【読】五木寛之 「親鸞」 を読み始める
店頭発売前から予約し、早々に手に入れていたのだが、今日、ようやく読み始めた。
五木寛之 『親鸞』 (上)
講談社 2010/1/1 第1刷
310ページ 1500円(税別)
東京新聞連載時、途中からしか読めなかったから、今回、冒頭部分をはじめて読んだ。
じつにおもしろい。
さすが、五木寛之。
のちに親鸞となる日野忠範という少年と彼をとりまく世相が、魅力的に描かれている。
ようやく、新聞連載で読み始めた部分(「幼年期との別れ」)まで読みすすんだ。
ちょうど、上巻の三分の一だ。
東京新聞 2010年1月10日(日) 朝刊 読書欄 (記者:中村陽子) より
<「善人」とは言い切れない自分を自覚しながらも、信仰に向かってひたむきに励む姿が、共感を誘う。 「実際のことは、誰にも分かりません。プライベートなことを全く書き残していない人なので、かつては非実在説があったほどです。奥さんや子供の数にも、いろんな説があります。」 そんな中、迷い悩みながら成長する一人の青年として、若き日の親鸞像を浮かび上がらせた。/立ち回りを含む挿話が随所に盛り込まれ、活劇を見るようなエンターテインメント性も備える。>
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