが、いつのまにか興味が別の方向にいってしまった年だった。


Hiraoka_ishihara_kanji平岡正明 『日本人は中国で何をしたか』 (潮文庫)
 『石原莞爾試論』 (白川書院)
平岡さんは、今年、惜しくも亡くなってしまった。
私の兄貴分にあたる年代の人がいなくなるのは、さびしい。







その他、たくさんの魅力的な人たちに、本の世界で出会えた年だった。
充実していた、とい言っていいだろう。
ことに、関野吉晴さんと長倉洋海さんを知ったことが、うれしい。

金関寿夫 『魔法としての言葉 アメリカ・インディアンの詩』 (思潮社1988年)
ナンシー・ウッド/フランク・ハウウェル(画)/金関寿夫訳
  『今日は死ぬのにもってこいの日』
(めるくーまーる1995年)
長倉洋海・関野吉晴 『幸福論』 (東海大学出版会2003年)
関野吉晴 『グレート・ジャーニー①南米~アラスカ篇』 (ちくま新書2003年)
 『グレート・ジャーニー②ユーラシア~アフリカ篇』 (ちくま新書2005年)
長倉洋海 『ヘスースとフランシスコ』 (福音館書店2002年)

Kanaseki_oral_poetryNancy_wood_many_wintersSekino_nagakura_kofukuron2Sekino_great_journey_1_2Sekino_great_journey_2Jesusu_francisco_1       

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【観】定点観察(銀杏並木) 2009年4月~12月 総集編

小平団地(東京都小平市)の銀杏並木の一年。
春先の4月9日から初冬の12月13日まで。

できるだけ同じアングルの写真を並べてみた。
季節の移りかわりが伝わるだろうか。

並べてみると、4月、いっきに新緑となり、11月にはあっというまに黄葉することがわかる。

2009年4月 春
(左上から右下へ) 4/9 4/11 4/12 4/15 4/18 4/25

0904090001_20904110001_8

0904120003_30904150002_6

09041800290904250001

2009年5月 初夏
 5/2 5/16

09050200010905160007

2009年6月~9月 夏
(左上から右下へ) 6/27 7/26 8/15 8/22 9/6

09062700110907260002

09081500080908220004

0909062005_2

2009年10月 初秋
 10/18 10/31

09101800010910310002

2009年11月 秋
(左上から右下へ) 11/1 11/3 11/7 11/14 11/21 11/23 11/28

09110102470911030001

09110700040911140009

09112100010911230006

0911280002

2009年12月 冬
 12/4 12/13

09120400010912130001

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【観】定点観察(銀杏並木) 第24回(2009/12/13) 最終回

今年の春、4月9日から続けてきた 「定点観察(銀杏並木)」 も、これをもって最終回としたい。
季節がひと巡りして、冬枯れの銀杏並木になった。

小平市にあるこの団地には、東西に横断する車道(私道)が二本あり、銀杏並木になっている。
そのうちの南側の並木を、春から初冬にかけて撮り続けてきた。

ほんとうは、写真の構図をいつも同じにするとよかったのだが、性格にずぼらなところのある私は、「まっ、これでいいか」という感じでいいかげんに撮ってきた。
お許し願いたい。


2009/12/13(日) 10:10 うす曇り

09121300010912130002

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2009年12月11日 (金)

【読】写真のちから

長倉洋海さんの 『ヘスースとフランシスコ』 (福音館書店/2002年) を読んで、「写真のちから」ということを考えさせられた。

Jesusu_francisco_1中米の小国、エル・サルバドル(El Salvador スペイン語で「救世主=イエス・キリスト」を意味するという)を何度も訪れ、現地の人たちと仲よくなっていく話は、とても胸にしみる。
乾いたこころを潤してくれるエピソードがたくさんあって、いい本だと思う。

この人のすごいところは、現地の人たちの中にはいって行き、とけこんでいきながら写真を撮り続けることだ。
はじめ警戒していた子どもたちも、彼になついて写真を撮ってくれとねだる。
長倉さんは、子どもたちの写真を次に訪れたときにプレゼントする。

<すぐに子どもたちが集まってきた。顔を覚えている子も大勢いる。前に撮った写真をわたすと大喜びだ。わいわいやっているうちに、子どもたちの数はどんどんふえ、口々に「ぼくを撮って」「私も」とせがまれる。> (「エル・サルバドル再び 1984~85」 P.44)

<気がつくと、すごい数の子どもたちがぼくたちを取り囲んでいる。おとなが追いはらっても、またすぐに集まってくる。目くばせで「写真を撮って」と合図を送ってくる子。ベルトを引っぱったり、手を握って放さないヨチヨチ歩きの子。髪の毛はバサバサ、衣類もボロボロだけど、どの子も人なつっこくてかわいい。ヘスースのいちばん下の妹マルタは、おみやげのチョコレートをほおばっては口からまた出して、ぼくに食べさせようとする。ここにいると楽しくて、なつかしい家族のもとに帰ったようだ。> (「内戦の終結 1995,1997」 P.83)

写真がもつ、すばらしいちからを感じさせられる。


いっぽう、写真を撮るという行為が、撮られる側にとっては暴力となることがある。
ある種の信頼関係がないと、写される側の人たちは、暴力を感じて撮影を拒絶する。
長倉さんも、はじめの頃は何度もそんな経験をしている。
拒絶されるのは、撮影する側の姿勢に問題がある。
人間を「被写体」としてしかとらえない姿勢に。
そういった体験が、このまえ読んだ 『フォト・ジャーナリストの眼』(岩波新書/1992年)に、たくさん語られていた。


私にも苦いおもいでがある。

もうずっと昔のことだが、尾瀬の木道を、写真を撮りながら歩いていた時。
私が木道でひと休みしていると、後方から、何メートルもある背の高い独特の背負子(しょいこ)を背負った、二人のボッカさんがゆっくり近づいてきた。
尾瀬にはボッカ(山小屋への荷物の運搬)を職業としている人がいる。
湿原に続く木道と、そこを歩くボッカさんの姿は、「絵になる」すばらしい光景だ。

私は、恰好の被写体に出会ったことに喜び、木道とボッカさんの風景を撮ろうと三脚にのせたカメラのシャッターを切った。
その時――。
先を歩いていた男性のボッカさんが私に気づき、「撮るな!撮るな!」と叫びながら手で顔を覆いながら近づいてきた。
私は、とっさにじぶんの行為の間違いに気づき、あわててカメラを片づけた。

二人は私のところまで来ると、背負子をおろし、隣りに座った。
一服するらしい。
近くで見ると、どうやらご夫婦のボッカさんらしい。

私は、ばつが悪くなり、頭をさげてあやまった。
「すみません」と。
それ以上の言葉を持ちあわせていなかった。

男性の方は私に目もくれない。
奥さんと思われる女性は、何も言わず、険悪な雰囲気をとりなすような、あるいは、とがめるような視線で私を見ていた。
私は、ふたたび「すみません」とあやまってから、その場を去った。
木道を一人とぼとぼ歩きながら、私の胸は苦い思いでいっぱいだった。
あの時ほど、じぶんの迂闊さを恥じたことはない。

この本を読んで、ひさしぶりにそんな体験をおもいだしていた。

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2009年12月 9日 (水)

【読】五木寛之の『親鸞』

東京新聞他に連載していた、五木寛之さんの 『親鸞』 が、いよいよ出版されるらしい。
今日、ネット注文の受けとりでよく利用している武蔵小金井駅前の書店に寄ったところ、予約ちらしが置いてあった。
前評判というか、前宣伝が派手だ。

私は、とっくにネットで予約した。
新聞連載は途中からしか読めなかったが(東京新聞に変えたときには、すでに連載がはじまっていた)、あらためて単行本で読んでみたいという気持ちは、それほどなかった。
ある時期からの五木小説に「説教臭さ」を感じはじめて、好きじゃなくなってきたせいもある。

それでも予約してしまうのが、長年のファンの業ではあるが……。

画は、新聞連載と同じ、山口晃画伯。
今月下旬に出るらしい。

Itsuki_shinran_pamph

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【読】ヘスースとフランシスコ

図書館に予約していた本が届いたので、借りてきた。

好ましい感じの本だ。
本文の漢字にはルビがふってあり、この本が青少年を対象に書かれたことがわかる。
子どもたちに、こういう本を読ませたいと私も思う。

そういえば、写真家の星野道夫さん(故人)も、子ども向けの写真と文章の本を何冊も残している。
二人とも、人間が好きで、子どもが大好きなんだ、きっと。


Jesusu_francisco_1Jesusu_francisco_2『ヘスースとフランシスコ』
  ― エル・サルバドル内戦を生きぬいて ―
 長倉洋海  福音館書店
 2002/9/25初版発行 230ページ
 1600円(税別)

<中米の、そのまた真ん中の小国、エル・サルバドル。1982年、内戦の続いていたこの国に、ひとりの若い写真家が、自身の転機を求めて飛びこみます。難民キャンプで目を留め、フィルムに収めた三歳の少女の姿――結局彼はその後二十年にわたって、少女の成長と人々の暮らし、それを取り巻く社会の変貌を、幾度にもわたる訪問で追い続けることになりました。……ページをめくるごとに、"想い"にあふれた写真と文章とが熱く響きあいながら語りかけてきます。>  (本書カバー裏 より)

(左の画像) カバー写真 段ボールの仕切壁からのぞくヘスース、84年
(右の画像) カバー写真 結婚式の日


― 本書 「プロローグ――トウモロコシ畑で」 より ―

<ヘスースが、赤ん坊のジャクリーンを抱き上げ、空に高く差し上げた。ヘスースは十七歳、若い、若いお母さんだ。山間の小さな畑に風がわたり、ふたりの頬をなでていく。青空に掲げられたジャクリーンは、顔をクシャクシャにして笑っている。見つめるヘスースの顔も喜びであふれている。>

<一歳から十七歳までの十六年間を難民キャンプですごしたヘスースが、いまトウモロコシの畑で汗を流している。「緑の中で働くのが好きなの」と、うれしそうに話す。>

<キャンプを出て、農園で新しい生活を始めたヘスース。彼女のかたわらにはジャクリーンと夫のフランシスコがいる。農作業を終え、ジャクリーンを肩車したフランシスコと、鎌と弁当箱の入った籠を下げたヘスースが、山の路をたどる。トウモロコシ畑にはさまれた小路を上り下りしていく幸せそうな後ろ姿に、ぼくはシャッターを切った。>

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2009年12月 8日 (火)

【読】長倉洋海さんの好著

図書館から借りて、今日から読みはじめたこの本。
いい内容だ。

Nagakura_photo_journalist_3長倉洋海 (ながくら・ひろみ)
 『フォト・ジャーナリストの眼』
 岩波新書 新赤版223 1992/4/20 第1刷発行
 244ページ 602円(税別)

<「右眼でファインダーを、左眼でそこには映らない世界を」 戦乱のエル・サルバドールでは一人の少女を10年間撮り続け、またアフガンの戦士と250日間生活を共にするなど、世界を駆け巡るなかで、彼の「眼」はどう変化していったか。 国内外で同時代の鼓動を撮り続ける気鋭のカメラマンが、情報過多社会における舗道写真のあり方を熱っぽく語る。> (本書カバー裏)

第一章はエル・サルバドルが舞台。
今日読んだところで、とてもいいエピソードがあった。
「難民キャンプの少女ヘスース」 という文章だ。
長倉さんには、『ヘスースとフランシスコ エル・サルバドル内戦を生きぬいて』(福音館書店/2002年)という児童向けの本もあるらしい。
新本では入手不可能なので、図書館から借りて読んでみたい。

『ヘスースとフランシスコ エル・サルバドル内戦を生きぬいて』 長倉洋海
e-honサイト
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031029428&Action_id=121&Sza_id=F2
Amazon
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4834018857


ところで、本書で私が感銘を受けた箇所。
長倉さんの文章も、てらいがなく、好感がもてる。

以下、本書34-36ページより。

<…(略)…四年ぶりのキャンプの中はガランとしている。はずれにある一軒の家の戸口に立った。女の子が顔を出す。背が伸びて体も大きくなったけれど、ヘスースに間違いない。突然の訪問にきょとんとしているヘスースに、彼女が写っている写真を見せる。「わぁー、私だ。お母さん、見てよ」と写真をもったまま家の中に駆けこむ。以前、日本から送った写真は届いていなかったのだろう。>

<ヘスースはいま十歳。髪を長くして大人っぽくなたが、最初(82年)に見たときは、まだほんの子どもだった。家の前でだだをこね、お母さんに怒られて泣いていた。キャンプに来たばかりで、まだ環境になじんでいなかったのだろう。>


ヘスースが3歳のときの写真「母に叱られ泣き出した3歳のヘスース(サンタ・テクラ難民キャンプ,1982年)」が掲載されている。
この本の写真はモノクロ印刷だが、先日読んだ『幸福論』(東海大学出版局、関野吉晴さんとの対談)には、カラー写真が載っていた。

長倉さんの、子どもたちに対する優しいきもちがにじみでている、いい写真だ。
『幸福論』には、おなじヘスースの10歳のときの写真(1990年)と、若い母親になって娘を抱きあげている17歳の写真(1997年)が並べて掲載されている。
中米の一人の少女とこれだけ長いあいだつきあい続けたところに、長倉さんの、一本筋の通った生き方を感じる。


<84年にエル・サルバドルを訪れた時は、クリスマス・シーズンだった。町では子どもたちがアメやお菓子を買ってもらい、教会の前で着飾って記念撮影する光景があった。キャンプにも、慈善団体の人たちがプレゼントをもってやってきた。きれいに着飾った女の子が木からつるしたぬいぐるみを棒で割り、中からこぼれ落ちたキャンディを、キャンプの子どもたちに拾わせた。その奪い合いに入って行けずに、遠巻きに眺める子どもたちの一人に、ヘスースがいた。/苦しい生活なのに、彼女の表情には人を魅きつける明るさがあった。>

<ヘスースはいま週に数日、学校に行っているという。84年と違って、キャンプの外にも出られるようになった。…(中略)…ヘスースの将来の夢は「秘書になること」だ。隣りでパンを作っていた母親が、「まだ字も書けないくせに」というとヘスースは恥ずかしそうに下を向いた。>

<エル・サルバドルを離れてしばらくしてから、一通の手紙が届いた。キャンプを訪ねた友人からのものだった。便箋の中に、「Jesus(ヘスース)」とサインが書かれてあった。よれよれの曲がりくねった字……。ヘスースだ。字が書けるようになったのだ。キャンプを訪れると、駆け寄って来て、手を引っ張っては他の子のところに連れて行き、「私の写真と同じように、きれいに撮ってあげてよ」と私に頼みこむヘスースの表情を思い出していた。>

引用が長くなったが、心あたたまる、とてもいいエピソードだったので紹介した。

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2009年12月 6日 (日)

【歩】身近な紅葉

快晴。
団地のなかをすこし歩いてみた。

2009/12/6 撮影  小平市

09120600160912060015091206001009120600130912060025   

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【観】定点観察(銀杏並木) 第23回(2009/12/6)

2009/12/6 (日) 13:14 晴れ

09120600050912060007091206000809120600110912060012   

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【読】関野吉晴さんの対談集

地域の図書館には置いていないようなので、ネット注文で購入した。
対談相手の面々が魅力的。

対談集の類いが好きで、こういう本は長く手もとに置いておきたいと思う。


Sekino_taidan_2『関野吉晴対談集』
  ― グレートジャーニー 1993~2007 ―
 東海大学出版局 2007/6/21刊
 270ページ 2400円(税別)

船戸与一さんとの対談は、『諸士乱想』に収録されていて、すでに読んだ。
池澤夏樹、萱野茂、赤坂憲雄、椎名誠、といった、私の好きな人たちの名前が並んでいる。
たのしみな本だ。

読みおえた 『幸福論』 (長倉洋海さんとの対談)は図書館に返却したのだが、入れ替えに新本を買ってしまった。
それほど魅力的な本だ。
図書館の本には帯がなかったが、「作家・船戸与一氏激賞!」というキャッチがうれしい。

もう一冊、長倉洋海さんの本を図書館から借りてきた。
『フォト・ジャーナリストの眼』 (長倉洋海/岩波新書/1992年刊)

Sekino_nagakura_kofukuron2_2Nagakura_photo_journalist

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【歩】トウカエデ

団地のトウカエデが黄色から紅色へ色づいてきた。
色づくまえに落ちてしまう葉が多いのはなぜだろう。
写真に撮ってきれいな樹が少ないのが残念。
落ち葉をひろってきた。

今日は快晴。

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【歩】朝の月

二日前、通勤のバス停付近で。
月齢十七日の月が、西の空に見えていたので撮ってみた。

冬至が近づき、夜明けが遅くなってきた。
冬の朝はつらいけれど、たまにはこういう景色も見られるのだ。


撮影日 2009/12/4(金) 6:34  小平市

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2009年12月 4日 (金)

【雑】ともだちの贈りもの

北海道の置戸(おけと)という町で木工の個人工房をしている友人から、先日、すてきな贈りものをいただいた。
彼女は、数年前に東京から北海道へ移住。
こちらでは、八ヶ岳の山小屋で働いていた。

オケクラフトセンターという、置戸町の森林工芸館で修業を積んで、独立。
置戸郊外の丘の上にある一軒家を借り、じぶんの工房をはじめた。
「クラフト工房・木奏」という。
北の大地でがんばっている。

そんな友人のあたたかな気持ちがこめられた、木の匙。
使ってみると、手になじんで、金属の匙にはない独特のやわらかさがある。
たいせつに使っていこう。

0912040009Okecraft1_2Okecraft2 オケクラフトセンター
 森林工芸館
http://www.town.oketo.hokkaido.jp/kougeihp/index.htm

オホーツクウッドクラフト振興会
http://www.owp.or.jp/okhotsk_craft/index.html 

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【観】定点観察(銀杏並木) 第22回(2009/12/4)

銀杏の葉が落ちて、黄金色の絨毯がひろがる。
季節は晩秋から初冬へ。

2009/12/4 (金) 6:28 晴れ

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2009年12月 3日 (木)

【読】グレートジャーニー

さっそく読みはじめた関野吉晴さんの新書。
これが、とてもいい。

Sekino_great_journey_1関野吉晴
 『グレートジャーニー ①中南米~アラスカ篇』
  ちくま新書390 2003年刊
  188ページ 950円(税別)

120点のカラー写真が美しい。
足かけ十年にわたる「人力」の旅のエッセンスという感じで、駆け足ではあるが、旅の途中での現地の人たちとのふれあいが、この人らしい。
あたたかさを感じる。

<1990年、私は「私のグレートジャーニー」を計画した。人類拡散の「グレートジャーニー」を逆ルートで、自分の脚力と腕力だけで辿ろうというものだ。/南米最南端パタゴニア・ナバリーノ島からビーグル水道をカヤックで漕ぎ出したのは、1993年12月5日のことだった。ここを出発点として、アメリカ大陸を北上、ベーリング海を渡り、ユーラシア大陸を横断して、人類誕生の地であるタンザニア・ラエトリに到達したのが、2002年2月10日。足かけ10年の旅となった。> (「グレートジャーニーとは」 本書P.9)

<われわれの周囲を見渡してみよう。金属、プラスチック、化学繊維、合成樹脂だけでなく、それが何でできているか素材のわからない物がほとんどだ。私たちと自然のあいだには、しっかりと障壁が作られている。自分たちが自然の一部であるということも忘れてしまう。> (「シンプル」 本書P.83)


星野道夫さんや池澤夏樹さんの志向に似たものを感じる。
ついこのあいだまで、この人のことを知らなかったのだが、いい人に(書物の世界で)出会えたことがうれしい。

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2009年12月 2日 (水)

【読】しあわせって、なんだっけ なんだっけ

かつて、こんなCMソングがあったな。
明石家さんま。
キッコーマン ポン酢しょうゆのあのCMは、好きだった。

まだ10ページほど残っているけど、二日間で読むことができた。
世界の「辺境地帯」(いい言葉ではない)を股にかけて活躍している行動的な二人の対談には、納得できることが多かった。
いつかまた読みかえしてみたい。そんなきもちになる本だった。

Sekino_nagakura_kofukuron『幸福論』 長倉洋海・関野吉晴
 東海大学出版会 2003年刊
 227ページ 2300円(税別)

関野 人間にとって幸福とはなにか。とっても大きなテーマなんだけれど、ぼくはスピードについてよく考えるんです。アマゾンにしてもヒマラヤにしても、あるいはエチオピアにしても、ぼくが出会った先住民たち、動くスピードってほとんど時速五キロくらい。……それにしてもぼくらの世界は時速八〇キロくらいで動いているでしょう。……

長倉 飛行機でいろんな国に行って、ときどきふっと思うのは、人間がこんな楽していいんだろうかってことなんです。だから、なんだか考えが古いのかもしれないけど、人間にとっては歩く速度が自然で、新幹線とか飛行機とか、ああいう速いものに乗ると不自然な疲れを感じます。……

♪ かぎりないもの それが欲望 ♪ (井上陽水)

♪ つみあげすぎた世の中は 生きてることがみえないよ ♪
  (山崎ハコ/工藤順子)


関野吉晴さんの 「グレートジャーニー」 シリーズは、児童書もふくめ多数出版されているけれど、手頃なところから新書を二冊手にいれた。

Sekino_great_journey_1_2Sekino_great_journey_2関野吉晴
 『グレートジャーニー ――地球を這う』

 ①南米~アラスカ篇
   ちくま新書(カラー新書) 390
   2003/3/10 第一刷発行
   188ページ 950円(税別)
 ②ユーラシア~アフリカ篇
   ちくま新書(カラー新書) 568
   2005/11/10 第一刷発行
   206ページ 950円(税別)

関野さんは、こどもを写真に撮るのが好きだと言っている。
カバーのこどもの顔、なんともいえない、いい写真だ。


【参考まで】
グレートジャーニー  ― Wikipedia ―
『グレートジャーニー』は、フジテレビジョン系で不定期に放送されるドキュメンタリー番組。人類の足跡を南アメリカ・チリナバリーノ島からタンザニアまで(北ルート)逆ルートから遡って行く旅の過程を、探検家・関野吉晴が歩く。最近は「地球デイプロジェクト」(2008年3月21日放送分)の一環として、ヒマラヤから日本までの南ルートを、日本人が日本に到達するまでを歩いた。

【さらに補足】
人類は、四百万年前、東アフリカに誕生したと言われ、百数十万年前、アフリカを飛び出してアジアに広がり、やがて極北の地を経て、ついには南米大陸の最南端、パタゴニアに達した。
この人類拡散の長大な旅を、イギリス生まれの考古学者 ブライアン・M・フェイガンは「グレートジャーニー」と呼んだ。 (関野吉晴 『グレートジャーニー ①』 ちくま新書 より要約)

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2009年12月 1日 (火)

【読】関野吉晴さんの写真集

『幸福論』(関野吉晴・長倉洋海/東海大学出版局 2003年版) といっしょに図書館から借りてきた、大判の写真集。

Sekino_amazon『アマゾン源流 インカの旅 未知の流れ』
 関野吉晴
 日本テレビ放送網株式会社
 1985/3/30刊 32cm 159ページ
 3900円
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000J6WFYE

関野吉晴さんは医師であり、写真家としての腕もそうとうなものだ。
今日から読みはじめた長倉洋海さんとの対談 『幸福論』 にも、ところどころ、関野さんと長倉さんのカラー写真が載っている。
どれも、大自然のなかで生きる人々のすばらしい表情をとらえた写真で、眺めているとほっとするものばかりだ。

この写真集も、大判ならではの迫力がある。

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