【読】服部文祥さんの新刊 「百年前の山を旅する」
きのう、神保町をぶらぶら歩いて、三省堂書店(神保町店)にはいってみた。
偶然、こんな本を目にして購入。
服部文祥 『百年前の山を旅する』
東京新聞 2010年10月23日 初版第一刷発行
2011年1月27日 三刷発行
単行本
https://amzn.to/4fm1ob6
ずいぶん前に出版されていたのに、知らなかった。
三省堂書店の上の階からエスカレーターで降りているとき、壁に山の写真がたくさん飾ってあった。
いい写真だった。
よく見ると「服部文祥」「百年前の山を旅する」という文字が。
一階でエスカレーターを降りたところにワゴンが置いてあり、この本が平積みになっていた。
うまい売り方だなあ。
服部さんのファンなので、迷わず一冊手とってにレジに向かった。
― Amazonサイトより ―
<ゴアテックスもヘッドランプも持たず、ハンテン、股引、脚絆にわらじという出で立ちで、100年前の登山を追体験。それは登山と人の本質な関係に迫り、また、行き過ぎた現代文明の恩恵によって忘れていた感情を再発見する旅であった。 山と人の古くて新しい魅力を紀行文で伝える。 当時の格好で追いかけるのは、田部重治やW・ウェストン、江戸時代の加賀藩の杣人足など。 山の専門誌 月刊「岳人」に掲載し、好評を得たものに大幅加筆。最新取材や書き下ろしを含む。>
何よりも、タイトルに惹かれた。
百年前の人々の山登りを想像してみると、なにやらわくわくしてくる。
このところ、地震・災害、原発、そんな本ばかり読んでいたので、気が滅入っていたところだ。
こういう本を読んで気分を変えたいな。
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コメント
神保町の三省堂には、3月、4月と立て続けに行き、東京・江戸関連の本がうまくまとめられているのを見ました。この本「百年前の山を旅する」のことは気がつきませんでしたが、良さそうですね。
復興構相会議に梅原さんが参加していることは心強いです。それにしても、政治家たちの足の引っ張り合い、このようなことをやっている場合ではありません。情けなし!!
投稿: 玄柊 | 2011年5月 1日 (日) 08時26分
>玄柊さん
服部文祥さん、いいですよ。
2009年11月に出版されていた(最近知りました)『狩猟サバイバル』(みすず書房)も魅力的な書物です。
私は、注文しましたが。
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032345534&Action_id=121&Sza_id=B0
投稿: やまおじさん | 2011年5月 1日 (日) 20時22分