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2011年6月15日 (水)

【読】あんがい読めないものだ

時間がたっぷりある生活になって、本をたくさん読めるかと思ったが、あんがい読めないものだ。
先週土曜日から読みはじめて、まだ半分しか読んでいない本。

高木仁三郎 『プルトニウムの恐怖』
 岩波新書 黄版173
 1981年発行 227ページ

専門的な内容ということもあり、なかなか進まない。
今から30年前に書かれたものだが、現在の原発の状況をみごとに予見している。
人類がとうてい制御しきれないもの、それが原子力なんだな、と痛感する。

読みたい本がどんどん増えてきて、困る。
今日も、書店で二冊受けとってきた。

塩見鮮一郎さんの新刊 『解放令の明治維新―賤称廃止をめぐって』
 
河出ブックス 2011/6/30発行
寺田寅彦のアンソロジー 『ちくま日本文学 寺田寅彦』
 
筑摩書房 2009年発行

寺田寅彦に関心を持ったので、図書館からも何冊か借りてきたのだが、いつになったら読めることやら。
あまり欲張るのもいけないね。

201106150039

 

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コメント

 さいぼくハム食べたことありません。おいしかったですか。そこの温泉の前を通ったことがあります。
 私もこのごろ本を読んでいないなあ、と反省して高村薫の「太陽を曳く馬」を図書館で借りてきました。上巻読み終わった。下巻は貸し出し中とのことで未読。勤務しながら山に登ったりブログやったり温泉に行ったりと時間を有効に使ってきたのでしょう。すごいと思います。わたしは常勤だったら疲れてぐうたらしてしまいそう。大岡トメの「きっぱり」も好き。なんだか元気がでてきます。塩見も高木も以前「読まなければ」ならない本だと思って読んだ記憶があります。ねばねば路線は若い人たちに強制して、わたしは気分に任せ、読みたい本を読むことにしています。でも、やっぱり、「ねば」もあるか。「枕草子」の学習会にたまに参加しているから、角川書店の本格的なのを買った。原則、図書館にしているのですが。

投稿: ろくろくび | 2011年6月15日 (水) 20時11分

>ろくろくび さん
コメント、ありがとうございます。
サイボクハムはおいしいですよ~。
本は、通勤電車・バスの方が集中して読めたような気がします。
「ねばならぬ」から、できるだけ遠ざかった生活をしたいと心がけています。
「原則、図書館」……私もそうしたいのですが、なかなかできません。
まだまだ「欲」が強いのかなあ。

投稿: やまおじさん | 2011年6月15日 (水) 20時27分

私も「原則、図書館」!へ復帰しようと決心したのですが、
相変わらず読みたい本の山また山・・・
その中には、高村薫の「神の火」上もあります。。。

投稿: モネ | 2011年6月15日 (水) 21時42分

>モネさん
高村薫『神の火』は私の手元にもあったのですが、いつのまにかなくなっています。きっと読まずに処分してしまったのでしょう。
いつか読もうと思ってとっておいてもダメな見本かも(私にとって、ですが)。
読みたい気もちはあるので、その時には図書館から借りて読もうと思います。
そろそろ、ためこんだ本の在庫処分を始めるつもりです。
(図書館友の会主催の古本市に寄贈するのですが)

投稿: やまおじさん | 2011年6月16日 (木) 09時12分

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