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2009年12月 2日 (水)

【読】しあわせって、なんだっけ なんだっけ

かつて、こんなCMソングがあったな。
明石家さんま。
キッコーマン ポン酢しょうゆのあのCMは、好きだった。

まだ10ページほど残っているけど、二日間で読むことができた。
世界の「辺境地帯」(いい言葉ではない)を股にかけて活躍している行動的な二人の対談には、納得できることが多かった。
いつかまた読みかえしてみたい。そんなきもちになる本だった。

Sekino_nagakura_kofukuron『幸福論』 長倉洋海・関野吉晴
 東海大学出版会 2003年刊
 227ページ 2300円(税別)

関野 人間にとって幸福とはなにか。とっても大きなテーマなんだけれど、ぼくはスピードについてよく考えるんです。アマゾンにしてもヒマラヤにしても、あるいはエチオピアにしても、ぼくが出会った先住民たち、動くスピードってほとんど時速五キロくらい。……それにしてもぼくらの世界は時速八〇キロくらいで動いているでしょう。……

長倉 飛行機でいろんな国に行って、ときどきふっと思うのは、人間がこんな楽していいんだろうかってことなんです。だから、なんだか考えが古いのかもしれないけど、人間にとっては歩く速度が自然で、新幹線とか飛行機とか、ああいう速いものに乗ると不自然な疲れを感じます。……

♪ かぎりないもの それが欲望 ♪ (井上陽水)

♪ つみあげすぎた世の中は 生きてることがみえないよ ♪
  (山崎ハコ/工藤順子)


関野吉晴さんの 「グレートジャーニー」 シリーズは、児童書もふくめ多数出版されているけれど、手頃なところから新書を二冊手にいれた。

Sekino_great_journey_1_2Sekino_great_journey_2関野吉晴
 『グレートジャーニー ――地球を這う』

 ①南米~アラスカ篇
   ちくま新書(カラー新書) 390
   2003/3/10 第一刷発行
   188ページ 950円(税別)
 ②ユーラシア~アフリカ篇
   ちくま新書(カラー新書) 568
   2005/11/10 第一刷発行
   206ページ 950円(税別)

関野さんは、こどもを写真に撮るのが好きだと言っている。
カバーのこどもの顔、なんともいえない、いい写真だ。


【参考まで】
グレートジャーニー  ― Wikipedia ―
『グレートジャーニー』は、フジテレビジョン系で不定期に放送されるドキュメンタリー番組。人類の足跡を南アメリカ・チリナバリーノ島からタンザニアまで(北ルート)逆ルートから遡って行く旅の過程を、探検家・関野吉晴が歩く。最近は「地球デイプロジェクト」(2008年3月21日放送分)の一環として、ヒマラヤから日本までの南ルートを、日本人が日本に到達するまでを歩いた。

【さらに補足】
人類は、四百万年前、東アフリカに誕生したと言われ、百数十万年前、アフリカを飛び出してアジアに広がり、やがて極北の地を経て、ついには南米大陸の最南端、パタゴニアに達した。
この人類拡散の長大な旅を、イギリス生まれの考古学者 ブライアン・M・フェイガンは「グレートジャーニー」と呼んだ。 (関野吉晴 『グレートジャーニー ①』 ちくま新書 より要約)

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