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2010年4月25日 (日)

【楽】休日の朝に聴く歌 須藤もん

宣伝もかねて。

晴れて気分のいい朝、ひさしぶりに大音量で聴いてみた。
「隧道」 と 「めし」 の二曲が、ことのほか好きだ。

須藤もんさん自身のアクースティック・ギター、告井延隆さんのピアノ・二胡(胡弓)・パーカッション、あおやぎとしひろさんのマンドリン、くみこさんのアコーディオン。
使われている楽器はこれだけ。
シンプルで、アクースティックなサウンドだ。

音を重ね重ねて、これでもか、と、圧倒的に迫ってくるサウンドが多い昨今だが(嫌いではないが)、そんな風潮にあえて背を向けるような、武骨ともいえる素朴な味わいがいい。
まるで、すぐそばで生の演奏をしてくれているようなあたたか味、手づくりの感じがうれしい。


須藤もん  隧道  発売元:(有)M&I音楽出版 YKCR-204

  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FDF0FW

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【収録曲】 全7曲
めし (詞:藤本長門/須藤もん 曲:須藤もん)
雪よ、葬って (詞:三善亜紀 曲:須藤もん)
逃げる (詞・曲:須藤もん)
この川を (詞・曲:須藤もん)
冬は厳しく (詞・曲:須藤もん)
夕焼け (詞・曲:対馬照)
隧道 (詞・曲:須藤もん)

このアルバムのプロデュースは須藤もんさん。
ディレクターは玉井まさじさん。
玉井さんは、憂歌団や上々颱風のマネージャーをつとめた経歴の持ち主。
現在は吉祥寺音楽祭をはじめ、さまざまなイベント、コンサートの縁の下の力持ち的活動を続けていらっしゃる。

伴奏の告井延隆さんは、センチメンタル・シティ・ロマンスの中心メンバー。
あおやぎとしひろさん と くみこさん は、高田渡さんのアルバム (1999年「ベスト・ライヴ」) にも参加しているミュージシャン。

メジャーではないが、じつは錚々たるメンバーなのだ。

「雪よ、葬って」 の作詞者 三善亜紀さんは、もんさんのファースト・アルバム収録曲 「かえろう」 でも詞を提供している(アルバム・タイトル曲 「かえろう」)。

「冬はきびしく」 での、あおやぎさんのマンドリンが絶妙。
「隧道」 他で、くみこさんの素敵なアコーディオン演奏が聴ける。

たくさんの人に聴いてほしいアルバムだ。


センチメンタル・シティ・ロマンス
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B9

吉祥寺音楽祭
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E7%A5%A5%E5%AF%BA%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E7%A5%AD

高田渡 「ベスト・ライヴ」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FP4F

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コメント

発売元の「M&I」が引っかかったので(笑)、リンクをたどってamazonのサイトで試聴してみました。
評価が5つ星で、お一人の方がつけられたものでした。
その方の思い入れとやまおじさん様のお薦めに従ってポチっと購入ボタンを押してきます。

投稿: マヌカン☆ | 2010年4月25日 (日) 15時38分

>マヌカン☆さん
お買い上げありがとうございます。宣伝した甲斐がありました(笑)。
M&Iですが、インディーズです。
玉井さんの関係でこうなったのかも(そのあたりの事情はよく知りませんが)。

コメントにマヌカン☆さんのブログのリンクを貼ってくださったので、さっそくお気に入りに登録して拝見します。

投稿: やまおじさん | 2010年4月25日 (日) 16時07分

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