【楽】休日の夕暮れに聴くジャズ
きょうは、すがすがしい天候の一日だった。
外出から戻って、昼間聴いたCDの続編があったことを思いだし、棚からひっぱりだして聴いていた。
ERIC DOLPHY & BOOKER LITTLE
REMEBMERED LIVE AT SWEET BASIL VOL.II
日本盤 キングレコード K32Y 6214 (1988年)
録音場所と日付(1987年10月3日・4日)、演奏メンバーは前作と同じ。
収録曲
NUMBER EIGHT / FIRE WALTZ / BEE VAMP
なんといっても、ドルフィー=リトル クインテットの演奏でも有名な、マル・ウォルドロンが作った「ファイアー・ワルツ」が圧巻。
テーマ演奏の部分こそ、ドルフィー=リトルの演奏をコピーしているが、即興演奏のソロ・パートはまったくのオリジナルだ。
このセッション、ファイブ・スポット・セッションを念頭に置き、その時の演奏曲目を再演しているが、単なる再現セッションではない(市川正二氏のアルバム解説)。
あらためて感心したのは、エディ・ブラックウェルの複合リズム的なドラム・ソロと、マル・ウォルドロンのシンコペーションを多用した独特なスタイルのピアノ・ソロだ。
もちろん、ホーンの二人(ドナルド・ハリソン、テレンス・ブランチャード)、ベースのリチャード・デイヴィスも個性的な演奏をたっぷり聴かせてくれる。
ジャズの即興演奏の醍醐味とは、こういうものなのだ。
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