【楽】【読】何日君再来
夜も更けてきたので、簡単に。
今日から読みはじめたばかりだけれど、これは面白い。
やっぱり、小難しい本より、こういう軽い読み物がいいな。中薗英助 (なかぞの・えいすけ)
『何日君再来(いつのひきみまたかえる/ホーリーチュンツァイライ)物語』
河出文庫 1993年発行
(親本 1988年2月 河出書房新社刊)
333ページ 750円(税込)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309403751
この本は、私の親しい友人が読んでいたのを見て、面白そうだなと思って手に入れた。
「何日君再来」は戦中に大流行した歌だが、今でも歌われている。
その友人、MOTEL(須藤もん&対馬照)の二人も、アルバムにこそ入れていないが、ライブでよく歌っている。
<戦火に揺れる激動の1930年代に流行し、いまも日中両国民に愛唱される名歌謡曲が秘めるミステリアスな謎と悲劇の運命とは? 李香蘭(山口淑子)など一世を風靡した歌手たち関係者や、文献資料の綿密な調査から明らかにされる作詞者と作曲家の真実……それは日中関係史の再発見であり、現代中国の暗部を照らす鏡でもあった。八年の歳月をかけた傑作ドキュメント> (本社カバーより)
この本を読んでいると、「何日君再来」の、あの憂いを含んだメロディーが耳によみがえってしかたがない。
著者は、横浜中華街を歩いていて、たまたまレコード店から流れていた、テレサ・テンのカセット・テープを手に入れた。
そこから、この物語がはじまる。
テレサ・テン(鄧麗君/テン・リューチン)の歌唱は、私も好きだ。
テレサ・テン
ベスト+ベスト 日本語&中国語ヒット曲聴き比べ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00164POUA
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