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2011年6月11日 (土)

【震】アイヌ民族の津波伝承

北海道にいるあいだ、北海道新聞(道新)を読んでいた。
五木寛之の連載小説「親鸞 激動篇」も、毎日欠かさず読むことができた。

昨日(5/10)の朝刊一面に、興味ぶかい記事があった。

北海道新聞 2011/6/10(金) 1面
 「アイヌ民族の津波被災裏付け
  伝承20編 地質痕跡と照合 新潟大准教授」

20110610_doushin

<11~19世紀ごろの道内アイヌ民族の伝承40編に、津波に関する記録があることが確認され、このうち少なくとも16市町村に伝わる20編は実際の被災体験に基づくとみられることが、新潟大の高清水康博准教授(堆積地質学)の調査で分かった。過去の堆積物調査で津波の痕跡があった地域と、伝承が記録された地域を照らし合わせるなどして調べた。文字記録が少ない開拓期以前の津波の被害状況の一端を伝える貴重な資料といえそうだ。……>

伝承のいくつかが紹介されている。
アイヌ民族の豊かな文化が感じられる。

<「津波は心を持つ悪い波で、津波よけの祈りがあった。破損した古道具や穀物のヒエなどを海岸に並べる。『ホーイホーイ』と言いながら、道具などを蹴飛ばして海に入れ、先に物を渡すからコタン(集落)まで来なくていいと頼む」(胆振管内むかわ町・1943年)>

<「古老の父が若かったころ、大津波があり、大地が裂けて中からフナのような魚が飛び出した。大津波はむやみには無いが、言い伝えでは地震が先に来る。高台に逃げる時は笹地を選べ。笹は根を深く張って中々、地面が裂けない」(日高管内新ひだか町・1955年)>

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