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2010年7月16日 (金)

【読】グレートャーニー(角川文庫) 2巻目

毎日暑くて、眠い。
電車のなかで本を開いても、数ページ読んだだけで睡魔におそわれる今日この頃。

「こんな本を読んだ」 というか、「こんな本をまだ読んでいる」。


Sekino_great_journey_k02関野吉晴
 『グレートジャーニー 人類5万キロの旅 2』
   ― 灼熱の赤道直下から白夜のアラスカへ ―
 角川文庫 2010/2/25発行
 292ページ 629円(税別)

このシリーズ、各巻の解説も興味ぶかい。
第一巻の解説が椎名誠、二巻目 石川直樹、三巻目 西木正明、四巻目 島田雅彦、そして五巻目は船戸与一。
うれしいじゃないか。

石川直樹は、作家 石川淳の孫。
1977年生まれで、肩書は「探検家・写真家」ということになっている。
(本書解説では「写真家」)
この人については、ネット上での毀誉褒貶がはげしいので、あまり触れないでおくが……。

船戸与一氏も、この解説(第五巻は2010/5/25発行)を読むかぎり、なんとか健在らしい。
(健康上のことでよくない噂を聞いているので、心配していたのだ)


さて、この第二巻だが、印象深いシーンがあったので書きしるしておきたい。
関野さんが中米のグアテマラを訪れた部分、「8 全霊祭の村」 の中の 「リゴベルタ・メンチュウさんに会う」 という一節だ。

リゴベルタ・メンチュウさんという人は、1992年に新大陸の先住民として初めてノーベル平和賞を受賞した女性。
関野さんはこの人に面会し、話を聞いたあとで、こう尋ねた。

 ― 以下、本書(P.157)から引用 ―

 私は、メンチュウさんのノーベル平和賞授賞式の言葉について尋ねた。
 「『私をみちびき育ててくれたマヤの教えと大地に感謝します』と受賞の挨拶で言っていますが、私たち日本人がマヤの教えから何かを学ぶことができるでしょうか」
 「他の文化から何かを得ようとするのは、間違いではないでしょうか。まず大切なのは、自分の属する文化の伝統に従って生きることです。自分たちの文化を見つめなおせば、そこに学ぶべきことはたくさんあるはずです。自分たちの伝統文化を忘れて、他の文化から何かを学んでもほとんど意味がありません」


― Wikipediaより ―
リゴベルタ・メンチュウ・トゥム(Rigoberta Menchú Tum, 1959年1月9日キチェ県チメール - )はグアテマラのマヤ系先住民族の1つキチェの人権活動家・実業家である。1992年にノーベル平和賞、1998年にアストゥリアス公賞を受賞した。メンチュウはユネスコ親善大使の1人である。人類学者のエリザベス・ブルゴスによる聞き取り『私の名はリゴベルタ・メンチュウ』(1983年)、Crossing Borders などの著書がある。幼少期から不正、差別、人種差別、グアテマラの極貧状態で生きる何十万もしくは何百万人もの先住民に対する搾取の事実を痛切に感じていた。軍と準軍組織により、両親、兄弟、共同体のメンバーが暗殺されている。……

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