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2011年7月の42件の記事

2011年7月31日 (日)

【読】【震】池澤夏樹さんが説く「希望」

コモンズ社から刊行された 『脱原発社会を創る30人の提言』 の巻頭。
池澤夏樹さんによる19ページほどの文章を読んだ。

 「昔、原発というものがあった」  池澤夏樹 作家・詩人

今回の福島第一原発事故の後、原発に対する池澤さんの考えを、あらためて知りたかった。――私の知る限り、三月の大震災の後、マスメディアで池澤さんの発言はほとんどなかったので。
それが、ここに明確に示されている。
物理学の徒でもある池澤さんの言葉には、説得力があり、心強い。


人間の手には負えない原子力

<地震と津波は天災だったが、原発は人災である。> (本書 P.10、以下同様)

福島第一原発が設計と運転において杜撰でいい加減で無責任だったからではなく、そもそも、原子力は人間の手に負えないものだ、と、池澤さんは冒頭ではっきり言う。

再生可能エネルギーの将来性

それでは、原子力が担ってきた分のエネルギーをどこに求めるか?

<これは未来図を描く試みであり、どの距離の未来を構想するかで話は変わってくる。はるかに遠い時代の夢物語ならば、どんなことでも言える。かと言って、本当に近いこのなつの電力事情となると現実的な制約が多すぎる。その間のどこかに、この時点で見て(というのは、福島第一がまだ安定にほど遠く、広い範囲に放射性降下物(フォールアウト)が散って人々の不安が募る今ということだが)、ある程度まで具体性のある図が描けないかということだ。> (P.11)

再生エネルギーについて、現実的に実現可能な方策を、池澤さんは提示している。
そういえば、小説 『すばらしい新世界』 は、風力発電を題材にしていた。

再生可能エネルギーに異論を唱える人たちが指摘する「供給の不安定」に対して、池澤さんが示す二つの方策。

(その一) 電力網をずっと広範囲なものにする
アメリカで具体化されている「スマートグリッド」というコンセプト。
電力の生産と消費の地域的な偏りを是正し、互いに融通しあう大きなシステム。
日本全体を一つのネットワークで結んで供給と需要の平均化を図る。
そのためには、今の日本の電力事業の問題点である、「地域独占」を解体する必要がある。

(その二) 蓄電技術
<…最近の蓄電池の性能向上は別種の蓄電施設を可能にした。この方面への自動車業界の貢献は大きい。石油の枯渇を近い将来に見た彼らは、早い段階から別のエネルギー源へのシフトを模索していた。…>
<…高性能の蓄電池のコストが格段に下がった。これからは風力発電機は蓄電施設とセットで造られるだろうし、送電網の中継点にも大規模な設備が用意されているだろう。…> (P.15)

手の届く範囲にある技術

具体的な事例を並べたのは、それらが「基本的にはわれわれの手の届く範囲にある技術」だから、と言う。

<風力発電について言えば、あれはただの風車だ。風が強いところに風車を立てて発電機につなぐ。根本的な困難は何もない。…> (P.16)

「海洋温度差発電」についても
<SFの中の話と聞こえるかもしれない。その先の判断は個々人の工学的なセンスの問題になるが、ごくは楽観的に案外実現可能と思っている。…> (P.17)

原子力への警戒

「安全神話」を鋭く批判している。
作家になって間もなく、東海村の原子力発電所を見学に行った時に書かれた文章が引用されている。
それは 『楽しい終末』 (ノンフィクション)に収録されているものだった。

池澤さんは、すでにその頃から、奴ら(発電所側)が言う「安全」に胡散臭いものを感じ、指摘していたのだった。
下は本書P.20、池澤さん自身による引用。

<制御と遮蔽が原子力産業全体の基本姿勢である。遮蔽について実に正直に語っている文書をぼくは発電所でもらった。…「安全への配慮」という項目には「放射線の封じ込め」と題して五つの壁が放射性物質の周囲にあることを強調している。そして箇条書きにして五項目からなるその、句読点まで含めて百六十字ほどの短い文章の中で、危険性は「固い」、「丈夫な」、「密封」、「がんじょうな」、「気密性の高い」、「厚い」、「しゃへい」、という言葉の羅列によって文字通り封じ込められていたのである。/これは思考の文体ではなく、説明の文でもなく、要するに広告コピーの、売り込みの文体である。…> (『楽しい週末』 文春文庫)

この本も、もういちど読みなおしてみようと思う。

<どこかに欺瞞がある。/世の事業の大半はこんな風に安全性を強調はしない。新幹線も飛行機も今さら「安全です」とは言わない。何かを隠そうとすればするほど、それが露わになる。…> (本書 P.21)

原理的に安全ではない

「より根源的な問題」として、「原子力は原理的に安全でないのだ」。

<原子炉の中でエネルギーを発生させ、そのエネルギーは取り出すが同時に生じる放射性物質は外へ出さない。あるいは、使用済み核燃料の崩壊熱は水で冷却して取り去るが、放射線は外に漏れないようにする。あるいは、どうしても生じる放射性廃棄物を数千年にわたって安全に保管する。> (P.22)

この原理には無理がある。その無理はたぶん、われわれの生活や生物たちの営み、大気の大循環や地殻変動まで含めて、この地球の上で起こっている現象が原子のレベルでの質量とエネルギーのやりとりに由来するのに対して、原子力はその一つ下の原子核と素粒子に関わるものだというところからくるのだろう。> (P.23)

<この二つの世界の違いはあまりに根源的で、説明しがたい。「何かうまい比喩がないか?」とぼくの中の詩人は問うが、「ないね」とぼくの中の物理の徒はすげなく答える。「原子炉の燃料」というのはただのアナロジーであって、実際に「炉」や「燃」など火偏の字を使うのさえ見当違いなのだ。> (P.23)

<唯一わかりやすいのは数字かもしれない。ヒロシマの原爆で実際にエネルギーに変わったのは約1kgのウランだったが、そのエネルギーはTNT火薬に換算すると1万6000t分だった、というこの数字が含む非現実性を示すこと。両者の間には8桁の差がある。…> (P.23)


この言葉は、ものすごく説得力がある。
以上、引用ばかりが長くなってしまった。
池澤さんの文章をうまく要約することは、私の手に余る。
本屋さん(あるいは図書館)で、この本を実際に手にとっていただきたいと思う。

池澤さんの文章は次のように結ばれている。

<テクノロジーの面においては、その気になれば社会はがらりと変わる。原発から再生可能エネルギーへの転換も実はさほどむずかしいことではないのではないか。原子力におけるような原理的な困難はない。…> (本書 P.28)

<それならば、進む方向を変えよう。「昔、原発というものがあった」と笑って言える時代のほうへ舵を向けよう。陽光と風の恵みの範囲で暮らして、しかし何かを我慢しているわけではない。高層マンションではなく、屋根にソーラー・パネルを載せた家。そんなに遠くない職場とすぐ近くの畑の野菜。背景に見えている風車。アレグロではなくモデラート・カンタービレの日々。
 それはさほど遠いところにはないはずだ、とこの何十年か日本の社会の変化を見てきたぼくは思う。> (同)

あきらめず、絶望せず、希望を持ちたいものだ。


【補足】 スマートグリッド ― Wikipediaより ―
スマートグリッド (smart grid) とは、デジタル機器による通信能力や演算能力を活用して電力需給を自律的に調整する機能を持たせることにより、省エネとコスト削減及び信頼性と透明性の向上を目指した新しい電力網である。

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【読】【震】「原発を終わらせる」ために

ちかごろ手に入れた二冊の本。
はっきりと「脱原発」の意思を固めて(腹をくくって)、使用済み核燃料を含む放射性廃棄物(すでに大量に溜まっている)の処分を含め、具体的な計画に手をつける時期だと思うのだが……。
たしかに、時間はかかるだろう。
でも、今がその時だ。


『原発を終わらせる』 石橋克彦 編
 岩波新書 1315
 2011/7/20発行 245ページ 800円(税別)

<福島第一原発事故により、原発の安全神話は完全に崩れ去った。私たちには原発から脱却する以外に道はない。そしてそれは可能なのだ。これまでも原発の危険性に警鐘を鳴らしてきた14名が、事故を徹底的に検証し、原発の問題性を多角的に考察。原発を終わらせるための現実的かつ具体的な道を提案する。> (本書カバーより)

― 目次より ―
 原発事故で何が起きたのか (田中三彦)
 事故はいつまで続くのか (後藤政志)
 福島原発避難民を訪ねて (鎌田遵)
 原発は不完全な技術 (上澤千尋)
 原発は先の見えない技術 (井野博満)
 原発事故の災害規模 (今中哲二)
 地震列島の原発 (石橋克彦)
 原子力安全規制を麻痺させた安全神話 (吉岡斉)
 原発依存の地域社会 (伊藤久雄)
 原子力発電と兵器転用――増え続けるプルトニウムのゆくえ (田窪雅文)
 エネルギーシフトの戦略――原子力でもなく、火力でもなく (飯田哲也)
 原発立地自治体の自立と再生 (清水修二)
 経済・産業構造をどう変えるか (諸富徹)
 原発のない新しい時代に踏みだそう (山口幸夫)


『脱原発社会を創る30人の提言』
 池澤夏樹・坂本龍一・池上彰 ほか
 コモンズ
 2011/7/15発行 335ページ 1500円(税別)

 出版社 コモンズ のサイト
  http://www.commonsonline.co.jp/

私が敬愛する池澤夏樹さんは、こう言っている(本書の帯より)。

<進む方向を変えよう。『昔、原発というものがあった』と笑って言える時代のほうへ舵を向けよう。陽光と風の恵みの範囲で暮らして、しかし何かを我慢しているわけではない。高層マンションではなく、屋根にソーラー・パネルを載せた家。そんなに遠くない職場とすぐ近くの畑の野菜。背景に見えている風車。…それはさほど遠いところにはないはずだ、とこの何十年か日本の社会の変化を見てきたぼくは思う>

― 目次より ―
 メルトダウン後の世界を結い直す――まえがきに代えて (大江正章)
 昔、原発というものがあった (池澤夏樹)
 7世代後のことまで考えて決めよう (坂本龍一)
 脱原発にはリアリティがある (池上彰)
 千年先に伝えなくては (日比野克彦)
 少欲知足のすすめ (小出裕章)
 シビアアクシデントは不可避である (後藤政志)
 問われる放射線専門家の社会的責任 (崎山比早子)
 地域分散型の自然エネルギー革命 (飯田哲也)
 電気消費量は大幅に減らせる (田中優)
 脱原発の経済学 (大島堅一)
 政治は脱原発を実現できるか (篠原孝)
 脱原発はもはや政治的テーマではない (保坂展人)
 原発に頼らない安心できる社会をつくろう (吉原毅)
 3・11と8・15――民主主義と自治への道 (上野千鶴子)
 被災者の救済と脱原発の確実な推進を (宇都宮健児)
 原発と有機野菜は共存できない (星寛治)
 次代のために里山の再生を (菅野正寿)
 天国はいらない、故郷を与えよ (明峯哲夫)
 真の豊かさにきづくことから〝脱原発〟は始まる (秋山豊寛)
 引き裂かれた関係の修復
  ――原発を止めるためのムラとマチの連携を (高橋巌)
 誰かのせいにせずに――排除の論理から共生へ (渥美京子)
 効率優先社会からの決別 (藤田和寿)
 抑圧的「空気」からの脱却 (上田紀行)
 いのちのつながりに連なる (纐纈あや)
 自然への畏れ――「東電フクシマ」からの脱却へ (大石芳野)
 脱原発は人生の軸を変えるチャンス (仙川環)
 私が雨を嫌いになったわけ (鈴木耕)
 脱原発と監視社会 (斎藤貴男)
 原子力とマスメディア (瀬川至朗)
 原子力の軍事利用も平和利用も民衆の生活を破壊する (中村尚司)
 想像力の翼を手に入れよう――あとがきに代えて (瀧井宏臣)

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2011年7月30日 (土)

【雑】ツバメの巣あります

某ファミリーレストランの玄関口。

 上にツバメの巣あります ご注意ください

糞が下に落ちないように、板が打ちつけられていた。

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2011年7月29日 (金)

【遊】ヒポクラテスの木

遊びに行ったわけではないけれど。
半年に一度、視野検査を受けることになっている。
まあ、緑内障のケがあるということなので、眼圧をさげる目薬をさして様子をみている。
いまのところ、とくに悪くはなっていないようだ。

検査は簡単。
左右片眼ずつ、検査機器のちいさな窓を覗いて、なかに見える星(点滅する)がどれぐらい見えるか調べるようだ。
(見えたと感じたら、手元のスイッチを押す)
緑内障のおもな症状として、視野異常(視野欠損)があるので、それを調べるのだろう。
どういう仕掛けで、どういう判定基準なのかは、よく知らない。
医者まかせである。

この年齢になると、いろいろあります。
こんなふうに、死ぬまでじぶんの身体(からだ)と折り合いをつけていくのだろう。

いまの時期、病院(とくに午後)は、ドクターが交替で夏休みをとっているためか、すいている。
いつもこうだといいのに。

病院の玄関横に「ヒポクラテスの木」が植えられていることは、すこし前に書いた。
携帯電話カメラで説明書きを写してきた。

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ヒポクラテスの木
 ヒポクラテスの木は、ギリシャのコス島にあるプラタナスの巨樹で、約2千数百年前にヒポクラテスがその木の下で若人に医の道を伝えたとされる故事に由来しています。
 コス島にあるプラタナスの木に由来する木は、現在日本に100本余りあり、その1本が虎ノ門分院で育っています。連合会病院にヒポクラテスの木が広がっていくことを願い第58回共済医学会会頭病院として立川病院に株分けされ贈呈された木です。

― Wikipedia 「コス島」 より ―
 コス島(ギリシャ語:Κώς)は、エーゲ海南西部、ドデカネス諸島にあるギリシャの島。島の大きさは東西40km、南北8kmで、北緯36°51′東経 27°14′に位置し、ギリシャ本土よりトルコに近い。肥沃な平野と不毛な高地をもつ島である。人口は約30,500人。
 島には、長い砂浜と大きなホテル、そして閑静な村があり、観光が主な産業である。島の住民の多くは農業に従事しており、小麦、とうもろこしに加えて、ブドウ、アーモンド、イチジク、オリーブ、トマトやレタスなどが栽培されている。
 港と島の人口の中心である町、コスは、観光と文化の中心であり、多くのホテル、レストランやナイトクラブなどの白い建物が建ち並んでいる。町の港の入り口には、ロドス島の聖ヨハネ騎士団によって1315年に立てられた要塞がある。
 医学の父ヒポクラテスは、このコスで紀元前460年頃生まれたと伝えられている。町の中央にはヒポクラテスの木と呼ばれるプラタナスの巨木があり、この木の下でヒポクラテスが医学を教えたと言い伝えられている。そのヒポクラテスを記念して、この町に国際ヒポクラテス財団の本拠地とヒポクラテス博物館がつくられている。

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2011年7月28日 (木)

【雑】たまには居酒屋へ

下戸で、ほとんどアルコールを受けつけないカラダなのだが。
今夜は、図書館友の会の懇親会で、近くの居酒屋へ。

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ちかごろの居酒屋チェーン店は、手頃な値段でたくさん料理がでるので、酒が飲めなくてもうれしい。
懇親会は楽しかった。
人生の先輩方のお話は興味ぶかく、聞いているだけでも勉強になる。
自分ひとりの殻に閉じこもりがちな生活を続けているが、たまには「世間」の空気を吸って刺激を受けることも必要なんだな。
なんちゃって。

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【雑】今日は「地名の日」

いつものように、TBSラジオで「森本毅郎・スタンバイ!」を聴いていたら、今日 7月28日が「地名の日」だということを知った。

■TBS RADIO 954 kHz | 森本毅郎・スタンバイ!
 http://www.tbs.co.jp/radio/stand-by/

 バックナンバー【2011年07月28日(木)】
  http://www.tbs.co.jp/radio/stand-by/zoomup/20110728.html

 日本全国8時です
  地名の由来 月尾嘉男(東京大学名誉教授)
   試聴 → http://podcast.tbsradio.jp/stand-by/files/zen820110728.mp3

ネットで調べてみると、「日本地名愛好会」が定めたものらしい。

■2008年7月28日「地名の日」日本地名愛好会を結成します。|【BLOG】 山内改行+青戸千春=フデハンズBLOG (代表森川陽一郎)
 http://ameblo.jp/fude-hands/entry-10076718760.html

<この日は、アイヌ語地名研究家・山田秀三先生の命日(1992年7月28日)であり、偶然にも地名研究家・谷川健一先生の誕生日(1921年7月28日)であることから偉大なる二人の地名研究家の功績を称えて、「地名の日」を制定します。>

 

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2011年7月27日 (水)

【歩】小金井公園・たてもの園、盛夏

家でじっとしていても、だれてしまうので、自転車に乗って近所を走ってこようと思った。
自然と、小金井公園の方角にハンドルが向いてしまう。
そして、無料パス(友の会)があるので、江戸東京たてもの園にはいる。
いつものコース。

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園内では、打ち水(散水)をしていて、涼しい。
右下の写真ではよくわからないが、ホースに穴を開けてあり、噴水のように地面を濡らしていた。
工夫だな。

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かき氷が売れている。
私は、一本50円のアイスキャンデー(キャンディーと言わないところがいい)を食べた。

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高橋是清邸の灯篭が、地震で倒壊しているのを発見。

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夏休みにはいったせいか、小学生のこどもたちや、カメラを持った大学生らしい青年をみかけた。
平日なのですいている。
「武蔵野えどまる団」と思われる一群に遭遇。
いつもは幼児でにぎわっている都電(チンチン電車)がガラガラだったので、乗ってみた。
車内の天井には懐かしい扇風機が。

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たてもの園をでて、小金井公園の東の端まで自転車で走ってみた。
木陰は涼しい。
ひまわりが咲いていた。

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8月6日(土)と7日(日)は、たてもの園の夜間開園。
9月3日(土)には、「万徳旅館」「大和屋本店(乾物屋)」の公開記念セレモニーも。
たのしみだなあ。

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江戸東京たてもの園
 http://www.tatemonoen.jp/


帰り道の玉川上水遊歩道には、カンゾウ(ノカンゾウか)が咲いていた。
夏なのだ。

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【歩】スイレンとハス

午後、自転車で小金井公園まで遊びにいった。
その行き帰り、海岸寺(小平市御幸町)のスイレンと、真蔵院(小金井市関野町)のハスをみてきた。

撮影 2011/7/27(水)

臨済宗 瑞雲山 海岸寺(海岸禅寺) 小平市御幸町318番地

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小平シニアネットクラブ http://www.ksnc.jp/ より
 海岸寺
 http://www.ksnc.jp/kodairashoukai/kaiganji/kaiganjipage.htm


真言宗 慈眼山 真蔵院 小金井市関野町2-8-4

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私はこのお寺を知らなかったが、なんと、大賀ハスだというではないか。

PORTAL TOKYO 東京ガイド 小金井市 真蔵院
 http://www.portaltokyo.com/guide_tama/contents/c33018shinzou.htm

<山門と本堂は明るい近代的なコンクリート造りで、7月上旬頃には境内にある大賀ハスの開花を毎年楽しみに訪れる人も多い。>

どうりで、三脚禁止の注意書きがあったわけだ。
時期的に遅かったようで、ハスの花はあらかた散っていた。
来年は、7月上旬に行ってみよう。

小金井公園からの帰り、五日市街道裏手(北側)の住宅街を通って、たまたまみつけたのだった。
下のサイトの紹介記事にあるように、みごとに咲くらしい。

スピッツ日記 http://blog.goo.ne.jp/kazu0315_2005 より
http://blog.goo.ne.jp/kazu0315_2005/e/0990fdb85cea602021873f73feeaea3a

小金井街かどスナップ http://www.koganei.info/ より
http://d.hatena.ne.jp/koganemoti/20100707

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2011年7月26日 (火)

【雑】メロン

北海道の美瑛から、メロンが届いた。
赤肉腫で、夕張メロンやふらのメロンとおなじような品種だと思う。
美瑛メロンだ。

佐藤農園さんでつくっているものを、美瑛の親戚が送ってくれた。
うれしい。
食べごろは明日と書いてある。
楽しみだなあ。

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佐藤農園さんを紹介しているネット記事
 http://shop.plaza.rakuten.co.jp/yu-hoku/diary/detail/201007200000/
 http://shop.plaza.rakuten.co.jp/yu-hoku/diary/detail/201008050000/

この記事に写っているのとおなじ印刷物がはいっていたので、ここだろう。
北海道上川郡美瑛町美馬牛第一 佐藤農園 佐藤 祐樹

ルビアレッドという品種のようだ。


楽天市場
 北海道美瑛産 佐藤農園さんの 完熟赤肉メロン
  http://item.rakuten.co.jp/yu-hoku/satou-meron4k/

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2011年7月25日 (月)

【読】気になっていた本を

『千年震災』(都司嘉宣/ダイヤモンド社)を読みはじめてすぐ、内澤旬子さんの気になっていた本を思いだし、図書館から借りて読んでいる。
イラストも文章も味があって、私の好きな人だ。

『センセイの書斎』 ―イラストルポ「本」のある仕事場―
 内澤旬子 文・イラストレーション
 幻戯書房 2006年 163ページ 2200円(税別)
 河出書房新社(河出文庫) 2011年 240ページ 788円(税別)

文庫の装幀の方が楽しい。
私が借りたのは単行本(左)。
本日、読了。 

 

同時に何冊かの本を読むことに、なんとなく抵抗があったのだが、内澤さんのこんな言葉を読んで気が楽になった。
好きなように読めばいいのだ。

<本にはいろんな読み方がある。枕元に一冊だけ置いて、毎晩毎晩その本だけを繰り返して読んだっていいし、一度に五冊を同時進行で読んだっていい。そんなこと誰かに習う必要もない。> (内澤旬子 『センセイの書斎』)

もう一冊は、これから読むところ。

『身体のいいなり』 (からだのいいなり)
 内澤旬子
 朝日新聞出版 2010年 215ページ 1300円(税別)

内澤さんは、乳癌で「二度の部分切除を経て乳腺全摘出、そして乳房再建と手術を重ね」た経験をもつ。
(38歳でステージIの乳癌に罹患)
その体験記なのだが、いわゆる「闘病記」にはしたくなかったという。

以下、「はじめに」より。

<今年で43歳になった。この数年の身辺変化のようなものを書いてほしいと言われ、しばらく迷っていた。書くことがないのではない。この五年の間に私の身体(からだ)とそのまわりに起きたことはとても奇妙で、自分でもおもしろいと思う。……癌治療について書くのを避けることはできない。だが、いわゆる闘病記になってしまうことは避けたかった。>

<……癌に罹患し、治療をすることのすべてを不治の病と闘うと表現する人がとても多い。しかしそれはあくまでもステージIII以上に進行した状態の癌の治療に向き合う場合だろう。初期癌の治療で「闘う」と言われても、気恥ずかしく申し訳ない気持ちで一杯になる。>

<……現在にいたるまで、癌と闘っていると感じたことはほとんどない。……それなりに大変な思いはした。けれども手術のひとつひとつ自体は盲腸並みに簡単なものだったように思う。盲腸の手術を受けたことがないから本当のところはわからないのだが。ともかく世の中にはもっともっと苦しい、それこそ文字通りの「闘病生活」を送っている人がたくさんいる。それに比べたら私の癌なぞ……>

さらに、内澤さんの真骨頂は、次のように言ってのけるところにある。
 「人間なんてどうせ死ぬ」
だから、私はこの人が好きなのだ。

<それになにより顰蹙を買うことを承知で言わせていただくと、人間なんてどうせ死ぬし、ほっとけばいつか病気に罹る可能性の方が高い生き物なのに、なぜみんな致死性の病気のことになると深刻になり、治りたがり、感動したがり、その体験談を読みたがるのかが実のところ自分にはよくわからないのだ。そんな体験談なぞ癌になる前から読みたいと思ったこともない。>

それでもなお、このような体験談を書こうという気になったのは、
<癌治療そのものだけではなく、今現在の自分が癌以前の自分と比べて異常に元気になってしまった経緯もすべて書いてほしいと言われた>
からだという。
あとは、読んでのお楽しみだ。


内澤旬子さんのブログ
 内澤旬子 空礫絵日記
 http://kemonomici.exblog.jp/

私の好きな本は、下の二冊。
『世界屠畜紀行』(2007年/解放出版社)は文庫になったんだな(2011年5月/角川文庫)。
『東方見便録』(1998年/小学館)も文庫化されているが(2001年/文春文庫)、新本は在庫切れ。私は古本を手に入れた。

 
 

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2011年7月24日 (日)

【楽】三鷹「バイユーゲイト」へ

昨夜、三鷹の「バイユーゲイト」へ。
MOTELの二人のライブを聴きにいった。
元は教会として使われていた場所で、雰囲気のある店だ。

 音楽喫茶/南風BAR バイユーゲイト
  http://bayougate.voxx.jp/

2011年7月23日(土)
東西めおとアワー
出演:MOTEL(須藤もん&対馬照)
   /スワンピータケシ&杉本 “Q” 仁美(from大阪)
開場19:00 開演20:00 料金 2000円(+1drinkオーダー)
★音楽好きの集まる酒場界隈では名の有るアコースティックデュオ『MOTEL』主催のシリーズLIVE。今回は大阪から同じく夫婦デュオ『スワンピータケシ&杉本 “Q” 仁美』を招きます。

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MOTELの二人に会うのは、6月12日 吉祥寺「のろ」のライブいらい。
古本市の収穫他、おみやげを渡す。
MOTELの「水晶」という歌(アルバム未収録)、私はまだ何度も聴いていないため歌詞を理解していないけれど、なかなかいいのだ。

玉井まさじさんと水野たかしさんにも、ほんとに久しぶりに顔をあわせた。
(お二人とは、須藤もんさんを介しての知り合い)
水野さんも、スワンピータケシさんたちとごいっしょに、東北ツアーを終えた後だった。

 水野たかしさんのブログ
  http://takashi-mizuno.jimdo.com/


MOTELのステージに続く、「スワンピータケシ&杉本 “Q” 仁美」+パーカッション(ゲスト、お名前は失念した)のステージが素晴らしく、聴きほれた。
スワンピータケシさんのギターとボーカルは、よく歌いこんでいるベテランの味。
よく外国にもいらしているそうで、トルコでのエピソードは興味ぶかかった。
東北被災地を訪れた時のことを
 「行ってみないとわからない」
 「ほんとうに凄いことになっていた」
と、淡々と語られていたが、胸に沁みるものがあった。

杉本 “Q” 仁美さんの、フィドルとブルースハープの演奏は凄かったなあ。

 SWAMPY TAKESHI & SWAMPER'S
  http://bird.zero.ad.jp/swampy/


スワンピータケシさんが、バイユーゲイトのスタッフの三陸レポートを紹介されていたので、今日、読んでみた。
現場に行かなければわからないことがあるのだな、という思いを強くした。

 バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』
  http://bayou-gate.no-blog.jp/bayou/
  2011-07-19 三陸を行く。
   http://bayou-gate.no-blog.jp/bayou/2011/07/post_82a9.html
  2011-07-22 三陸を行く。(音楽がありました)
   http://bayou-gate.no-blog.jp/bayou/2011/07/post_8d61.html

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2011年7月22日 (金)

【歩】中村とうようコレクション展

午後、小平図書館友の会の古本市反省会に出席した後、武蔵野美大まで自転車で。
武蔵野美術大学(小平市)の美術館展示室で開催されている、中村とうようさんのコレクション展をみてきた。

中村とうようコレクション展 ~ 楽器とレコードを中心に ~
 武蔵野美術大学 美術館展示室
 2011/7/4~9/24 入館料無料

 武蔵野美術大学
  http://www.musabi.ac.jp/

(左) パンフレット
(右) 図録 (一般向け500円で販売)
     カラー写真付きで展示物が解説されている貴重な資料

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会場の展示室は意外と狭く、展示物も私が想像していたよりずっと少なかった。
民族楽器とレコードジャケット、とうようさんの本・雑誌がいくつか。

(左) 武蔵野美大 美術館・図書館の建物
(右) 展示室(ギャラリー)入口の看板

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展示されていた民族楽器は、太鼓、笛、琴、ウード(弦楽器)、竹筒琴、コラ(弦楽器)、親指ピアノ、鉄琴・木琴、ダマル(打楽器)。33点。
素朴な構造ながら、手のこんだ装飾が施されたりしていて、じつに美しかった。

ただ、残念なことに、陳列された楽器からは「生命」が感じられなかった。
これは、しかたのないこと。
ずっと前に、大阪の「みんぱく」(国立民族学博物館)で民族楽器をみた時にも感じたのだが、展示された楽器は、いわば「死んでいる」のだ。
やはり、楽器は生きた人間に演奏されないと……。

それでも、中村とうようさんの膨大なコレクションの一端に触れて、あらためてすごいなあと感じた。


― 2011/7/22(金) 東京新聞 夕刊 8面記事 ―
 (この展示会に寄せた、とうようさんの文章)
 「自由気ままなコレクション 繊細な感性楽しむ楽器群」

画像では切れているが、次のような編集部の説明がある。

<中村とうようさんが亡くなったことは21日分かりました。この原稿は生前書いていただいたものです。とうようさんが武蔵野美術大に寄贈したのは、SP盤5000点、LP盤3万点、楽器350点、CD・カセット5000点以上。展覧会は東京都小平市の同大で9月24日まで。>

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【雑】原田芳雄さん主演のドラマ「火の魚」(追悼放映)

昨夜のことだが、新聞のテレビ欄でみつけたドラマをみた。
テレビでドラマをみるのは、ひさしぶりだった。

原田芳雄さんを追悼する、原田さん主演ドラマの再放送。

「火の魚」 (本放送は2009年 NHK広島放送局制作)
 2011年7月21日 22:00~22:54 BSプレミアム 放映

 特集ドラマシリーズ | ドラマトピックスブログ:NHKブログ
  http://www9.nhk.or.jp/dramatopics-blog/8000/32173.html
   ドラマ「火の魚」|NHK広島放送局
    http://www.nhk.or.jp/hiroshima/program/etc2009/drama09/

原作が室生犀星、ということに驚いた。

 Wikipedia 「火の魚」
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E3%81%AE%E9%AD%9A

瀬戸内の島に閉じこもってひとり暮らしをする小説家 村田(原田芳雄)と、若い女性編集者 折見(尾野真千子)の交流、プラトニック・ラブと言ってもいい物語。
舞台は、瀬戸内の大崎下島(広島県呉市)というところ。
鄙びた漁村の風景がなにやら懐かしく、主人公の住む家が自然な感じで(つくりものめいておらず)、うまく作られたドラマだった。
さまざまな賞を受賞しているのも、うなずける。

原田芳雄さんが渋い演技を見せ、尾野真千子さんの演技がこれまたすばらしかった。
原田さんはもちろんだが、尾野さんも存在感のある女優さんだと感じた。
ひさしぶりに、テレビドラマで感動した。

たまには、テレビ番組にも気をつけてみようと思う。

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【楽】中村とうようさん死去

きのうからネット情報で知っていたが、今朝の新聞に死亡記事が。
ショックだ。

― 東京新聞 2011/7/22(金) 朝刊 27面 ―
「ミュージック・マガジン」創刊
 中村とうようさん自殺
 21日午前10時15分ごろ、東京都立川市柴崎町2のマンション敷地内に男性が倒れているのを通行人の女性が見つけ、……男性はこのマンションに住む音楽評論家中村とうようさん(79)=写真、本名・中村東洋=で、頭を強く打って即死の状態だったという。自室から自殺をほのめかすようなメモが見つかり……。/関係者によると、複数の中村さんの知人が郵送で遺書を受けとったという。……

― 東京新聞 2011/7/22(金) 朝刊 14面 ―
 …SP盤やLP盤、楽器などの収集家でもあった中村さんだが、既にほとんどを東京・小平の武蔵野美術大に寄贈。同大でコレクション展が始まったばかりだ。オープニングのパーティがあった8日は、足を痛めたせいでつえを突いていたが、元気そうだった。……

20110722_tokyo_shinbun

私は、この人から学ぶものが多かった。

 2007年9月 2日 (日) 【楽】【読】大衆音楽の真実
 http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_795a.html

 

武蔵野美術大学で開かれているという「中村とうようコレクション展」は、知らなかった。
今後どうなるのかわからないが、近くなので行ってみようと思う。

武蔵野美術大学
 http://www.musabi.ac.jp/

 中村とうようコレクション展 | 武蔵野美術大学 美術館
  http://mauml.musabi.ac.jp/museum/archives/205

 展覧会ちらし (PDFダウンロード)
  http://mauml.musabi.ac.jp/museum/wp-content/uploads/2011/04/ToyoNakamura_MAU-ML_leaf.pdf

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2011年7月21日 (木)

【読】【震】「千年震災」を読みはじめる

台風6号が去って、午後からは台風一過の晴れ。
コースが南寄りで関東地方を通過しなかったためか、カーッと暑い晴れではなく、過ごしやすい陽気だ。
明日からまた、暑くなりそう。

ずっと気になっていた本、『千年震災』(都司嘉宣、ダイヤモンド社)を読みはじめた。
帯にはこう書かれている。

 巨大地震は繰り返す!
 これだけでは終わらない!

 来るべき
 首都圏直下地震、東海地震、南海地震に備えるため

なかなか優れた内容だ。

― Amazonサイトより ―
内容紹介
古文書も読み解く日本唯一の津波・歴史地震学者が、有史以来最大の東日本大震災の被災状況について緊急現地調査しました。この1000年間の地震・津波災害の様子を古文書などをひもときながら解説、次に来るべき首都圏直下型地震、東海・南海地震についても歴史的な被害状況をもとに警告します。
内容(「BOOK」データベースより)
巨大地震は繰り返す。これだけでは終わらない。来るべき首都直下地震、東海地震、南海地震に備えるため、NHKでおなじみ「津波と歴史地震学」研究の第一人者が「1000年に一度」の東日本大震災の被災現場を緊急調査。

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2011年7月20日 (水)

【遊】府中「すもも祭り」へ

台風6号が近づいている。
きのうはずっと雨が降っていたが、今日は朝から小降り。
雨がひどくならないうちに、と、早朝のバスに乗って府中へ。
大國魂神社の「すもも祭り」を覗いてみた。

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■すもも祭|7月のお祭り|厄除け・厄払いは大國魂神社(東京・府中)
http://www.ookunitamajinja.or.jp/matsuri/sumomo.html

参道に並ぶはずのすもも市の出店は、準備を始めているところだった。
社務所でからす団扇と扇子を買う。
団扇は500円、扇子(小)が1500円。
すももは高かったが、縁起ものなので一袋買った。
ありふれたソルダムだったが、他にも懐かしいすももが並んでいた。

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からす団扇と扇子は、社務所で頒布(はんぷ)している。
「販売」ではないのだな。
代金も、「お納めください」と言われる。
氷漬けの花のように見える飾りは、よく見ると水ようかんだった。
和菓子店が奉納したもの。

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団扇と扇子は、厄除けになるというから、玄関に飾っておこう。
裏表で柄がちがう。
しっかりとした造りだ。

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2011年7月19日 (火)

【雑】原田芳雄さんとあの時代

原田芳雄さんが亡くなったことを知った。

■時事ドットコム:原田芳雄さん死去=個性派、映画やドラマで活躍
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2011071900483

ずいぶん痩せてしまったのだなあ。
熱心なファンではなかったが、好きな人だった。
残念なことだ。

今からもう40年も前になる。
日活映画に「野良猫ロック」というシリーズがあった。
梶芽衣子や和田アキ子、藤竜也、地井武男などが出演していた。
范文雀なんて名前も思いだす。

原田芳雄さんが、たくさんの優れた映画、芝居、ドラマに出演していたことは知っている。
だが、私にとっては40年前のこの映画の印象が強い。
かっこよかったなあ。

野良猫ロック・暴走集団’71
 監督 藤田敏八 1971年

 

藤田敏八といえば、「八月の濡れた砂」(日活)も忘れがたい。
できることなら、当時の日活映画を大きなスクリーンでもう一度見てみたいものだ。
今はもう、映画館で映画を見ることも、ほとんどなくなった。

私は、この頃の日本映画を映写室の小窓から見ていた。
映写技師見習いのようなことをしていた時期だ。
「ウッドストック」や「いちご白書」、「イージー・ライダー」などの洋画も、映写室でフィルムを掛け替えながら見ていたっけ。

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2011年7月18日 (月)

【読】被災地のこども80人の作文集「つなみ」

話題になっている本。
本屋で、だいぶん前にみかけていたけれど、何故か読んでみようという気になれなかった。

毎日聴いているTBSのラジオ番組で、詳しく知った。
この作文集を企画した、ジャーナリストの森 健(もり・けん)さんが出演していた。
森さんの話は、淡々としていながら、とてもいいものだった。

TBS RADIO 小島慶子 キラ☆キラ
 http://www.tbsradio.jp/kirakira/

 TBS RADIO 2011年07月12日(火) 森健さん - 小島慶子 キラ☆キラ
  http://www.tbsradio.jp/kirakira/2011/07/20110712-2.html

ちなみに、私は、この小島慶子という人が好きだ。
なんというか、自然体(ナチュラル)で純真(ピュア)、温かみを感じるのだ。


文藝春秋 8月臨時増刊号 「つなみ」
 被災地のこども80人の作文集

こどもの目というのは、あなどれない。
大人の目には、たくさんのウロコが貼りついているものだから、ものごとの本質がかえって見えていないのかもしれない。

たどたどしい文字で原稿用紙に書かれた保育園・幼稚園児の作文や、小学生、中学生、高校生の作文を読んでいると、涙がでてきた。

― 表紙より ―
 「つなみは黒くてくさかった」 仙台市若林区 小2女子
 「地鳴りが『ゴォー』」 名取市 小5女子
 「世界中の人に恩返ししたい」 名取市 中2女子
 「だるさ・吐き気・へんな感覚」 石巻市 小6女子
 「頑張るぞ俺たち家族!」 石巻市 高1男子
 「おにぎり一個十分かけて食べた」 南三陸町 小6男子
 「つなみってよくばりだな」 気仙沼市 小1女子
 「唯一残ったのは、命」 気仙沼市 中2女子
 「今は何がほしいかわからない」 釜石市 小4男子
 「夢だったらいいなー」 大槌町 小3女子
 「お母さんをかならず見つけます」 大槌町 小5女子


この子たちは、巨大津波を目の当たりにし、家族や友人を亡くし、じぶんたちも命からがら逃げ出し、避難所で苦しい体験をしている。
タイトルだけ読んでいても、つらくて胸がふさがる思いがする。
それでも、「希望」という言葉が浮かんでくるのが救いだ。

Tsunami

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【雑】よくやったね

朝3時に起きて、テレビをみていた。
終始、はらはら、どきどき。
延長後半、同点に追いついた後の終了まぎわ、レッドカードがでた時には、これで負けるなと思ったが。
PK戦では、3-1の圧勝。
なんだか、日頃の胸のつかえがおりたような気分。

■なでしこ世界一…女子W杯、PK戦で米下す - 速報:@niftyニュース
http://news.nifty.com/cs/sports/soccerdetail/yomiuri-20110718-00140/1.htm

■なでしこジャパン|日本代表財団法人日本サッカー協会
http://www.jfa.or.jp/national_team/2011/nadeshiko/20110717/index.html

FIFA女子ワールドカップ ドイツ 2011 特設ページ|日本サッカー協会 http://www.jfa.or.jp/national_team/2011/2011nadeshiko_wc/final/match_page/m32.html


女子サッカーは、日頃ほとんどみたことがなく(男子もみないが)、このWカップも決勝戦ではじめてテレビ中継をみた。
澤選手ぐらいしか顔を知らなかったが、みんな可愛い「ちいさな娘たち」なのだった。

日本の少女たちに、夢を与えたことだろう。
ひさしぶりに、さわやかな気分の朝。
寝不足だけれど、ね。

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2011年7月17日 (日)

【読】パンツ本

きのう、大型「新古書店」(ブックセンターいとう)でみつけた本。
読みはじめると、これがとても面白い。

『パンツの面目ふんどしの沽券』 米原万里
 ちくま文庫 2008年 (親本 2005年 ちくま書房)
 302ページ 640円(税別)

米原万里さん、名前だけは知っていたが、著書を読むのははじめて。
1950年生まれというから、私とほぼ同年代だ。
2006年に亡くなっている。

― 本書カバーより ―
十字架上のイエス・キリストの下着はパンツか、ふんどしか、腰巻か。幼少期に芽ばえた疑問を心の中であたため続け、長じて作家となった著者は、パンツ・ふんどしをめぐる世界史的な謎の解明に挑むことになる。前人未到の試みとして「ちくま」連載中から話題騒然となり、没後、「最も米原さんらしい本」と評される、抱腹絶倒&禁断のエッセイ。


何日か前に、角田光代・岡崎武志 共著  『古本道場』 (ポプラ社)を読み、その中に米原万里さんのことが書かれていたのが、頭の片隅に残っていたのだろう。
文庫棚を漁っていた時、米原万里という名前が目についた。
本のタイトルに魅かれて思わず手にとった、というわけだ。

私は、古本マニアにはとうていなれないと思うが、本との出会いという楽しみは捨てがたい。

『古本道場』 角田光代・岡崎武志
 ポプラ社 2005年
 221ページ 1400円(税別)

角田さんの「古本屋修行」の中に、当時、鎌倉に住んでいた米原万里さんの自宅を訪ねるシーンがある。
この文章も、とてもいいのだった。

<米原万里さん。プラハで育ったロシア語ぺらぺらの美女である。…・(中略)…
 どどんとしたお屋敷街をぐんぐん歩いていくと、どどんと米原さんちはある。とんでもなくでかいピレネー犬二匹、ふつうにばかでかい犬一匹、プラス猫五匹とともに米原さんは暮らしている。犬も猫もたいへんひとなつこくて、毛の生えた動物好きの私には、パラダイスのような家である。犬とじゃれ、猫とじゃれ、なんだか楽しくって頭がへんになりそうなくらい興奮していると、米原さんが夕ごはんの支度をしてくれた。スモークサーモンのサラダにボルシチ、ビーフストロガノフの夕ごはんである。ボルシチにはちゃんとビーツが入っていて、ビーフストロガノフはサンクトペテルブルクで食べたのとおんなじ味がした。
 犬も猫も本当に心地よさげに暮らす、すてきなおうちだった。旅をしていて、偶然入って大当たりだったホテルにいるような錯覚を抱いた。米原さんちのテーブルにもテーブル下にも本が山積みになっていた。犬も猫も、本の山を崩さない。作家と暮らしているってきっと自覚しているんだろう。
 鎌倉の町なかで、白熊を見かけたらそれは米原さんちのナナちゃんとボンちゃんです。熊ではなくてわんちゃんです。> (『古本道場』 P.192)

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2011年7月16日 (土)

【楽】Summertime Blues

今年の夏。
みんなで歌おうじゃないか。

http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND29140/index.html

 ♪ 知らねえうちに 漏れていた
   あきれたもんだな Summertime Blues ♪

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2011年7月15日 (金)

【雑】熱暴走

あまりの暑さに、人間の方が「熱暴走」しそうだ。

このところの暑さのせいか、私のPC(ノート型)の電源が、使用中にとつぜん落ちてしまう。
それも、きまって「You Tube」の動画をみている時だ。

どうやら、動画処理中のCPUが高熱を発し、PC内部の温度が異常に高くなって、保護機能が働いてしまうようだ。
「熱暴走」というよりも、安全のための「突然のシャットダウン」である。
まるで、原発の緊急停止機能のようだ。
原発とちがって、被害は私個人の範囲で収まっているが。

CPUファンが、だんだん効かなくなってきている。
痛風孔が本体横と裏面にある構造もよくないのだろうが、この暑さだものな。
しかたがない。

ノートPC用のクーラー機能のある台座(クーラーパッド)が売られているようなので、使ってみようかと思う。
ちなみに、室温は30度ぐらいだ。

そういえば、先代の私のPC(タワー型)は、猛暑の夏の夜、一晩中「デフラグ」をやらせていたら、ハードディスクがクラッシュしてオシャカになった。
30度を優に超える、異常に暑い部屋で、無謀なことをやったものだ。


ところで。
通信販売(ジャ●ネットた●た)の宣伝に踊らされて、「クールタオル」というものを買ってみた。
さきほど届いたので、さっそく使ってみている。
タオルだと思うと、大きな違和感がある。
素材は、基布がポリエステル、表面はPVA樹脂というもので、ゴムのような感じがする。

たしかに、水に濡らして軽く絞るだけで、ひんやりタオルの感覚。
布のタオルのように、びちゃびちゃせず、すぐに乾くこともないが、使用感はいまいちである。
(なんと言うか、人工的な感じ)
暑い日に戸外で使ってみると効果を発揮するのかもしれず、すぐには評価できないが……。

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タオルサイズ(76×35cm)が4枚と、ハンカチサイズ(21×21cm)が2枚、計6枚のセット。
セット価格は、けっこう値が張る。
そもそも、二人家族でこんなにたくさんいらないのだが……。
使ってみて役に立ちそうなら、友人にわけてあげようかな、と思う。

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2011年7月14日 (木)

【楽】暑い夜に聴く歌

今日も、暑い。
夜になっても、風が通らない部屋はむっとする。

エアコンは三日前の夜に一度いれてみたが、温度調整がむずかしく、気もちが悪いので、その後やめた。
扇風機は、窓を背にして回すと涼しいことを発見した。
(パソコンを置いている南側のこの部屋に、扇風機はないが……)

ひさしぶりに、山崎ハコさんのLPを引っぱりだして聴いていた。
きのう、このブログに書いた 「てっせんの花」(1984年・CANYON)。
密閉型のヘッドホンは暑くてたまらないので、ボリュームを絞ってスピーカーで。

「てっせん子守唄」にじーんときたので、CDをひっぱりだしてみた。
クローゼットにしまってある、CDケース。

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ハコさんのLPは全部持っているし、CDも、古いベストアルバムを除くと、ほとんど揃っている。
(エヘン……自慢です)

わりと最近の2枚組ベストアルバムに、「てっせん子守唄」がはいっている。
いい歌がたくさんはいっていて、なかなか充実した内容のアルバムなのだ。

「YAMASAKI HAKO GOLDEN☆BEST」
  UNIVERSAL MUSIC 2006年

このアルバムにはいっている「てっせん子守唄」は、1986年9月8日/9日の二日間、FM東京ホールでおこなわれたコンサートのライブ録音だ。
このライブには、二日とも聴きにいった。
ちょうど、ハコさんがいろいろと行き詰っていた時期だった。
前宣伝で、「最後の弾き語りライブになる」とも言われていたような気がする。

ライブ録音は、LPとCD、微妙に曲目のちがうバージョンが発売され、私は二枚ともすぐに買った。
私のウェブサイトに書いたことがある。
 http://yamaoji-hp.web.infoseek.co.jp/k_hako_disc.html#shiawase

忘れられない、想い出のライブである。

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【雑】大國魂神社 「すもも祭り」

ラジオ番組を聴いていて、こんなお祭りがあることを知った。
府中の大國魂神社は、ここからバスを乗り継いで行けば近い。
混雑しそうだが、行ってみようかと思う。

■すもも祭|7月のお祭り|厄除け・厄払いは大國魂神社(東京・府中)
http://www.ookunitamajinja.or.jp/matsuri/sumomo.html

 祭典日時 毎年7月20日午前8時より
 頒布時刻 からす団扇・からす扇子 午前6時より午後9時頃まで
 参  拝 者 約70,000人昼頃及び夕方が混みあう
 露  天 商 約120軒 午前7時頃より開店 午後9時頃閉店
 特      徴 毎年7月20日だけに頒布をする団扇や扇子を求める参拝者や李子市を楽しむ
 人々で終日賑わう。
 無形文化財指定江戸の里神楽午後より奉納。
 厄除けの信仰を持つ「からす団扇」や「すもも」が中心になっている。

■科学ジャーナリスト 柴田佳秀のバーチャル自然研究所  シバラボ
 大國魂神社のカラス団扇
http://homepage3.nifty.com/shibalabo/crow/minzoku/futyuu/utiwa.htm


果物が好きで、「すもも」の類いも大好物だ。
「からす扇・からす団扇」というのも、興味ぶかい。
人混みは苦手だが、早朝に行けば少しはすいているのだろうか。

四年前の元日、初詣に行ったことがあった。
参詣の行列に並んだっけ。
あれから、行ってないなあ。


■2007年1月 1日 (月) 【遊】きょうのおでかけ(初詣)
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_4474.html

写真 2007/1/1 府中 大國魂神社

200701010005

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【雑】うれしかったこと

どうということではないけれど、昨日のこと。
昼から立川のハローワークにでかけて、その帰り、国分寺の駅ビルにある「ドトール」にはいった。
ちょっと涼んでいきかったので。

喫煙室にはいり、一服しようと思ったら、ライターを忘れていた。
隣りの席にいた若い女性に、百円ライターの火を借りた。
冷たいチャイがおいしかった。

隣りの女性が席を立つときに、「これ、どうぞ」とマッチをくれた。
にこっと笑った自然な笑顔が、すがすがしかった。
こちらも笑顔を返す。
それだけのことだが、うれしかったな。

201107130018

煙草を吸う女性、私は嫌いではない。
喫煙者にはきびしいご時世だが、とうぶんやめるつもりはない。
というか、やめられないな。
自然にやめられるようになったら、やめようとは思うが、無理はしない主義なのだ。
なんちゃって。

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2011年7月13日 (水)

【歩】夏の花

近くのスーパーへ買い物に行くついでに、デジカメを持って、団地の中を歩いてみた。
夏の花が咲いている。

撮影 2011/7/13(水) 東京都小平市(小平団地)

ムクゲ  Hibiscus syriacus アオイ科/フヨウ属 Hibiscus
<木槿>中国原産の落葉低木。庭木や生け垣として古くから植えられ、多くの園芸品種がある。韓国では無窮花(ムグンファ)と呼び、国花になっている。ムクゲの名は韓国名に由来するといわれる。よく分枝して高さ2~4メートルになる。葉は長さ5~10センチの卵形で、浅く3つに切れ込むことが多い。花期は7~10月。花の色は紅紫色、赤、紫、白などがあり、半八重や八重咲きの品種もある。花は1日でしぼむ。 (山と渓谷社 「山渓ポケット図鑑2・夏の花」)

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そろそろ咲きはじめている。
国分寺公園あたりの道路脇には、白いムクゲがたくさん咲いていた。

毎年、この花を見ると、「鳥の歌」という歌を思いうかべる。
郷ちゃん(西川郷子さん)の、のびやかな歌声。
韓国の国の花とされている、ムグンファだ。

 ♪ いついつの日も 好きだと言ってた
   ムグンファ飾ろう 風にさざめくように ♪
 ♪ いついつの日か あなたの生まれた
   ムグンファゆれてる 丘へ帰ろうきっと ♪
 (作詞・作曲:紅龍 「鳥の歌」)

この話は、これまで何度も書いていて申しわけないが。
最新アルバム「風の祭り」に、新録音で収録されている。


クチナシ
  Gardenia jasminoides アカネ科/クチナシ属 Gardenia
<梔子>山地に自生するが、庭木としてもよく植えられている常緑低木。果実は染料にしたり、きんとんなどの食品の着色料にする。高さは2~3メートル。葉は対生し、長さ5~15センチの長楕円形で光沢がある。6~7月、芳香のある白色の花を開く。花は直径6~8センチ。果実は6稜のある長楕円形で橙色に熟す。八重咲きのヤエクチナシ、大輪八重咲きのオオヤエクチナシなどの園芸品種がある。 (山と渓谷社 「山渓ポケット図鑑2・夏の花」)

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山崎ハコさんが歌う、その名も 「くちなし」 という歌がある。
1984年発売のLP 「てっせんの花」 に収録されている、せつない歌だ。

 ♪ 白いくちなしの 花びら 茶色になって
   少し話をする 牛乳びんの中から ♪
 ♪ はよう捨てて うちを捨てて
   いつまでも 見ていないで ♪
 (作詞・作曲:山崎ハコ 「くちなし」)

このアルバムはCD化されていなかったと思う。
Amazonでもみつからなかった。
私のウェブサイトに紹介しているので、そちらを。

 晴れときどき曇りのち温泉 > 資料蔵(山崎ハコ・ディスコグラフィー)
  > てっせんの花
 http://yamaoji-hp.web.infoseek.co.jp/k_hako_disc.html#tessen


カンゾウの仲間、園芸種のユリ、キョウチクトウ(右下)

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樹木の花も、地味だが咲いている。
左はアオギリ、右は不明。

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2011年7月12日 (火)

【雑】猛暑の一日

写真は、立川の某病院。
「よしず」と言うのだろうか、日よけが涼しげだったが、外はうだるような暑さだった。

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まん中に写っているのは、「ヒポクラテスの木」だという。
「医学の父」だからね。
新宿の某医大病院のロビーには、この偉人の銅像があったっけ。

MRI検査というものを、生まれて初めて経験した。
去年は、CT検査だった。
年に一度、腹の中を診てもらっているのだ。
べつに悪い症状はでていないが、「カンゾーがイカンゾー」というやつで、一生検査を続けないといけないらしい。

MRIは面白かった。
閉所恐怖症の人は、あの狭いトンネルが耐えられないかもしれないが、私は閉所も高所もなんともないので。
むしろ、閉所・高所が「好き」と言ってもいい。

けっこう時間がかかった。
一時間近く。
「息を吸って、止めて、楽にして」というアナウンスを何度も聞いているうちに、眠たくなってしまって、瞬間的にうたた寝してしまったかもしれない。

CTは放射線被曝がいやなので、あまりやりたくないが、MRIは体に害はないのだろうか。
えらく高額な請求に驚いたが、いたしかたない。

それにしても、MRIの装置というのは、どうしてあんなにやかましい音がするのだろう。
工事現場にいるようだった。
防音のためのヘッドホンから、ボブ・マーリーの「No, Woman, No Cry」が流れていた。
アレンジされたインストルメンタル演奏だったが。

ひさしぶりに、ご本家の歌が聴きたくなった。
http://youtu.be/jGqrvn3q1oo

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2011年7月11日 (月)

【読】【雑】梅雨明け十日

「梅雨明け十日に雨なし」だったかな。
今年の夏は、まさにこの言葉どおりで、まだ7月だというのに猛暑が続く。

昨夜も、夜11時頃眠りにはいったが、12時過ぎには暑さで目がさめてしまった。
じっとり汗をかいて、きもちが悪かった。
しばらく眠られず、ラジオを聴いていた。

今日、耐えきれずに、夕方になってエアコンの冷房をいれた。
一年ぶりの稼働である。
やせがまんは体によくない。
夜もエアコンを入れて湿度を下げ、快眠しようと思う。

「節電」が奨励されている折柄、ちょっぴり後ろめたさを感じながらも、背に腹はかえられないのだ。


午前中、土曜日にビデオ録画しておいたNHKの番組を観ていた。
「NHKスペシャル 徹底討論 どうする原発」 (シリーズ 原発危機 第3回)
 http://www.nhk.or.jp/genpatsu/

二時間半の長い番組のわりに、内容はひどかった。
「討論」が「徹底」していない、というか、空回りしていて、これだったらドキュメンタリー仕立ての方がよほどいいのに。
原発推進派のおっさん(大学教授)の話を聞いていると、だんだん気分が悪くなった。
(原子力安全委員会専門委員・北海道大学教授 奈良林 直 氏)
こういう人が、原子力安全委員会のメンバーなんだな。
ドイツ、フランス、アメリカの原発の状況を紹介していた部分だけは、観てよかったと思う。

原発擁護・推進論を唱える人たちの論拠のひとつとして、よく言われることだが、「日本中の原発を止めると電力が足りなくなる」という。
ほんとうだろうか。
私は、ウソではないかと思う。

最近読んだ二冊の本(ともに原発反対論者によるものだが)には、「原子力発電に頼らなくても日本の電力は十分まかなえる」ことが、データを示して書いてあった。
元になっているデータを自分で確認していないので、鵜呑みにはできないが、そうかもしれないと思う。

いろいろな数値(データ)が報道されているけれど、ほんとうのところはどうなのか。
信用できるデータが知りたい。
自分で調べるしかないのだろうか。


広瀬 隆 『福島原発メルトダウン』 朝日新書 2011/5/30発行
 (終章 完全に崩壊した日本の原子力政策 「原発がなければ停電するか」 P.219-)
小出裕章 『原発のウソ』 扶桑社新書 2011/6/1発行
 (第七章 原子力に未来はない 「原発を止めても困らない」 P.169-)

 

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2011年7月10日 (日)

【雑】チャリティ古本市 終了

どんな仕事も裏方はたいへんだ。
今回、後片付けのお手伝いをして、あらためて痛感。

2011年 第13回 チャリティ古本市
 7月 9日 (土) 午前10時~午後5時
 7月10日 (日) 午前10時~午後3時

 場所 小平市中央公民館 ギャラリー (小平中央図書館並び)
 主催 小平図書館友の会
 後援 小平市教育委員

本日、無事に終了。
お買い上げくださった方々へ、私からもお礼申しあげます。

午後3時過ぎから、会場の片づけ。
たくさん売れたのだが、もともと3万冊近くあった本の売れ残りも半端な量ではなかった。
スタッフの皆さん、お疲れさまでした。

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今日の会場風景
 2011/7/10(日) 午前10時頃
 初日のきのう、開場直後は、ものすごい混雑だったという

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児童書コーナーで、ちいさな子供さんが、お父さんに絵本をおねだりしていた。
安価なので、お父さんもおねだりを聞いてあげていたっけ。
ほしい本を何冊も買ってもらって、嬉しそうな顔の女の子(四、五歳ぐらいかなあ)。
そんな光景は、見ていて微笑ましかった。

私が寄付した、五木寛之『青春の門』(文庫12冊揃い)も、いつの間にか売れたようだ。
そういえば、五木寛之の本を探していたご婦人がいらして、五木寛之コーナーをご案内したのだが、あの方がお買い上げくださったのかも。

手放そうかどうか、ちょっと悩んだものなので、買ってくださった方がいらしたのなら、嬉しい。

 2011年6月17日 (金)
 【読】おもいきって本の整理(続)
  http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-4bcc.html
 【読】おもいきって本の整理
  http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-418d.html

 あれからもう、ひと月近くたつんだなあ。
 早いものだ。


終了後
 売れ残った大量の本を、ほぼ片づけた後

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今年で13回目の、このチャリティー古本市。
地域活動として、立派なものだと思う。
頭が下がる。
来年も、お手伝いしよう。


【2011/7/11追記】
書評家・古本ライターの岡崎武志さんが、この古本市のことをブログに書かれていることを知った。
ただし、よく見ると4年前(2007年)のことだが。
それでも、岡崎さんのファンである私には嬉しかった。

「okatakeの日記」 より
 http://d.hatena.ne.jp/okatake/20070520

さらに、よくよく岡武さんのブログを見ると、今年も来てくださっているのだった。
 http://d.hatena.ne.jp/okatake/20110710

お住まいがご近所なのかもしれない。

【2011/7/12追記】
岡崎武志さんのブログは、じつに読み応えがあって楽しい。
トップページのURLはこれ。
 http://d.hatena.ne.jp/okatake/

昨年の古本市のことが書かれていないかと探してみたら、やはり書かれていた。
毎年いらっしゃるようだ。
 http://d.hatena.ne.jp/okatake/201003

※トップのページのURLの後ろに yyyymm と年月を入れれば一発でジャンプできる、わかりやすい構成だ。
 2009年4月の日記なら、http://d.hatena.ne.jp/okatake/200904 というように。

       

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【楽】梅雨明け、花園神社

梅雨明けの昨夜、新宿花園神社へ。
年に一度の上々颱風「七夕」コンサート。
このバンドの野外ライブは、やっぱりいいなあ。

上々颱風 (しゃんしゃんたいふーん) 花園公演
 花園神社 七夕コンサート 2011
 2011年7月9日(土) 新宿花園神社 境内

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靖国通り沿い 花園神社の入口
 ビルの谷間にぽっかりと「異空間」が残された神社

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明治通り沿い 花園神社の入口
 ライブ会場(境内)への入場口

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開演前のステージ
 朱塗りの拝殿前がステージ
 観客は参道・境内の好きな場所で、踊るなり、酒を飲むなり
 好きなようにライブを楽しめる

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東京新宿鎮座 花園神社
 http://www.hanazono-jinja.or.jp/mt/top/

昨年は行かれなかったが、映美ちゃんのMCによれば、この拝殿は工事中だったとか。
ライブは19時に始まったが、日が暮れると、拝殿がライトアップに映えて幻想的なステージになる。
花園ライブの楽しみが、これだ。

きっかり20時半には終わってしまった。
あまり遅くまで大音響でやっていると、近隣から苦情が来るからだろうか。
なんたって、隣りのビルでは仕事をやっている人が、ときおり下を見て、うるさそうな顔をしているのだから。

今年は、郷ちゃん(西川郷子)の「鳥の歌」をやらず、その代わりに「花祭りの朝」を歌ってくれた。
この歌は、郷ちゃんのチャンゴと紅龍の三弦バンジョーだけで演奏されると思っていたら、西やん(西村直樹)が二胡で参加。
二胡がはいることで、とてもいい感じの演奏になった。

映美ちゃん(白崎映美)作詞・作曲の「月夜のらくだは泣いてるだろか」も、よかったな。
10枚目のアルバム(2005年発売)に収録されている曲で、初演はその前年か。
確か、2004年の花園神社のライブで、譜面を見ながらお披露目したはずだ。
あの日は暑かったなあ。

最後の曲(アンコール2曲目)、「千の星」がライブをしめくくる、いい歌だった。
(アルバム未収録曲)

Shang Shang A Go Go!
 「月夜のらくだは泣いてるだろか」 収録
 「青空」 (歌:西川郷子) が素晴らしい

次のライブは、江東区文化センターでの「リクエスト大会」らしい。
恒例のこのライブには、いちど行ったことがある。
今年も、行ってみたい気持ちはあるが、私にはちょっと遠い。

上々颱風コンサート in 江東区文化センター
 2011/9/23

Shangshang_20110923_pamph

上々颱風オフィシャル ウェブサイト
 http://www.shangshang.jp/
オフィシャル ブログ Shang Shang A Go Go !
 http://mandi.blog.ocn.ne.jp/shangshang/


【2011/7/11追記】
去年の花園ライブのレポートを、ネットで発見。
そうか、拝殿の工事中だったという去年は、こんなステージだったんだな。
(写真が掲載されている)

上々颱風 ライヴレポ 七夕コンサート'10 花園神社 7/3 :: ココアとミント
 http://yaplog.jp/cocoa-mint/archive/139

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2011年7月 8日 (金)

【雑】古本市準備 三日目

小平図書館友の会主催 チャリティ古本市の準備も、今日が最終日。
なんとか明日の開催日の準備が終了した。

友の会会員と、ボランティアで応援してくださった皆さんの、汗のたまものである。
私も微力ながらお手伝いさせていただき、軽い筋肉痛になったものの、三日間、本に囲まれてシアワセだった。

今年は本の量が多いらしく、陳列台にはとうてい載りきらず、台(折りたたみテーブルを並べたもの)の下にも、かなりの量のストックを置くことになった。
たくさんの貴重な本を寄付してくださった方々に、感謝。

明日はいよいよ、販売初日。
初日の朝は、例年、お客さんで混雑する。
開場前から行列ができるほどだ。
お昼頃になれば、すーっと波が引くように、すいてくるはず。

暑い一日になりそうなので、会場で具合の悪くなる方がでなければいいのだが……。
少しでも早く、目指す本を探したい気持ちはよくわかるが、おでかけの方はお気をつけいただきたいと思う。


2011年 第13回 チャリティ古本市

 7月 9日 (土) 午前10時~午後5時
 7月10日 (日) 午前10時~午後3時


 場所 小平市中央公民館 ギャラリー (小平中央図書館並び)
 主催 小平図書館友の会
 後援 小平市教育委員会

(開催趣旨より)
「チャリティ古本市は、小平市内外の皆様より読み終えた本を寄付していただき、それらの本を再び活用していただくために廉価で販売しています。純益金は小平市立図書館へ備品の寄贈等をして役立てています。
なお、今年は東日本大震災被災地の図書館復興のために、売り上げの一部を寄付いたします。」

 たくさんの方々のご来場を、お待ちしています


会場の前には、カラフルな手作りポスターも貼られて、いよいよ明日を迎える。
明日、私は所用で出られないが、あさっては終日会場にいる予定。

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会場内は、こんな感じに整理された。
それにしても、ちょっとした古本屋一軒分もありそうな、古本の量だ。
ほとんど平台なので、探しやすいと思う。

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2011年7月 7日 (木)

【雑】古本市準備 二日目

今日も一日、チャリティ古本市の準備。
私は、文庫コーナーの整理、陳列を担当した。
文庫本は冊数が膨大で、内容も玉石混交。

たくさんの古本が集まったが、なかでも数が多いのは文庫本と国内単行本。
積みあげた本の山がなかなか崩れない。
明日もお手伝いすることにした。

今日もまた、たくさん本を寄付していただいた。
寄付本の受付は、明日(7/8)の午前10時から午後4時までで終了。

いよいよ、土曜・日曜が販売日だ。

2011年 第13回 チャリティ古本市
 7月 9日 (土) 午前10時~午後5時
 7月10日 (日) 午前10時~午後3時

 場所 小平市中央公民館 ギャラリー (小平中央図書館並び)
 主催 小平図書館友の会
 後援 小平市教育委員会

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2011年7月 6日 (水)

【楽】七夕

七夕は明日だけれど、土曜日はこれだ。
暑くなりそうだなあ。

上々颱風オフィシャルHP より
 http://www.shangshang.jp/

上々颱風 新宿花園神社七夕コンサート

 7月9日(土)
 新宿花園神社境内 ※雨天決行
 開場18:15/開演19:00
 前売¥3,500/当日¥4,000(立見・整理番号付・税込)
 主催:文化放送

Shangshang_2011tanabata

去年は行けなかったので、二年ぶり。
野外の熱いライブに期待。

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【雑】古本市準備のお手伝い

今週末、小平市中央公民館のギャラリーで、小平図書館友の会主催のチャリティ古本市が開催される。
今日から三日間は、その準備。
私も会員で、今年は時間がとれるのでお手伝いに行ってきた。

2011年 第13回 チャリティ古本市
 7月 9日 (土) 午前10時~午後5時
 7月10日 (日) 午前10時~午後3時


 場所 小平市中央公民館 ギャラリー (小平中央図書館並び)
 主催 小平図書館友の会
 後援 小平市教育委員会

 小平中央図書館 Map
  http://library.kodaira.ed.jp/riyou_kakukan.html#MAP01

 小平市報 2011年6月5日号(抜粋記事) (6)
   ※チャリティ古本市の案内 あり
  http://www.city.kodaira.tokyo.jp/shihou/018/018578.html


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格安で古本が手にはいるので、毎年、盛況だ。
ただし、古本業者のいわゆる「せどり」はご遠慮いただいている。
悪質な業者による買い占めが後を絶たないのだ。
(上の写真の掲示)

※「せどり(「競取り(糶取り)」、または「背取り」)とは、『同業者の中間に立って品物を取り次ぎ、その手数料を取ること。また、それを業とする人(三省堂 大辞林より)』を指すが、一般的には古本用語を元にした「掘り出し物を転売して利ざやを稼ぐ」商行為を指す言葉。 ― Wikipediaより ―


今日は、会場の設営にはじまり、倉庫に保管してあった古本の取り出し、寄付本の受け取り、本の陳列など。
何軒か、寄付してくださる方のご自宅まで車でうかがって受けとってきたりもした。

会場は、本の山になった。
次々と、会場まで古本を持ってきてくださる方が続いた。
ありがたいことである。

私は本が好きなので、このような作業はまったく苦にならない。
それどころか、本に囲まれてシアワセな気分だった。
朝9時から夕方4時まで、汗をかきかき働いた。
もちろん、図書館友の会の人たちによるボランティア活動である。

私は、明日、もう一日、お手伝いする予定。
販売日も、できる限りお手伝いするつもりだ。


二年前の古本市
 2009年4月11日 (土) 【雑】チャリティー古本市
 http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-5708.html

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2011年7月 5日 (火)

【雑】ひさしぶりに腹がたったこと

これはひどいね。
こういう人物が震災復興担当大臣とは。
この国(の中央政治家)は、こういうレベルなのかと思うと(もっとマシな人はいると思うが)、情けないやら腹がたつやら。

責任をとってお辞めになったのはけっこうだが……
この大臣は、何も実質的な仕事をしないで、やめてしまうのか。
無責任すぎないか?

まずは、You Tubeから問題発言(暴言)の映像。
この人は、なにをこんなにいばっているのだろう。
この口調は何?
大臣って、そんなに偉いのか?

■松本復興相、宮城県の村井知事を叱責
http://www.youtube.com/watch?v=rrFd2Od-Cq8

しかも、村井知事に非はなかったようなのだ。
(大臣を応接室で出迎えなかった件について)

■松本復興相の発言は的外れ、そもそも村井知事は遅れていなかった (オルタナ) - Yahoo!ニュース
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110704-00000303-alterna-soci

 ※このサイトは、mixiのマイミクさんの日記で知った。


東京新聞 2011/7/5(火) 朝刊 24-25面
  「こちら特報部」 記事

20110705_tokyo_shibun


経歴や出自はともかくとして。
この人は、ちっとも悪いことをしたと思っていないようなのだ。
「被災地から嫌われているようだから」とか、「発言の表現で被災者の心情を結果として傷つけた」だとか、言っているらしい。

推測するに、「こんなことで辞めなきゃならんなんて、悔しい。一所懸命やったのに……」といったところか?

■松本氏、後援会に「嫌われているからやめたい」 - 速報:@niftyニュース
http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/yomiuri-20110705-00675/1.htm

■松本復興相辞任、放言で引責…就任9日目 - 速報:@niftyニュース
http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/yomiuri-20110705-00241/1.htm

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【雑】眠れない日の深夜ラジオ

めったにないことだが、夜、なかなか眠れないことがある。
昨夜がそうだった。

暑さのせいもある。
扇風機をまわしていても、一、二時間で目がさめてしまった。
蒲団がじぶんの体温で熱くなっていて気もちが悪い。
じっとり汗ばんだ体を濡れタオルで拭いて、寝ようとしても寝つけなくなる。

夜、寝床で考えることに、ろくなことはない。
起きて何かするのも業腹だ。
しばらく煩悶していたが、ここはひとつ、深夜ラジオでも聴いて気をまぎらわすことにした。

ポケットラジオのイヤホンで、NHK第一放送を聴く。
「ラジオ深夜便」の朗読の時間だった。

 NHK ラジオ深夜便
  http://www.nhk.or.jp/shinyabin/

何日か前にも、やはり眠れなくてこの番組を聴いていたっけ。
そのときも、朗読の時間だったな。
あの時は、かなりエロチックなシーンだったな。
そんなことを思いだしながら、藤沢周平の「海鳴り」の朗読を少しだけ聴いた。

松平定知アナウンサーの朗読は、さすがに上手だが、あの事件(もう20年前にもなる例の泥酔事件)いらい、私はあまり好きになれない人だ。
われながら、ココロが狭いなあ。

 余談だが、この人の名前を呼ぶときは
  つだいら
 と冒頭にアクセントを置くのだそうだ。
 ラジオ深夜便での紹介も、そのように呼んでいた。
 なんだかなあ。
 (詳しくは、Wikipediaを)

ラジオのダイヤルを、昼間ずっと流し続けているTBSに変えてみた。
わが家は、朝から夕方までTBSラジオをほぼつけっぱなしにしているが、深夜に聴くことはめったにない。
「JUNK」という定時番組で、伊集院光だった。
この番組は初めて聴いた。

 JUNK : TBSラジオ
  http://www.tbs.co.jp/radio/junk/

この人のトークはじつに面白く、しばらく蒲団の上で笑いをこらえながら聴いていた。
たった今知ったのだが、元落語家だったのか(三遊亭圓楽一門)。
どうりで。

結局、午前3時近くになって、ようやく睡魔が襲ってきた。
眠れない夜はつらいものだ。
それでも、朝はきっちり6時過ぎには目がさめた。
ちょっと寝不足。

勤めていた頃は、毎朝の5時起きがつらかったが、今はそれほど早起きしなくていいのがありがたい。

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2011年7月 4日 (月)

【読】【震】不気味な「ホットスポット」

昨夜、私としてはめずらしくNHKのテレビ番組を観ていた。

2011/7/3(日) 21:00~21:49
 NHKスペシャル シリーズ原発危機 第2回 「広がる放射能汚染」
 ※再放送 7/9(土) 16:30~17:20

 NHK番組表 より
  http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20110709/001/21-1630.html

 放送内容
 NHKスペシャル|シリーズ原発危機 第2回  広がる放射能汚染
  http://www.nhk.or.jp/special/onair/110703.html

 番組HP NHKスペシャル
  http://www.nhk.or.jp/special/

新聞やテレビで毎日報道されている「放射線量」情報が、いかにいいかげんというか、「安心させよう」という意図に基づいたものであのるかが、よくわかった。
チェルノブイリ事故後の、現地政府のフォローがしっかりしていることにも感心した。
わが日本政府の対応と比べると、ため息がでてしまう。


福島第一原発から拡散した(今も拡散している)放射性物質。
天候状態(風向き、雨量など)によって遠くまで飛散し、原発からの遠近と無関係に、放射線量の数値が異常に高くなっている地域がある。
「ホットスポット」である。
その怖さを、この番組で再認識した。

拡散された放射性物質は、そう簡単に消えるものではないし、すでに体内に入ってしまっているかもしれない。
内部被曝が怖い。
もう、手遅れかもしれないが、すでにばら撒かれてしまった放射性物質にもっと敏感になろう(もっと怖れよう)と思う。

AERA最新号に、首都圏ホットスポットの特集があるらしい。
明日、買ってみよう。

AERA最新号
 2011/71/11号 詳細「放射能」マップ
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=12778


今読んでいる広瀬隆さんの新刊。
『福島原発メルトダウン』 朝日新書 2011/5/30発行

広瀬さんが書くものは、表現がきつくてあまり好きになれないが、書いていることに間違いはないと思う。
ホットスポットについて、こう書いている。

― 『福島原発メルトダウン』 P.87-88 より ―

<チェルノブイリ原発事故では、運転中の四号炉が核暴走の末に大爆発を起こしました。ソ連当局は30キロ圏内の住民を避難させ、無人地帯をつくりました。ところが、その後、原発から200キロ以上離れた場所でも高濃度の放射能汚染地帯(ホットスポット)が見つかっています。爆発によって空中に拡散した放射性物質が雲とともに流れて行き、その場所で雨を降らせたからだと見られています。200キロといえば、福島第一原発から東京周辺までの距離とほぼ同じです。>

<福島第一原発事故後の被曝に関する政府発表やメディア報道で、もっと大きな問題は何かというと、取り上げられる数値が「放射線量」中心であることです。「微量だから問題ない」、「ただちに健康に影響はない」とかならず報道し、多くの人々がそれを安全だと信じていますが、これはまったく非科学的な報道です。>

<放射線量を測定しているのはモニタリングポストなどの測定器で、これが原子力施設のまわりなどに置いてあり、「外から」の放射線を測っています。……>


新聞・テレビの「放射能(放射線量)」報道は、ひどいものだと思う。
だまされないようにしたい。

そういえば、「死の灰」ということばがいまや死語となってしまった。
怖れずに、もっとこのことばを使う方がいいと思う。

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2011年7月 3日 (日)

【読】【震】原子力発電を知るために

震災と福島原発の事故のあと、いろんな本を買い集めて読んでいる。

原子力発電については、この本がいちばんわかりやすかった。
物理や化学が苦手だった私にもよくわかる内容で、しかも、基礎事項はしっかり説明されている。
中学生程度の学力があれば、じゅうぶん理解できると思う。
(理解しようという意思が必要だが)

「原発のことはよくわからないけど……」という声を聞くこともあるが、原理はさほど難しくない。
原発の原理を知れば、その危険性も正しく認識できると思うのだ。
専門用語に惑わされて煙にまかれないためにも、ある程度の勉強は必要とも思う。

興味をもたれた方には、おすすめします。

齋藤勝裕 著 『知っておきたい放射能の基礎知識』
 ソフトバンク クリエイティブ  2011/6/8発行
 サイエンス・アイ新書 SIS-206
 221ページ 952円(税別)

(目次より)
第1章 放射能
 放射能・放射性物質・放射線の違いは?
 放射性物質ってなんだろう?
 放射性物質にはどんなものがあるの?
 放射線ってなんだろう?
 放射能ってなんだろう?
 シーベルトってなんのこと? ・・・他
第2章 原子核
 原子ってどんなもの?
 原子核ってどんなもの?
 同位体ってなんだろう? ・・・他
第3章 原子核反応
 原子核も反応するの?
 原子核反応にはどんなものがあるの?
 半減期ってなんだろう? ・・・他
第4章 核融合と核分裂
 核融合ってなんのこと? ・・・他
第5章 原子炉の原理
 原子力発電ってどうしても必要なの?
 ウランってどうやって手に入れるの?
 ウランの濃縮ってどうするの? ・・・他
第6章 原子炉の実際
 原子炉は火力発電のボイラー
 ウランの塊の燃料棒
 中性子数を制御する制御棒
 中性子の速度を落とす減速剤 ・・・他
第7章 原子炉の種類と問題点
 原子炉の種類
 ウランを用いる原子炉
 プルトニウムを用いる原子炉
 燃料を増やす高速増殖炉 ・・・他
第8章 放射能汚染事故
第9章 もしも放射能に汚染されたら

巻末索引もしっかりしている。

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【雑】サブタイトル変更

このブログのサブタイトルは、2005年9月19日の開設当時から「やまおじさんのつぶやき日誌」でしたが、思うところあって、「やまおじさんの流されゆく日々」に変更しました。

べつにたいしたことではありませんが、心境の変化ということです。

「流されゆく日々」は、もちろん、五木寛之さんが日刊ゲンダイというタブロイド版夕刊紙に連載を続けているエッセイのタイトルから借用しています。
五木さんは、石川達三の「流れゆく日々」の向こうを張って、「流されゆく――」としたそうです。
(ご本人がどこかに書いていたと記憶しています)
いかにも五木さんらしいと思います。

私もまた、日々、流されてゆくんだなあと痛感している今日この頃であります。

かつて、このブログに、こんなことを書いたこともありました。

2006年12月24日 (日) 【読】流されゆく日々
 http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_446c.html


五木さんの連載エッセイの一部は、書籍になって出版されています。
ずっとまえ、文庫版で何冊もでていたものを持っていましたが、手放してしまいました。
いま手に入るのは、講談社から出版されている下の二冊です。

 

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【雑】Hello work

いつまでも遊んでいるわけにいかないし、正式に退職日も過ぎて必要書類も手にはいったので。
明日行ってみようと思う。
これまで、何度もお世話になったなあ。

http://www.tokyo-hellowork.go.jp/tachikawa/

病院の行き帰りに門前を通っているが、建物は何十年も変わっていない。
いつも人でいっぱい。
失業者にはきびしいご時世です。


♪ 乗るんだよ 電車によ  乗るんだよ 電車によ
  雨の日も風の日も  仕事にありつきたいから ♪
   ― 高田渡 「仕事さがし」 ―

ほろ苦い歌詞である。
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND34327/index.html

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2011年7月 2日 (土)

【楽】すどもん珍報第7号とMOTELライブ予定

須藤もんさんの手作り新聞 「須藤もん珍報」 第7号(2011/6/30発行)が届きましたので、ここに掲載します。

あわせて、この7月から9月にかけての、MOTEL(須藤もん&対馬照)のライブ予定です。
8月最終土曜日は、八ヶ岳編笠山「青年小屋」で恒例の「夏の終わりのコンサート」。
9月上旬には、仙台、郡山、山形の東北ツアーが予定されています。

詳しくは、須藤もん公式サイトでご確認ください。

 須藤もん 公式サイト
  http://homepage2.nifty.com/sudomon/


『すどもん珍報 第7号』 2011/6/30発行

 印刷してお読みになりたい方は
 須藤もん公式サイト 「ニュースリリース」 ページ
  http://homepage2.nifty.com/sudomon/news.htm
 に掲載されている画像をご利用いただくと読みやすいと思います
 (可能でしたら用紙サイズをA3としてA4に縮小印刷すればはみ出さないかと)
 

Sudomon_shinbun20110630_3

MOTEL (須藤もん&対馬照) ライブ予定

7/9 (土) 船橋 無国籍料理 月
  千葉県船橋市夏見1-10-31
  TEL 047-424-0706

   「船橋アコースティックボイス」

 出演  井上ともやす  MOTEL(須藤もん&対馬照)
      石井明夫  HALUKA
 18:00 開演  (MOTEL出演 18:45~)
 料金 2,500円+ドリンク

  :::HOUSE OF BLUES:::船橋 無国籍料理 月
   http://www.blues-tsuki.com/

7/23 (土) 三鷹 バイユーゲイト
  JR中央線 三鷹駅北口 徒歩2分
  武蔵野市中町1-17-2 アビエス1F2号
  TEL 0422-55-5782

    「東西めおとアワー」

 出演  MOTEL(須藤もん&対馬照)
      スワンピータケシ&杉本"Q"仁美(from大阪)
 20:00 開演  料金 2,000円(ドリンク別)

  音楽喫茶/南風BAR バイユーゲイト
   http://bayougate.voxx.jp/

8/23 (火) 西荻窪 CLOP CLOP
  JR西荻窪駅 南口 3分
  杉並区松庵3-39-11-B1
  TEL 03-5370-2381

 出演  少太(from山形)   MOTEL(須藤もん&対馬照)
 20:00 開演  料金 2,000円+ドリンク

  CLOP CLOP
   http://www.clopclop.jp/

8/27 (土) 八ヶ岳 編笠山 青年小屋
  「夏の終わりのコンサート」

  JR中央本線 小淵沢駅~(タクシー利用)~登山口観音平
  (車利用時 中央高速道路小淵沢I.Cより 観音平まで所要約20分)
  登山口より徒歩3~4時間
  TEL 0551-36-2251

 料金 1泊2食付 7,800円 / 素泊 4,800円 (要宿泊予約)
 出演  編笠音楽隊  MOTEL(須藤もん&対馬照)

  ※登山装備が必要です

9/9 (金) 仙台 VORZ BAR
  仙台市青葉区国分町1-6-1 ルナパーク一番町ビル3F
  TEL 022-224-0312

 出演  少太  MOTEL(須藤もん&対馬照)
 21:00 開演  投げ銭+ドリンク

  VORZ BAR
   http://www.vorzmusic.com/vorzbartop.html

9/10 (土) 郡山 OLD SHEP
  福島県郡山市堂前10-15 カタノビル2F
  TEL 024-938-2203

 出演  少太  MOTEL(須藤もん&対馬照)
 19:30 開演  料金 2,000円 (1ドリンク付)

9/11 (日) 山形 Tarji
  山形県山形市七日町2-7-28 YT二丁目ビル 1F
  TEL 023-623-3944

 出演  少太  MOTEL(須藤もん&対馬照)
 20:00 開演  料金 2,000円 (1ドリンク付)
          料金 1,500円+ドリンク  ※8/11変更

  Bar Tarji
   http://www17.ocn.ne.jp/~tarji/

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2011年7月 1日 (金)

【雑】節電モード

今日から7月。
わが家の温度計は、常時30度。

さきほど行った病院の玄関の掲示。

20110701102231

空調温度の設定を高めにしているという割に、病院内は涼しかった。
これまでが冷やし過ぎだったんだろうね。
せいぜい協力しましょう、原発を動かさなくて済むのなら。

今のところ、家のエアコンを入れる予定はない。
さすがに夜は寝苦しく、扇風機でなんとかしのいでいる。

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