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2010年5月22日 (土)

【山】【読】山野井泰史さんの連載(東京新聞夕刊)

カテゴリー 【山】【読】は強引かもしれないが……。

東京新聞の夕刊一面に 「この道」 という連載記事がある。
ちょうど日経新聞の 「私の履歴書」 のような内容だ。

すこし前まで、河野洋平が52回にわたって連載していたが、私はまったく読む気がなかった。
その後、5月6日(木)から、クライマーの山野井泰史さんの連載がはじまった。
毎日、欠かさず読んでいる。

東京新聞 2010年5月6日(木) 夕刊 一面
 「この道」 山野井泰史  第1回 「クライマーズ・ハイ」


20100506_tokyo_shinbun

この人のことはあまりよく知らなかったが、服部文祥さんの本 『サバイバル登山家』 (みすず書房)に序文を寄せていたので記憶にあった。


Hattori_survival_climber_2【読】サバイバル登山家 2009年7月17日 (金)
 http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-aee3.html

【読】サバイバル登山家(続) 2009年7月17日 (金)
 http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-91b8.html

服部さんもすごい人だが、この山野井さんはもっとすごい。
クライミングの内容にも驚かされるが、生き方が山登り一筋なのだ。


5月22日(土) 第15回 「山だけで生きる」 より

<好きな山登りだけやっていても、生きていける。そう思うようになったのは二十代半ばからですね。二十代前半は派遣労働者として、流れ作業で働いたりしてましたけど。それからは職業を持つことは考えませんでした。/山に行きはじめた小学生の時は、山小屋で仕事をできたらいいなと思っていましたけどね。毎年、いろんな外国の山に行くようになると、山小屋の仕事なんかできないわけですよ。……>

<唯一、定職というんじゃないけど、富士山の強力は十年くらいやりました。これはヒマラヤのトレーニングにもなりますから。……>

 1992年、ブロードピークにいっしょに登った長尾妙子さんと結ばれ、奥多摩で暮らすようになる。妙子夫人も数々のハイレベルな登攀を世界各地で行ってきたトップクライマー。夫妻で山一筋の暮らしを続けてきた。

<とにかく山登りにマイナスになるようなことはしたくなかった。自分の山登りができなくなる、時間がさけなくなるようなことはしたくないと思っていたんです。収入は、普通の人が聞いたら笑っちゃうような額ですけど。強力は2002年にはやめたから、あれからどうやって収入を得てきたんだろう(笑)。……>

― 5月21日(金) 東京新聞 第14回に記された紹介文より ―
やまのい・やすし
 1965年、東京都生まれ。「世界最強」とうたわれた登山家。文部科学省スポーツ功労賞、植村直已冒険賞などを受賞。題字は本人。(構成=編集委員・佐藤次郎)

― Wikipediaより ―
山野井 泰史(やまのい やすし、1965年4月21日 - ) は、東京都出身のソロクライマー。身長165cm、体重58kg。東京都西多摩郡奥多摩町在住。
高校就学時よりアルパイン・クライミングに傾倒。高校卒業後はアメリカ合衆国のヨセミテなどでフリークライミングに没頭する。フリークライマー平山ユージと共にルートに挑戦した。その後はビッグウォールに転身し、妻の妙子とともに、毎年新ルートを開拓する。ギャチュン・カン北壁の登攀後、嵐と雪崩に巻き込まれ重度の凍傷に罹り手足の指10本を切断する重傷を負うも、クライミングへの熱意は冷めず、オールラウンドな挑戦を続けている。


【参考書籍】

Yamanoi_iwatoyuki_1山野井泰史 『垂直の記憶―岩と雪の7章』
 山と渓谷社 2004年
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4635140059
出版社/著者からの内容紹介
2002年秋、山野井泰史は、ヒマラヤの難峰ギャチュン・カンに単独登頂後、下降中嵐につかまり、妻・妙子とともに決死の脱出を試みて奇跡的に生還した。この衝撃的な生還を機に、自らのクライミングの半生を振り返り、難ルートから挑んだ高峰への思いを綴る。すさまじい登攀への思いと「日常」の生活も著わした、氏の再起への物語でもある。




Sawaki_tou沢木耕太郎 『凍』
 新潮社 2005年
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410327512X
内容(「BOOK」データベースより)
最強のクライマーとの呼び声も高い山野井泰史。世界的名声を得ながら、ストイックなほど厳しい登山を続けている彼が選んだのは、ヒマラヤの難峰ギャチュンカンだった。だが彼は、妻とともにその美しい氷壁に挑み始めたとき、二人を待ち受ける壮絶な闘いの結末を知るはずもなかった―。絶望的状況下、究極の選択。鮮かに浮かび上がる奇跡の登山行と人間の絆、ノンフィクションの極北。講談社ノンフィクション賞受賞。




【2010/5/30追記】
YouTube
1/7 山野井泰史夫妻のオルカ初登 クライミング (全7映像の1)
 NHKスペシャル
http://www.youtube.com/watch?v=aLMLk8WeAEI&NR=1

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