【山】【読】夢枕獏「神々の山嶺」のモデル
夢枕獏さんの小説 『神々の山嶺』 は非常におもしろく、これまでに何度か読み返した。
その文庫版あとがきで獏さん自身が語っていることだが、主人公(羽生丈二)のモデルが森田勝というクライマーだ。
ずっと気になっていた、この人、森田勝を描いたノンフィクションを読んでいる。
よく言えば山一筋、悪く言えば山馬鹿。
ワガママでハタ迷惑な人なのに、純粋で子どもっぽいところが憎めない。
―― どうやらこんな人だったようだ。『狼は帰らず ―アルピニスト・森田勝の生と死―』
佐瀬 稔 著 中公文庫
1998年刊 324ページ 838円(税別)
(親本 1980年12月 山と渓谷社)
このところ山岳関係の本を続けて読んでいる。
こういう本を読むと、また山に行きたいな、と心から思う。
Wikipedia 森田勝
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E7%94%B0%E5%8B%9D
夢枕獏 『神々の山嶺(かみがみのいただき)』 集英社文庫 上下巻
この魅力的な山岳小説については、私のWebサイトに詳しく書いたことがある。
晴れときどき曇りのち温泉 「この一冊」
夢枕獏 神々の山嶺
http://yamaoji.hp.infoseek.co.jp/b_baku_kamigami.html
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