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2010年7月23日 (金)

【読】グレートジャーニー(角川文庫) 三巻目

まだ、関野吉晴さんの「グレート・ジャーニー」シリーズを読み続けている。
この人の文章は、読んでいて飽きがこない。
会ったことがないので、実際どんな人かわからないが、生き方が文章にあらわれているように思うのだ。
こういう文章が「自然体」というやつなんだろう。


Sekino_great_journey_k03_2関野吉晴
 『グレートジャーニー 人類5万キロの旅 3』
  ― ベーリング海峡横断、ツンドラを犬ゾリで駆ける ―
 角川文庫 2010/3/25発行
 290ページ 629円(税別)

巻末解説は、早稲田大学探検部出身の西木正明さん。
早稲田の探検部といえば、船戸与一さんもそうだ。
写真家の星野道夫さんは、慶応の探検部。
そして、この本の著者 関野吉晴さんは一橋大学の探検部出身だ。

この三巻目のおわりに、萱野茂さんとの対話が6ページほど掲載されている。

<萱野茂さんに会う
 日本に帰国した時に、萱野茂さんに会った。萱野さんは北海道に暮らすアイヌ民族だ。
 チュクチなど極東シベリアの先住民族から学ぶことはたくさんあるが、日本のことも忘れるわけにはいかない。
 私は、「人類はどうやって日本列島に辿り着いたのだろう」と、アフリカまで人類の起源を辿りながら考えていた。そのヒントを教えてくれそうなのが、北海道に生きる先住民族アイヌだ。……> (本書 P.274-)


私には意外だったが、関野さんは萱野茂さんとも接点があったのだった。

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