【震】はじめての停電
今日は、午後から家に帰ってきた。
国分寺駅ビルのパン屋の店頭に、ほとんどパンが残っていなかったが、少し買って帰った。
はやめに風呂にはいり、夕食もすませた。
停電予定時刻の午後6時20分を過ぎても、電気はついていた。
すっかり油断して、「今日はきっと停電しないね」と話しあっていた矢先……。
6時40分頃だっただろうか、突然、電気が消えた。
ちょうど、エアコンの暖房を入れ、テレビを見ている最中のことだった。
あわてて懐中電灯を点灯。
用意してあったガスのランタン(キャンプで使っているもの)をつけると、部屋の中が薄明るくなった。
念のため、玄関にある電気の大元のブレーカーは切っておく。
共同階段の非常灯だけは点灯していたが、外は真っ暗闇だ。
確かめなかったが、近くの信号機も消えたていたことだろう。
ときおり、車が通り過ぎ、ヘッドライトのあかりがまぶしい。停電と同時に水道も止まってしまった。
携帯電話も通じない。
家の固定電話も電気が必要なタイプなので、通じない。
電気がないということは、これほど不便なことなのだな。
しばらくトランジスタラジオを聞いていたが、他にすることもないので早々とふとんに入った。
ラジオを聞きながらうとうとしているうち、いつの間にか眠ってしまったらしい。
21時半頃、目覚まし時計で目がさめた。
終了予定時刻よりも30分ほど早めにセットしておいたのだ。
停電が終わっているのかどうか、さっぱりわからない。
ためしにブレーカーを入れてみると、部屋の明かりがついて電話機(FAX兼用)が起動する音がした。
予告されていたとはいえ、まったく、いきなりの停電開始と復旧。
「計画停電」がはじまってから三日目にして、初めての、この地区の停電だった。
明日からこれが日常的になるのだろうか……。
まあ、そのうち慣れるだろう。
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コメント
やまおじさん、いよいよ計画停電が現実化してきましたね。臨場感が伝わります。食料に困らず、平穏に生活が続けられることを遠くから祈っています。情報を、どうぞ可能なかぎり書き続けてください。
投稿: 玄柊 | 2011年3月17日 (木) 08時42分
>玄柊さん
コメント、ありがとうございます。
今日もたいへんなことがありました。
後ほどブログに書きます。
日々、たいへんさの度合いが増していくようですが、なんとかやっています。
投稿: やまおじさん | 2011年3月17日 (木) 21時31分
やまおじさん
地震、停電、東京も大変ですね。
お見舞い申し上げます。
すべてが守られますように
お祈りします。
どうぞお体大切になさって、
お元気でいらしてください。
投稿: モネ | 2011年3月17日 (木) 22時05分
>モネさん
お見舞い、ありがとうございます。
原発の動向も気になりますね。
冬に戻ったような寒さですので、被災地の方々が気の毒でなりません。
投稿: やまおじさん | 2011年3月17日 (木) 22時34分