【読】さすがだね、みゆきさん
みゆきさん、と言っても、中島さんじゃなくて宮部さんのほうだけど。宮部みゆき 『小暮写眞館』
講談社 2010年5月15日発行
716ページ 1900円(税別)
ぶ厚く、重い。
目方を量ってみたら、700グラムあった。
厚さは4センチ。
電車の中、片手で持って読むのは、ちと、しんどい。
今日から読みはじめたのである。
朝夕の通勤の乗り物のなかで、100ページほど。
活字が小さいので(たぶん9ポイント) 、そうとうなボリュームだ。
それだけ楽しみの大きな小説とも言える。
今日読んだところまでで、写真館の「真」が、なぜ「眞」なのかわかった。
宮部みゆきさんの小説のなかでは、『理由』(1998年、直木賞受賞作)と似た世界。
少年を主人公にした現代小説は、宮部さんの作品のひとつの流れだ。
一週間ぐらい、宮部ワールドにどっぷり浸ることができそうだなあ。
| 固定リンク
「【読】読書日誌」カテゴリの記事
- 【読】朝鮮戦争・朝鮮分断の起源(2019.08.23)
- 【読】ノーマ・フィールド(2019.08.18)
- 【読】ぼちぼちいこうか総集編(2018年・読書編)(2018.12.27)
- 【読】飾りじゃないのよ書棚は――ひさしぶりに本の整理(2018.01.11)
- 【雑】紅梅、ほころぶ(2018.01.10)
「こんな本を読んだ」カテゴリの記事
- 【読】朝鮮戦争・朝鮮分断の起源(2019.08.23)
- 【読】ノーマ・フィールド(2019.08.18)
- 【読】ぼちぼちいこうか総集編(2018年・読書編)(2018.12.27)
- 【読】イザベラ・バード『日本奥地紀行』を読む(2018.01.08)
- 【読】2017年に読んだ本(2017.12.30)
「宮部みゆき」カテゴリの記事
- 【雑】宮部みゆき原作「火車」ドラマ化(2011.11.06)
- 【歩】おいてけ堀(2011.05.02)
- 【雑】みゆきさん、いいなあ(2011.04.17)
- 【雑】東京どんぶらこ(錦糸町)(2011.02.20)
- 【読】五木寛之 選評集(続)(2010.09.12)
コメント