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2011年9月の24件の記事

2011年9月30日 (金)

【楽】中島みゆきの隠れた名曲

朝から、中島みゆきの古いアルバムを、繰りかえし聴いている。
1983年3月に発売された、9枚目のアルバム「予感」。
(すっかり有名になった「ファイト!」が収録されている)

【収録曲(全9曲)】
この世に二人だけ/夏土産/髪を洗う女/ばいばいどくおぶざべい/誰のせいでもない雨が/縁/テキーラを飲みほして/金魚/ファイト!

物入れにしまいこんだCDケースから、引っぱりだして聴きはじめたのには、わけがある。

私の大好きな、ある女性シンガー(名前はまだ明かさない)が、ソロ・ライブでたびたび、このアルバムの中の一曲をカバーしていたことを知ったのだ。

来週土曜日に、その人のソロ・ライブがあることを知ったのは、つい先日。
さっそく会場に電話して予約した。

 工房・ギャラリーやぶさいそうすけ
  http://yabusai.net/index.html

来週のライブでこの曲を歌ってくれるかどうかは、わからない。
もし歌ってくれたら、いったいどのようにカバーしているのか気になり、楽しみでもある。

「誰のせいでもない雨が」 (アルバム「予感」 5曲目)
何度も聴いていたはずのアルバムなのに、この曲の記憶は薄かった。

あらためて聴いてみると、まず、みゆきさんの歌声の若いことに驚く。
三十歳になったばかりの頃の歌声だから、それも当然だが。

いい歌だ。
こういう歌いだしで始まる。

 ♪ 誰のせいでもない雨が降っている
   しかたのない雨が降っている … ♪

歌詞に「ひねり」があって憶えにくいのだが、サビの部分は一度聴いたら忘れられない。
こんなふうに聴こえる。

 ♪ はやく つぅーきひ すべーての かーなしみぃを いーやせ ♪
   (早く 月日すべての悲しみを癒せ)

みゆきさんらしい、奥深い詩だ。
メロディーはシンプルで親しみやすく、リズムがいい。
(Googleで検索すれば、歌詞はもとより、YouTubeで音源も聴けるようだ…ただし、一部に著作権の問題がありそう)

さて、この曲をどのように歌っている(歌ってくれる)のか。
きっと、「自家薬籠中」のものにしていることだろう。
もし歌ってくれたら、来週のライブの後にでも、あらためて……。

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2011年9月29日 (木)

【読】【震】なさけないけど あきらめない

今、読んでいる鎌田實さんの本。

『なさけないけど あきらめない』 鎌田實 著
 朝日新聞出版 2011/7/30発行
 255ページ 1400円(税別)

震災後すぐに活動を開始した鎌田實さんの、「マルに近いサンカクを探る」 ―本書第1章のタイトル― という姿勢は、とてもだいじなことだと思う。

<批判をしたり、グチを言ったり、第三者的な話を軽々しくする前に、みんながちょっとずつあたたかい視線を東北に向けてあげる。ちょっとでもみんなが福島のために汗をかく。子どもたちのために、自分は何ができるかって考える。…(中略)…答えは1個じゃない。みんながちょっとずついろんな手法でやりだしていけば、完璧な解決方法はないけども、選んだサンカクが少しずつ、マルに近くなる。被災者の身になって長い支援をしていく必要がある。東北の傷は深い。> (第1章 マルに近いサンカクを探る P.21-22)

第2章 「カマタ・フクシマノート」 が、この本の大部分を占める。
地震発生日の夜、3月11日午後10時00分から、5月31日までの日記(ノート)だ。
日記のひとつひとつが、ずっしりと重い内容なので、なかなか読みすすめない。

第3章 「三人と意見をぶつけ合ってみる」 は、山下俊一氏(長崎大学教授、被ばく医療の第一人者)、住田健二氏(大阪大学名誉教授)、田中優氏(エコロジスト)の三人との、個別の対談。

鎌田さんは、ご自身のブログでも、発言を続けている。

 かまたみのる公式ブログ 八ヶ岳山麓日記
 http://kamata-minoru.cocolog-nifty.com/
 鎌田實 オフィシャルウェブサイト
 http://www.kamataminoru.com/

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2011年9月28日 (水)

【歩】秋晴れ、小金井公園・たてもの園へ

今日も、さわやかな秋晴れ。
午後、自転車に乗って近くの小金井公園・江戸東京たてもの園まで。
気持ちよかったなあ。

江戸東京たてもの園
http://www.tatemonoen.jp/

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この9月初めに移築・復元された「万徳旅館」の中を、ゆっくり見てきた。
前回訪れた時には気づかなかった、五右衛門風呂と外便所(共に復元)が面白い。
150年前に建てられた、青梅の旅館だ。
平成5年(1993年)まで実際に営業していたという。
こういう建物が、私は好きだ。

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小金井公園で毎年開催されている「コスモスまつり」だが、今年は、台風の影響からか全く影もなかった。
キバナコスモスが少しだけ咲いていた。

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今週末から、ぐっと冷えこむらしい。
秋が、少しずつ深まっていくのだろうな。

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3月の地震で、たてもの園の西ゾーン「三井八郎右衛門邸」にある石燈籠が転倒していた。
ひどい状態だ。
センターゾーン「高橋是清邸」の石燈籠も、まだ修復できていなかった。

「三井八郎右衛門邸」(西ゾーン)の玄関横

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2011年9月27日 (火)

【遊】秋晴れ、勝沼ぶどう「大雅園」訪問

秋晴れのさわやかな一日。
一週間ぶりに、勝沼へ。
平日のせいで、道路もすいていた。
いつものように、国道411号(青梅街道)を柳沢峠越えの道で。
デジタルカメラを持っていくのを忘れてしまったので、写真は携帯電話で撮った。

ぶどうの「大雅園」へ行く途中、等々力交差点近くのほうとう屋さんに寄って昼食。
これまで何度も行って、いつも満員で入れなかった店だ。
土日祝日は、まず待たずに入ることはむずかしいようだ。
今日は平日のため、すぐに入ることができ、念願のほうとうをいただくことができた。

ほうとう 皆吉 (みなき)
 山梨県甲州市勝沼町等々力1372
http://www.minaki.jp

Katsunuma_minaki_1_2Katsunuma_minaki_2_2

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具だくさんのほうとうに、満腹。
等々力交差点に戻り、ぶどうの「大雅園」へ。

勝沼 大雅園
 山梨県甲州市勝沼町等々力43
 TEL/FAX 0553-44-0434
http://www.eps4.comlink.ne.jp/~taiga/

今シーズンのぶどうも、そろそろなくなってきた。
「甲斐路」、「ベリーA」、「ピッテロビアンコ」あたりが食べごろ。
「甲州」は、これからとのこと。

心配していた台風の被害は、ほとんどなかったそうで、ほっとした。
「瀬戸ジャイアンツ」がなんとか残っていたので、田舎に送ってもらった。

平日でお客さんも多くなかったので、ぶどう園の早川さんご一家と、たくさんお話ができた。
いつ訪れても、あたたかく迎えてくださるぶどう園。

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アジロンワインの新酒が、好評発売中。
とてもおいしいワインで、私のまわりでも大評判なのだ。

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2011年9月24日 (土)

【楽】気になるライブ(西川郷子さん出演)

宣伝を頼まれたわけではないけれど。
きのうの上々颱風ライブ会場で配られたパンフレット。
どうも、西川郷子という名前があると、弱い。

2011年10月28日(金)
 江東区深川江戸資料館・小劇場
市川俊夫プロデュース
  第一回 「琴瑞(ことたま)」
 講談 宝井琴調 (二席)
 浪曲 瑞姫
 歌 西川郷子

講談、浪曲とのジョイントというのが、いかにも郷子さんらしい。
彼女のブログで、たぶん告知されることだろう。

 ニシカワ通信
  http://mandi.blog.ocn.ne.jp/satoko/

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2011年11月6日(日)
 下北沢 ラ・カーニャ
  「紅龍 アコースティック・ライブ」
 紅龍 (Vo./G)
 永田雅代 (P)
 ゲスト:西川郷子 (Vo.)

紅龍さんのブログで告知されるかどうか。
(さほど頻繁に更新されていないようなので)

 紅龍亭通信
  http://mandi.blog.ocn.ne.jp/reddragon/

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【雑】彼岸花が咲いていた

きのう行ったライブ会場の隣り、江東区役所の敷地に、彼岸花が咲いていた。
もう、そんな季節なんだな。
今日も、秋晴れ。
涼しくて気持ちがいい。

撮影 2011/9/23(金) 東京都江東区(江東区役所)

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2011年9月23日 (金)

【楽】上々颱風コンサート in 江東区文化センター (その3)

今回、震災に関する話はなかったが、震災後に東北ライブをいくつかやってきた上々颱風のメンバー。
感じるものはたくさんあったに違いない。

東北ライブについては、公式サイトのライブ日程や、メンバーのブログにある。

 上々颱風 公式サイト
  http://www.shangshang.jp/shang.html
 西川郷子さんのブログ
  http://mandi.blog.ocn.ne.jp/satoko/
 白崎映美さんのブログ
  http://mandi.blog.ocn.ne.jp/emi/

そんなメンバーの気持ちが感じられたのは、アンコールの一曲目。
「新曲です」 とだけ、えみちゃんのアナウンスがあって歌われた曲(曲名不詳)が印象的だった。

歌詞の一節、「波に流され」というあたりで、私は胸が熱くなり、涙が出た。
歌っている西川郷子さんは、両手を前に、祈るような形で組み合わせていた。
私の気のせいか、彼女の目にも光るものがあったように見えた。

アンコールの二曲目(最後の曲)の紹介で、はじめて、白崎映美さん口から「震災」という言葉が聞かれた。
 「震災後、歌ってほしいという声が多かった曲」
「いつでも誰かが」 (4枚目のアルバムに収録、最新のカバーアルバム「風の祭り」にも)

 

大きな声で「震災」を叫ばなくても、被災地の人々を思う心はしっかりと伝わってきたよ。

ひさしぶりのライブに興奮し、熱く語ってしまった。
(おしまい)

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【楽】上々颱風コンサート in 江東区文化センター (その2)

当日リクエストの後は何だったのか、もう記憶が飛んでいる。
曲目に抜けがあるかもしれないが、ご容赦願う。

洋モノのカバーを二曲、西川さんと白崎さんが披露。

西川郷子 「Blueberry Hill」 (日本語歌詞)
 さとちゃんの歌唱はさすが。
 こんな歌らしい。
 http://applecheese.blog58.fc2.com/blog-entry-506.html

白崎映美 「Rose」 (日本語歌詞)
 えみちゃんらしく笑わせる歌詞をまじえて、これもすてきな歌唱だった。
 たぶんこれだろう。
 http://stimaro.seesaa.net/article/180973652.html

リクエスト大会でなければ、まず聴けない歌だろう。
二人の歌姫の歌唱を、うっとりと聴いた。

マイクを持った白崎さんと、アコーディオンを抱えた猪野陽子さんが、ステージを降りて客席へ。
私の席(8列13番)の近くに来てくれた。
えみちゃんは、やはり別嬪。
間近で見ると、まぶしい。

アコーディオン伴奏の「流し」という趣向で、客席のリクエストを募ったものの、リクエストはほとんど無視された(笑)。
一曲だけ、美空ひばりの「悲しい酒」を、えみちゃんがワンコーラス歌った。
ぶっつけで歌ったはずなのに、しっかりと歌詞も間違えずに熱唱。
さすがだ。

ステージに戻って、事前リクエストから
 「帰ってきたダンディ」 (10枚目のアルバム「Shang Shang A Go Go」収録)
  す、すみません…曲名を完全に思い違いしていました(^_^;)
 「ロカビリー道中」 (サードアルバム収録) 【2011/9/25訂正】
これも、私には意表をつく選曲だった。

 【2011/9/25追記】
  どうやら、この曲は会場からのリクエストだったようです。
  コメントでご指摘いただきました。
  「銀の琴の糸のように」の声があって(映美さんさがステージに戻る時)
  それを、あっさり「無視」したのは憶えているのですが…。
  その後に、この曲を歌ったのだったか(私の記憶はすでにおぼろ…)。

この後だったか、新曲 「なんとかなるさ」 を披露。
紅龍氏の自信作とのこと。
さっぱりした佳曲と感じた。

うーん、何曲か書きもらしているような気がするが……。
最後は、リクエストの多かったという三曲を続けて演奏。

 「愛より青い海」 (セカンドアルバム)
 「土民の歌」 (12枚目のアルバム)
 「ハイ・ハイ・ハイ」 (ファーストアルバム)

  

「土民の歌」が意外と人気のあることに、ちょっと驚く。
こうして過去のアルバムを並べてみると、9枚目のアルバム「心の花」あたりも歌ってほしかった気がする。
まあ、贅沢な望みなのだが……。

おっと、だいじな曲を書きもらしていた。
 5枚目のアルバム収録の名曲 「八十日間亜州一周」
よかったなあ。

(さらに続く)

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【楽】上々颱風コンサート in 江東区文化センター (その1)

秋晴れの一日。
7月9日の花園神社以来、ひさしぶりの上々颱風ライブ。

上々颱風コンサート in 江東区文化センター
 2011年9月23日(金) 開場16:30 開演17:00
 江東区文化センター(ホール)

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毎年恒例の「リクエスト大会」だ。
私は、今回が二度目。
ぎりぎりまで、家人が同行できるかどうかわからなかったが、結局、私一人が当日券で入った。

事前にメール、FAX等でリクエストを募っていた。
私もリクエストしておいたのだが、歌われなかった。
(上々颱風の持ち歌以外の曲でもリクエスト可というので、ちょっと変わった歌を書いたのだが……)

さらに、開演前、メンバーの西村直樹さんと渡野辺マントさんが、リクエスト箱を持って当日リクエストを受け付けていた。
(私も投票した)

曲目のメモなどとっていないので記憶はあいまいだが、ざっと以下のような曲目。

オープニング 「上々颱風のテーマ」
(いつものように、テーマのイントロにのって歌姫二人が登場)
続いて、事前リクエストから
 「ヒマワリの海」
 「歌いながら夜を往け!」
(曲順は逆だったかも)

「ヒマワリの海」(10枚目のアルバムに収録)は意外だった。
シングル盤にしか収録されていない「歌いながら夜を往け!」には、もっと驚いた。
ライブではめったに聴けない曲だ。

 

ここで、白崎映美さんのMCが入り、二つの「投票箱」から当日リクエストの紙が引っぱりだされた。
 「種も仕掛けもありません」(白崎映美)
持ち歌以外の曲を、当日ぶっつけで演るのは、いくらなんでも無理だろう。
案の定、歌えそうもないリクエストは、映美さんが客席を笑わせながら「無視」していく。

当日リクエストから、まず、「舟を出そうよ」が選ばれた。
(ファーストアルバム収録の名曲だが、いきなり歌えと言われた紅龍氏は抵抗)
ひさしぶりに聴いて、あらためていい歌だと思った。
もう一曲、「ハラホロの涙」と「FANTASY」(いずれも8枚目のアルバムに収録)のリクエストがあり、どちらにするか。
客席の拍手で決めることになり、「FANTASY」に決定。

 

ここでも、紅龍氏は「ハラホロの涙」の方が自信があったらしく抵抗したが、なんとか「FANTASY」を歌った。
西川郷子さんは、歌詞カードを片手に……。
こういうところが、この「リクエスト大会」の面白さだ。

ここから先は、前後関係の記憶がさらにあいまいだが……(続く)

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2011年9月22日 (木)

【読】【震】玄侑宗久さん

『原子力村の大罪』(KKベストセラーズ)という本を読んで、私は初めてこの人を知った。
そういえば、五木寛之さんとの対談集(『息の発見』)が出版されていたことを、思いだした。
本屋でよくみかけていたのだが、私は手にとってみたことがなかった。
図書館にあったので、借りて読んでみようと思う。

玄侑宗久 (げんゆう・そうきゅう)
1956年、福島県三春町生まれ。慶応義塾大学中国文学科卒。さまざまな職業を経験したあと、京都天龍寺専門道場に入門。デビュー作「水の舳先」が芥川賞候補作となり、2001年「中陰の花」で第125回芥川賞を受賞。……近著に、五木寛之氏との対談集『息の発見』、『禅のいろは』等がある。2008年2月より、福聚寺第35世住職。東日本大震災後、「復興構想会議」委員を務める。
― 『原子力村の大罪』(KKベストセラーズ) 著者略歴より ―

この人の「被災地」からの生の声には重みがある。
『原子力村の大罪』という本には、震災後、自身のブログに書いた文章の一部(3月15日~6月26日)が掲載されている。
また、YouTubeに、講演の動画があったので紹介しておく。

 

玄侑宗久/玄侑宗久公式サイトへようこそ!
http://genyu-sokyu.com/

雪月花---玄侑宗久 (ブログ)
http://yaplog.jp/genyu-sokyu/

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【楽】イベント案内(アコースティックボイス2011) 10/1上野水上音楽堂

10/1(土)に上野水上音楽堂で開催されるイベントのご案内です。
MOTEL(須藤もん&対馬照)が出演します(16:00頃の予定)。

アコースティックボイス 2011
 vol.24 ~命の伝える歌達~

 2011年10月1日(土)
 上野恩賜公園野外ステージ(水上音楽堂)

【出演】井上ともやす / きんばらしげゆき / さとうもとき / MINAMI / いわさききょうこ / マジマロ♪ / 佐藤ひろこ / Kouhei / MOTEL(須藤もん&対馬照) / HALUKAユニット / Ho-you / 玉城まさゆき
【スペシャルゲスト】遠藤賢司
 
【時間】 開場 12:00 / 開演 12:30 / 終演 19:30 (予定)
【料金】 1,000円 (出入り自由)
 雨天決行、屋根あり、屋台あり
【問い合わせ】 井上ともやす water-i@mx10.ttcn.ne.jp

アコースティックボイス公式HP
http://acovo.fc2web.com

Acovo_2011_2

私も、過去に何度か足を運んだイベントですが、気持ちのいい会場です。
ひさしぶりに、今年は行ってみたいと考えています。
秋の休日、ゆっくりと音楽を楽しんでみてはいかがでしょうか。

下の写真は、過去に須藤もんさんが出演したときのもの。
こんな会場です。

2002年9月29日
 共演 水野たかしさん

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2004年9月23日

200409230040

須藤もん公式サイト
http://homepage2.nifty.com/sudomon/

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2011年9月21日 (水)

【読】【震】池澤夏樹 著 「春を恨んだりはしない」 (東京新聞紹介記事)

こんなふうにスキャニング画像を掲載するのは、法的には著作権に触れるのかもしれないが……。多くの人に知ってもらいたいので。
東京新聞の記事。

2011/9/20(火) 東京新聞 夕刊 5面(文化欄)

 震災のルポを刊行 池澤夏樹さん
   身体で感じ 想像力を

<作家池澤夏樹さん(66)=写真=が、東日本大震災の被災地に通いながらまとめたルポルタージュ文学『春を恨んだりはしない―震災をめぐって考えたこと』(中央公論新社)を刊行した。被災者との対話と死者への思い、自然と人間との関係、政治のあり方、エネルギーの未来…。幅広い視点で震災の全体像をとらえた。 (石井敬)>

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いい本です。

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2011年9月19日 (月)

【読】【震】池澤夏樹 著 「春を恨んだりはしない」

池澤夏樹さんの新刊を読んだ。
120ページほどの薄い本だが、感銘を受けた。

3月11日の震災の後、五か月間に新聞・雑誌に書いた文章がベースになっているもの。

池澤夏樹 著/鷲尾和彦 写真
 『春を恨んだりはしない―震災をめぐって考えたこと』
  中央公論新社 2011/9/11発行
  123ページ 1200円(税別)

震災直後から池澤さんが何度も被災地に足を運んでいたことを知った。
けっしてシニカルにならずに、いかにも池澤さんらしい視線で震災を直視し、深く考える文章が、読む者に希望を与えてくれる。

「シニカルにならない」という姿勢を保つことは、なかなかできないことかもしれない。
私自身を省みると、時として皮肉な目でものごとを見て批判しがちだった。
この本を読んで、おおいに反省したのだった。

― 本書 「8 政治に何ができるか」 P.99 より ―
 <批判するのはたやすい。ほとんどの政策は愚策である、と遠方から総論で片付けることもできるだろう。
 愚民の代表が権力を求め、利に溺れ、夢想に踊り、現実に足を引っ張られながらなんとか進めるもの。
 しかし、災害が起こって次々に策を講じなければならない時にシニカルな総論を言っても始まらない。我々はみな圏外に立つ評論家ではなく当事者なのだ。>


― 帯より ―
 日本のこれからを考えるために
  旅する作家の機動力、物理の徒の知見
  持てる力の全てを注ぎ込み
  震災の現実を多面的にとらえる類書ない一冊

― あとがき 「書き終えて」 より ―
 <作家になって長いが、こんな風に本を書いたことはなかった。
 書かなければならないことがたくさんあるはずなのに、いざ書き始めてみるとなかなか文章が出てこない。書いているうちに間違った道に入りこんで戻り、頭を抱える。その合間に何度となく被災地へ行って走り回り、人に会って何かを知ろうとする。だが大事なものがどうしても掴めない。焦っている自分をなだめる。>
 <ぼくは震災の全体像を描きたかった。自然の脅威から、社会の非力を経て、一人一人の被災者の悲嘆、支援に奔走する人たちの努力などの全部を書きたかった。>
 <つまりぼくはこの震災を機にこれまでに考えてきたことをもう一度改めて考えたのだ。瓦礫の光景に促されたと言ってもいい。だから薄い本なのにこんなに手間がかかった。ここ数か月、これ以外のことは何もしていなかったような気がする。>


本書は書き下ろしだが、ベースになった文章(新聞・雑誌等に発表)は以下のとおり。

「要所に賢者 日本は変わる」 (読売新聞 2011/4/13付)
「新しい方程式が必要とされている」 (『kotoba』 2011年夏号、集英社)
「春を恨むことはできるか」 (『すばる』 2011年8月号、集英社)
「昔、原発というものがあった」 (『脱原発社会を創る30人の提言』 2011年7月、コモンズ)
連載コラム 「終わりと始まり」 (朝日新聞 2011/4/5付~8/2付)
「3・11を心に刻んで」 (岩波書店ホームページ 2011/7/11更新)

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2011年9月18日 (日)

【遊】勝沼「大雅園」再訪

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きのうは雨まじりの天気だったが、車で勝沼へ。
ひさしぶりに、奥多摩から柳沢峠越えの国道411号を走った。
自宅から片道110kmほどだが、大半が山道なので時間はかかる。

塩山のBUN BUN Bearが今週末はお休みだったので、奥多摩で昼食にした。
8月末に初めて入ってみた「森のカフェ・アースガーデン」を再訪。
蕎麦と麦切りをいただいた。

森のカフェ アースガーデン
 東京都西多摩郡奥多摩町白丸361-1
 TEL 0428-85-5101
http://www.okutama-earthgarden.com/


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麦切りは、大麦を主体にした麺で、変わった味がする。
天ぷらも、家人が食べた手打ち蕎麦も、おいしかった。
デザートに、とうふチーズケーキをいただいた。
そして、今年初物の栗を購入(一袋500円)。

(左) 麦切り(生わさび付き) 700円
(右) 天ぷら盛り合わせ 350円

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この店のベランダ席からは、多摩川の渓谷が見渡せる。
私たちは店内で。
下の写真に写っているのは、見ず知らずの方。

(右) とうふチーズケーキとコーヒーのセット 700円

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勝沼「大雅園」へ行く途中、411号沿いに、ちょっと洒落たパン屋がある。
「パンテーブル」という店。
ここに寄ってパンを買う。

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勝沼 大雅園
 山梨県甲州市勝沼町等々力43
 TEL/FAX 0553-44-0434
http://www.eps4.comlink.ne.jp/~taiga/

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甲斐路が出始めた。
試食で出された葡萄。
ピッテロビアンコ、甲斐路、ベリーA、ピオーネ。

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ぶどう畑で。
世界一大きな葡萄品種「ネへレスコール」。
優に50cmはありそうだ。

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9/16(金)夜、テレビ東京の番組「所さんのそこんトコロ」でも、この葡萄が紹介された。
ちなみに、この番組には大雅園の「跡取り娘・麻由子さん」が出演。

 所さんの 学校では教えてくれないそこんトコロ!:テレビ東京
 バックナンバー 2011年9月16日(金)放送
  http://www.tv-tokyo.co.jp/sokontokoro/backnumber/110916.html


今年は「瀬戸ジャイアンツ」(別名・桃太郎)の出来がよいとのこと。
二房もいで、持ち帰り。
ぱりっとした食感、さっぱりした味の珍種。

瀬戸ジャイアンツ (桃太郎)

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そして、今年も「アジロン・ワイン」が出荷された。
友人へのプレゼント、自宅用、頼まれ物、あわせて5本購入。
できたてなので、三ヵ月ほど寝かせておくとよい、とのこと。
12月頃までは、大雅園で購入できるそうだ。

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帰り道、やはり411号沿いにあるトマトの店に寄って、フルーツトマト、アイコ、ドライトマトなどを購入。

農業生産法人 株式会社四季菜
http://www.shikisai-agri.com/

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柳沢峠を越え、夕方になったが、丹波山村の「道の駅たばやま」にある、「のめこい湯」で温泉につかり、夕食を食べてから帰宅の途についた。

丹波山温泉 のめこい湯
http://www.nomekoiyu.com

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2011年9月15日 (木)

【歩】残暑

残暑がきびしい。
それでも、毎年、この花が咲き誇る頃、秋が近いと感じるのはなぜだろう。
不思議な形の花だ。

ハナトラノオ Physostegia virginiana シソ科カクトラノオ属
 <花虎の尾>北アメリカ東部原産の多年草。属名からフィソステギアとも呼ばれる。一度植えると2年目には群生するほどになる。高さは40~120センチ。細長い葉を対生するが、一節ごとに90度ずつずれるので、整然と十字形についているように見える。茎の先に長さ10~30センチの花穂がでて、淡紫紅色の唇形花が下から順に咲き上がる。ちょうど8月の月遅れのお盆の頃が最盛期で、盆花としても使われる。白花もある。
 花穂が太く、茎が四角形なのでカクトラノオとも呼ぶ。
― 山と渓谷社 「山渓ポケット図鑑2 夏の花」 ―

撮影 2011/9/15 東京都小平市

201109150002

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2011年9月14日 (水)

【読】【震】まったく泣けてくる――被災地自治体首長の声

アンテナは張っておくものだ。
mixiのマイミクさんの日記で知った本。

『被災地の本当の話をしよう ~陸前高田市長が綴るあの日とこれから~』
 戸羽 太 著
 ワニブックス【PLUS】新書 060
 2011年8月発行 175ページ 760円(税別)

 出版社のサイト
  自分サイズの楽しい教養が満載!ワニブックス【PLUS】新書
  http://www.wani-shinsho.com/

3月11日の震災で壊滅的な被害をこうむった陸前高田市の現職市長が書いたもの。

新聞・雑誌やテレビなどの報道からだけではわからなかった、被災地の現状を知る。
まだ半分ほどしか読んでいないが、復旧・復興に向けて懸命に頑張っている被災地の足を引っ張るようなことばかりしている国や中央省庁の姿勢を見ると、情けなくなる。
まったく、泣けてくるのだ。

(例1)
瓦礫処理が進まないので、市長(著者)が「陸前高田市に瓦礫処理専門のプラントを作りましょう」という提案を県に出した。――返ってきた答えは「いろいろな手続きが必要になるので、仮に建設にOKが出ても、建設開始までに2年は掛かります」というものだった。

(例2)
被災直後、ガソリンなどの燃料が全く手にはいらなかった。「さすがにこんな状況が長く続いては耐えられない、とかなり強い調子で国に対してお願いした」ところ、ガソリンが届いた。――届いたガソリンを自衛隊員が給油しようとした瞬間、「このガソリンは他の省庁から出ているものだから、自衛隊員が給油したらダメだ。運ぶところまでは認めるけど、自衛隊員にノズルを触らせてはいけない」というお達しがあった。

(例3)
市長室(仮庁舎内)で公務にあたっていると、「市長、東京からお客様です。玄関までお越しいただけますか?」との内線が。玄関に向かうと、そこにはとある国会議員がいた。――「なんでしょうか」「市長、ここで写真を撮ろう」。被害状況や復興の進捗などひとことも聞かず、市役所の看板が入るところで市長(著者)とのツーショット写真を撮ると、そのまま、まっすぐ帰って行った。

(例4)
廃墟になってしまった旧市庁舎に来ると、「ここで写真を撮りたい」と言い出し、Vサインをだしながら写真に収まる視察者もいた。


先の記事にも書いたが、国会議員すべてとは言わないが、「他人事」という感覚しか持たない政治家が多いのではないだろうか。

 陸前高田市-公式ホームページ
 http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/


もう一冊、同じ新書シリーズを購入。
著者は、福島県飯舘村の現職村長。

『美しい村に放射能が降った ~飯舘村長・決断と覚悟の120日~』
 菅野典雄 著
 ワニブックス【PLUS】新書 058
 2011年8月発行 205ページ 760円(税別)

 飯舘村
 http://www.vill.iitate.fukushima.jp/

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2011年9月13日 (火)

【読】ようやく読了 「ヒロシマを壊滅させた男 オッペンハイマー」

訳者が池澤夏樹さんでなければ、途中で放り投げていたかもしれない。
カタカナの人名がたくさん出てきて、たいそう疲れたが、意地で読み終えた。

著者のピーター・グッドチャイルドは英国人。
日本語訳は、1982年に出版され、私が読んだのは1995年の新装版だ。

Oppenheimer_3 Peter Goodchild
  J. Robert Oppennheimer=Shatterer of Worlds
 ピーター・グッドチャイルド 著/池澤夏樹 訳
  『ヒロシマを壊滅させた男 オッペンハイマー』 (新装版)
   1995年 白水社
   294ページ 2718円(税込)

この本の内容については、(無責任なようだが)Amazonサイトで見ていただきたい。
いくつか書評も載っている。
  

巻末に、池澤夏樹さんの「訳者あとがき」があり、こちらの方が私には興味深かった。

<ロバート・オッペンハイマーという名はいまわしく響く。この名前は我々の記憶の中では原爆と切りはなしがたく結びついており、我々日本人は原爆のまことに一方的な犠牲者であって、原爆の技術的達成を喜ぶ立場にも、その恩恵に浴する立場にもない(誰が恩恵に浴したのだろうか?)。オッペンハイマーは、本書に見るごとく、原爆開発の統率者に過ぎず、彼が一人で原爆を作ったわけではないし、ヒロシマとナガサキへの投下の責任は彼にではなくトルーマンとアメリカ国民全体に帰せられよう。それでも、彼の名前はいまわしいのだ。…(中略)…灰塵と化した二つの都市ゆえに、またホモ・サピエンスという種の消滅意外のなにものでもないはずの全面核戦争の直前の状態がこれだけ長く続いているがゆえに、その発端におかれたオッペンハイマーというまがまがしい名前を断罪したく思う。これは感情的なものいいであろうが、しかし被害者は感情から出発するほかない。加害者の弁明は論理的で結構、しかし論理は被害者の受苦を容れ得ない。> (池澤夏樹 1982年の「訳者のあとがき」より)

このような池澤さんのはっきりした物言いは心強い。
「原爆許すまじ」とか、「過ちは二度と繰り返しません」といった、主体ががはっきりしない言い方を、日本人はしたがる。
そのことに、私はずっと違和感を感じてきた。

1995年新装版の池澤さんのあとがきは次のようなものだ。
それから16年たった今年(2011年)起きた衝撃的な事態を思うと、考えさせられる内容だ。

<十三年前に訳した本がまた刊行されることになって、さてこの十三年の間に何がどう変わったかと考えてみる。冷戦は終わり、小さな紛争が増えた。核兵器が使われる事態はなかったが、チェルノブイリという大きな核の災厄をわれわれは体験した。日本について言えば、使用済核燃料の問題がいよいよ具体化してきたし、他の国すべてが手を引いた高速増殖炉をまだ未練たらしく抱えている。昨日の新聞は中国の核兵器の実験のニュースを伝えていた。要するにわれわれは核の時代に生きているのであり、この時代を開いた人としてオッペンハイマーの名を忘れるわけにはいかない。
 最初の版のあとがきでぼくは、オッペンハイマーという名前はわれわれにとっていまわしいと書いた。感情的な発言であることは承知の上で、ともかくその一点を押さえないことにはわれわれにとってのオッペンハイマー像は描けないという気持ちだった。しかし、今となると、やはり彼はあらゆる意味で現代という時代の象徴、D・H・ロレンスが「悲劇の時代」と呼んだこの時代を象徴する人物であるという思いの方が強い気がする。彼がいなくても誰かがマンハッタン計画を指揮しただろうし、いずれにしても人類は核兵器を持ったはずだ。…(中略)…われわれに本当に足りないのは科学技術の力ではなく政治の力である。しかし政治家や軍人はずるいから、嫌われる役割をナイーヴな科学者に押しつけた。あれは実に品のない芝居の一幕であった。>

<ぼくの方も歳をとったのだろう。誰が悪いと一人を特定して非難してみてもまったく何の役にも立たない。問題は人類全体を乗せた筏が流れてゆく方向であり、どうもそちらには大きな滝があるらしくて轟々という水の音が聞こえてくる。今のうちに水に飛び込むか、あるいは筏に命を任せるか。そういうことをずいぶん考えたあげく、二年前に『楽しい終末』という本を書いた(文藝春秋刊)。80年代のはじめにオッペンハイマーの伝記を訳したことは、90年代になってぼくに終末論に関する考察を書かせるきっかけになったかもしれない。オッペンハイマーがひらいた道を人類は営々と広げて、延ばして、舗装して、トラックやバスを走らせている。その意味でもやはり彼は現代の象徴である。彼が過去に属する日はまだまだ来そうにない。…>
 (池澤夏樹 「訳者のあとがき」<1995年の追加> より)

池澤さんの新刊が出たことを知った。
上の文章から16年たった今、池澤さんは何を考えているのか、私にはとても興味深い。

池澤夏樹 著/鷲尾和彦 写真
 『春を恨んだりはしない - 震災をめぐって考えたこと』
 中央公論新社 2011/9/8
 123ページ 1260年(税込)

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2011年9月11日 (日)

【歩】小金井公園「お月見のつどい」会場へ

自転車で、小金井公園まで。
昨日と今日、開催されている「小金井 お月見のつどい」会場をのぞいてきた。
今夜、あらためて出かけるつもりはない。

西側の入口付近に自転車をとめて、陶器市を見て歩く。
今日が最終日のせいか(9/3~11開催)、安売りしている店もあったが、陶器はもうこれ以上不要なので、ちがうものを買った。

たてもの園広場前に並ぶ出店のほとんどは、まだ準備中。
昼ご飯に、焼きそばと赤飯を買って帰ることにした。

中秋の名月は、明晩だ。

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今日の収穫。
ひとつは自宅用、もうひとつは友人夫妻へのプレゼントに。

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【雑】他人事なんだろうな

就任したばかりの経済産業大臣が、「失言」で辞任に「追い込まれた」という、まったく情けない話。

東京新聞 2011/9/11(日)朝刊 3面 囲み記事より

― 「放射能」発言の状況 ―
 <「放射能をうつす」発言などで辞任に追い込まれた鉢呂吉雄経済産業相。軽率な言動は八日深夜、東京・赤坂の議員宿舎で飛び出した。報道陣が録音しない「囲み取材」でのやりとり。九日の記者会見での「死の町」発言後、テレビ局が報じて表面化、新聞各社も十日付朝刊で大きく取り上げた。
 囲み取材の現場にいた共同通信社の記者によると、東京電力福島第一原発の周辺地域視察などを終えた鉢呂氏が議員宿舎に戻ったのは八日午後十一時半ごろ。防災服のままだった。帰宅を待っていた記者約十人に囲まれた。
 視察の説明をしようとしながら鉢呂氏が突然、記者の一人にすり寄り、「放射能をうつしてやる」という趣旨の発言をした。…… (共同)>

少し前に騒がれた東海テレビ スタッフの悪ふざけと同じような感じを、私は受けた。
http://youtu.be/OpSaEI05R2M

この大臣も、テレビ局のスタッフも、福島原発の事故を、まったく「他人事(ひとごと)」としか感じていないのだろう。

正直に、「私は、原発事故を他人事のように考えていました」と言うべきだろうな。
そのうえで、自らを反省し、「申し訳ない」と謝罪すべきだと思うのだが、なんだかそうではないのだなあ。
悪いことをしたのだとは思っていないのだろう。


【2011/9/13追記】
どうにも後味の悪い、辞任・交替劇だった。
鉢呂氏は、きっちり釈明すべきだったが、「放射能をうつしてやる」言動についての真相は闇に葬られてしまった。
臭いものに蓋、ということか。
毎日新聞
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110910k0000m010154000c.html
私が受けた感じは変わらない。
鉢呂氏が記者たちにどういう言動をとったのか、真相ははっきりしないが、やはり無責任な悪ふざけだったと思われる。
福島原発事故後の深刻な状況(私だって報道や出版物でしか知らないが)を思えば、「それはないでしょう」ということだ。

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2011年9月 9日 (金)

【震】NHKドキュメンタリー番組を見る

きのうは、女子サッカーの五輪アジア最終予選を、はらはらどきどきしながら観戦。
夜の中国×オーストラリア戦放映(NHK BS1)の後、10時からのドキュメンタリー番組を見た。

2011/9/8(木) 22:00~22:50 NHK 特集ドキュメンタリー
明日へ! 再起への記録
「家族は放射能の向こうに~ある“原発避難者”の6か月~」
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2011-09-08&ch=21&eid=6888

福島県大熊町は、福島第一原発のある町だ。
ここに住んでいた男性と家族の話。
3月11日からの6ヶ月間を、ていねいに追跡したドキュメンタリーだった。

……

地震直後の巨大津波によって、男性の家族三人(父親、妻、次女)が行方不明になった。
男性と、長女の二人だけが助かった。
その後の原発事故で立入禁止地域となったため、近づくことができず、捜索も進まない……。

男性の父親(おじいちゃん)と思われる遺体がみつかり、DNA鑑定で本人と確認できた。
その後、奥さんの遺体もみつかった(海上で収容されていた遺体がそうだったと判明)。
しかし、幼い次女だけはまだみつかっていない。

福島第一原発から数キロしか離れていない場所にあった自宅は、完全に流され、付近の捜索は高放射線量のために困難を極めている。

男性と、奥さんの父親の二人は、特別に許可をもらい、自宅があった付近の立入禁止地帯に足を踏み入れる。
おじいちゃんがみつかった場所と、海岸に献花する。
奥さんが乗っていた車が、大破した姿で、瓦礫の中に残っていた。
車内には汚泥・流木などが堆積していたが、奥さんの免許証と財布がみつかった。

別の機会に、家族の写真もいくつか回収できたものの、放射線量が高いものは持ち帰ることができない。
持ち帰った写真を、一枚一枚水で洗い、ていねいに乾す男性の姿。

奥さんの形見となってしまった財布を、長女に渡そうかどうか迷う男性。
「30年後に渡そうかな。セシウムが消えた頃に……」
淋しげに笑う。

まだ小学生の長女は、母と幼い妹の死をけなげに受けとめている。
母方の祖父母が言う。
「この子は、絶対に原発のある土地には嫁にやらん」
すぐさま長女が言う。
「行かない」

東電社長が、地元の集会で「謝罪」する。
土下座して「謝罪」の言葉を発する、むなしいその姿。
男性が集会で発言する。
「東電の幹部は、瓦礫のなかを歩いて、行方不明者を捜索して欲しい。これは要望ではなく、命令です……」

……

書いていても、泣けてくる。
私に今できるのは、この男性と女の子、家族(奥さんの妹、両親)のつらさを、思いやることしかないのか。
この先、何年、何十年たっても、この「思い」を忘れないでいようと思う。


NHKのドキュメンタリー「明日へ! 再起への記録」は、連夜放映されている。
NHKらしく、じっくり時間をかけて被災地に密着取材した、力作のドキュメンタリーだ。

 NHKオンライン http://www.nhk.or.jp/
 NHK番組表 http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/


6日(火)の番組では、岩手県宮古市の漁協の人たちの頑張りが描かれていた。

2011/9/6(火) 22:00~22:50 NHK 特集ドキュメンタリー
明日へ! 再起への記録
「豊饒(じょう)の海よ蘇れ~宮古・重茂漁協の挑戦~」
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2011-09-06&ch=21&eid=7132

7日(水)も見ていたが、番組の途中で北海道の地震速報に切り替わってしまい中断。
津波で壊滅的な被害を受けた岩手県大槌町。
校舎を失い仲間を亡くした子どもたちが、笑顔を失わず、懸命に頑張っている。

2011/9/7(水) 22:00~22:50 NHK 特集ドキュメンタリー
明日へ! 再起への記録
「ガレキの町の小さな一歩~被災した大槌小子どもたちの涙と別れ~」
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2011-09-07&ch=21&eid=6886

月曜日も見逃したので、再放送に期待。

2011/9/5(月) 22:00~22:50 NHK 特集ドキュメンタリー
明日へ! 再起への記録
「みんな一人じゃないからな~閖上中学校の仲間たち~」
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2011-09-05&ch=21&eid=388


私は「NHKネットクラブ」に加入しているので、再放送があればメール連絡が来るように登録ができる。
NHKはオンデマンド配信というサービスもあり(会員登録無料、利用は有料)、なかなか便利だ。

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2011年9月 8日 (木)

【遊】小金井公園・たてもの園へ

ひさしぶりに、家人と二人、車で小金井公園へ。
公園では陶器市がひらかれていた。
とくべつ欲しいものもなかったが、のぞいて歩く。

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たてもの園前の広場では、今週末(9/10~11)の「お月見のつどい」の準備中だった。

第44回 小金井 お月見のつどい
 2011/9/10(土)・11(日) 正午~20時
 会場:都立小金井公園(江戸東京たてもの園前広場)

江戸東京たてもの園
http://www.tatemonoen.jp/index.html
小金井市WEB 第44回 お月見のつどいのお知らせ http://www.city.koganei.lg.jp/kakuka/shiminbu/keizaika/info/otukiminotudoi.html

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江戸東京たてもの園では、つい最近、東ゾーンに二つのたてものが仲間入りした。
9/3(土)・4(日)にオープニング・イベントがあった。
台風接近中のあいにくの天気で、私は行かなかった。
参加者は数量限定で面白い記念品がもらえたらしい。
残念。

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大和屋本店 (乾物屋)
 建築年:1928年(昭和3)
 旧所在地:港区白金台四丁目

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乾物屋の店頭に並べられたスルメ、昆布、たまご、豆類などの乾物が、どれもリアルだった。
まるで本物のようだが、すべて造り物(あたりまえか)。

万徳旅館
 建築年:江戸時代末期~明治時代初期
 旧所在地:青梅市西分二丁目   

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1950年(昭和25)頃の様子を復元したものだという。
店にはいると、そのまま通路の土間が裏口まで続いていて、通り抜けできる。
昔の旅籠(はたご)の雰囲気が味わえて、楽しい。
裏には井戸もあった(もちろん、掘られていはいない)

園内にいらしたボランティアの案内員によれば、西ゾーンにも、来年あたり洋館がひとつ移築される予定だという。
楽しみがふえた。

昼ごはんは、園内東ゾーンの休憩所二階にある「蔵」で、武蔵野うどんを食べた。
小平あたりで昔からつくられている、糧(かて)うどんだ。

うめざるうどん 800円(私はたてもの園友の会のカードで100円引)。
シンプルな武蔵野うどん(温・冷)は600円。
おいしかったな。

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2011年9月 7日 (水)

【読】ゲンパツとゲンバク

思うところあって、しばらく「読書日誌」を書かなかった。
このひと月ばかり、偏った読書を続けている。

原子力発電というやっかいなものを生みだした、そもそもの大元である「原子爆弾」(核爆弾)をめぐる本を、読み続けている。

『原爆を投下するまで日本を降伏させるな トルーマンとバーンズの陰謀』
  鳥居 民 著  草思社 2005年
『アメリカはなぜ日本に原爆を投下したのか』
 ロナルド・タカキ 著/山岡洋一 訳  草思社 1995年

 

この二冊は、図書館でみつけて読んでみた。
先の大戦末期、アメリカ大統領ローズベルト~トルーマンが日本に原子爆弾を投下したのは、当時のソ連への牽制が大きな理由だった――ということは、今や定説になっている。
そのあたりの生々しい事情を知ることができた。

原爆を投下された日本側からではなく、投下したアメリカ側からみると、先の戦争もちがった様相を呈してくる。
ちょっと脇道にそれて、やはり図書館でみつけた本。

『世界の教科書は日本をどう教えているか』
 別技篤彦(べっき・あつひこ) 著  白水社 1992年

私にとって「目から鱗」の内容だった。
すこし古い時代のものだが(今から20年ほど前)、私たちが考えているほど日本という国は世界各国から理解されていないものだ、と感じた。
同様の本で、こちらは図書館に置いていないかったため、Amazonで購入。
まっさらな本が、ずいぶん安価で入手できた。

アメリカの教科書に書かれた日本の戦争
 越田 稜(こしだ・たかし) 著  梨の木舎 2006年

これはまだ読んでいないが、この出版社からでているシリーズ 『教科書に書かれなかった戦争』 は、面白そうなものばかりだ。


次に、小平図書館友の会の会報で、ある人が紹介していた本に興味をもち、買って読んでみた。
著者 武田徹の 『偽満洲国論』(中公文庫)を、この2月に読んだのだった。

 → 2011年3月 1日 (火) 【読】偽満州国
  http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-1a75.html

この人の文章は、あまり好きになれなかったのだが、扱っている対象と切り口が面白い。

『私たちはこうして「原発大国」を選んだ―増補版「核」論』
 武田 徹 著  中公新書ラクレ 2011年5月

出版は今年の5月だが、親本は3月の震災以前に書かれている。
 2002年11月 勁草書房 『「核」論――鉄腕アトムと原発事故のあいだ』
 2006年2月 中公文庫
今回の新書版は、中公文庫に若干の加筆・修正をし、改題したもの。

著者は、原発「ハンタイ」派、「スイシン」派のいずれにも与しないという立場をとっているが、その後のフクシマの状況をみれば、そんな悠長なことを言っていられないのではないか――などと、多少の不満をかかえながら読んだ。
本文294ページと、巻末に索引がついている。
私は、この著者の意見に同意できないところも多いが、いろいろ発見もあった。
一読の価値はある本だと思う。

このなかに、オッペンハイマー(原爆の父と呼ばれている)について書かれた伝記的な本が紹介されていた。
訳者が池澤夏樹だというので、図書館から借りて、いま読んでいるところ。
これがまた、7ポ・二段組み、290ページものボリュームで、なかなか進まないのだが、なんとか最後まで読み切ってしまいたい。
池澤夏樹の日本語訳は、さすがに読みやすい。

『ヒロシマを壊滅させた男 オッペンハイマー』
 ピーター・グッドチャイルド 著/池澤夏樹 訳  白水社 1995年

 Peter GOODCHILD
  J. Robert Oppenheimer : Shatterer of Worlds

「世界の粉砕者(Shatterer)=破壊者」という原題は強烈だ。

  Oppenheimer_3


最後に、もう一冊。
手に入れたものの、まだ読めないでいるが、じつに興味ぶかい内容だ。

『原発と原爆 ―「核」の戦後精神史』
 川村 湊 著  河出ブックス 2011年8月 

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2011年9月 5日 (月)

【楽】MOTEL 最新ライブ予定(9月~11月)

MOTEL(須藤もん&対馬照)の最新ライブ予定です。
※2011/9/14 更新しました(青字部分)

今週末は東北ツアー(仙台・郡山・山形)。
今月末は、京都。
10月は、上野水上音楽堂「アコースティックボイス」出演、新所沢、名古屋、大阪と続きます。
11月1日、須藤もんさんの誕生日ライブ(三鷹バイユーゲイト)。
そして、ひさびさに北海道ツアー(札幌・芦別・小樽)が予定されています。

お近くの方は、ぜひお運びください。
詳細は、須藤もん公式サイトやお店のサイト、連絡先などでご確認願います。

 須藤もん公式サイト
 http://homepage2.nifty.com/sudomon/


9/9 ~11 東北ツアー

9/9 (金) 仙台 VORZ BAR
 仙台市青葉区国分町1-6-1 ルナパーク一番町ビル3F
 TEL 022-224-0312
 出演  少太  MOTEL(須藤もん&対馬照)
 21:00 開演  投げ銭+ドリンク

   VORZ BAR http://www.vorzmusic.com/vorzbartop.html

9/10 (土) 郡山 OLD SHEP
 福島県郡山市堂前10-15 カタノビル2F
 TEL 024-938-2203
 出演  少太  MOTEL(須藤もん&対馬照)
 19:30 開演  料金 2,000円 (1ドリンク付)

9/11 (日) 山形 Tarji
 山形県山形市七日町2-7-28 YT二丁目ビル 1F
 TEL 023-623-3944
 出演  少太  MOTEL(須藤もん&対馬照)
 20:00 開演  料金 1,500円+ドリンク

   Bar Tarji http://www17.ocn.ne.jp/~tarji/

9/24 (土) 京都 まほろば
 京都市左京区高野西開町15
 TEL 075-712-4191
 出演  MOTEL(須藤もん+対馬照)
 19:30 開演  料金 1,500円+ドリンク

10/1 (土) 上野恩賜公園野外ステージ (水上音楽堂)
 井上ともやす主催
   「アコースティックボイス vol.24」
 12:30 開演  料金 1,000円
 出演  井上ともやす  きんばらしげゆき  さとうもとき  MINAMI
     いわさききょうこ  マジマロ♪  kouhei
     MOTEL(須藤もん&対馬照)
     HALUKAユニット  Ho-you!  佐藤ひろこ  玉城まさゆき
 スペシャルゲスト 遠藤賢司

   ACOUSTIC VOICE official web site 2011
    http://acovo.fc2web.com/top1.htm

10/16 (日) 新所沢 TORA'S CAFE
 西武新宿線 新所沢駅下車 東口1分
 所沢市松葉町3-1 前島ビル3階
 TEL 090-1707-2666 (店主携帯)
 出演  井上としなり(from豊橋)  MOTEL(須藤もん&対馬照)
 19:00 開演  料金 1,500円+ドリンク

10/21 (金) 名古屋 Strega(ストレガ)
 名古屋市千種区池下1-3-1 パックス池下2F
 TEL 052-752-0277
 20:00 開演  料金 1,000円+ドリンク
 出演  MOTEL(須藤もん&対馬照)

   BAR Strega http://www.geocities.jp/barstrega/

10/23 (日) 大阪 Heaven HiLL
 大阪市北区堂山町7-18 伊勢屋ビル3F
 TEL 06-6315-7776
 19:00 開演  料金 1,500円+ドリンク
 出演  MOTEL(須藤もん&対馬照)

   Heaven HiLL~ちっちゃいおっちゃんのショット・バー
    http://heavenhill.pa.land.to/

11/1 (火) 三鷹 バイユーゲイト
 JR中央線 三鷹駅北口 徒歩1分
 武蔵野市中町1-17-2 アビエス1F
 TEL 0422-55-5782

   「須藤もん40歳記念ライブ」

 出演  須藤もん  対馬照
 詳細未定

   音楽喫茶/南風BAR バイユーゲイト
    http://bayougate.voxx.jp/

11/26 ~28 北海道ツアー

11/26 (土) 札幌 も~り~処 才谷屋
 札幌市中央区南3西5(狸小路5丁目)三条美松ビル3F
 TEL 011-271-2747
 詳細未定
 20:00 開演  料金 2,000円+ドリンク
 出演  箕輪芳知  MOTEL(須藤もん&対馬照)


11/27 (日) 芦別 獏
 芦別市北二条西一丁目3番地
 TEL 0124-23-0007
 出演  MOTEL(須藤もん&対馬照)
 詳細未定
 18:30 開場 19:00 開演
 料金 予約 2,000円/当日 2,500円 +ドリンク

   芦別/獏〈baku〉 http://black.ap.teacup.com/bakucoffee/

11/28 (月) 小樽 なまらや
 小樽市花園3-6-6
 TEL 0134-61-7930
 19:00 開演  料金 2,500円 (1ドリンク付)
 出演  キモサリバンSHOW  MOTEL(須藤もん&対馬照)

   小樽 パスタと洋風小皿料理店 なまらや
    http://www.geocities.jp/gitagan/


Motel_lemon_moon_2 

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2011年9月 2日 (金)

【楽】山崎ハコ BACK IN TOWN ライブ

一年半ぶりに、山崎ハコさんのライブを聴きに行った。
昨夜のことだ。

場所は、地下鉄都営新宿線・曙橋近くの「BACK IN TOWN」というライブハウス。
音響がよく、広々していて、いい店だった。

http://homepage3.nifty.com/backintown/index.html

201109010001201109010002

1975年にデビューしてから、もう36年になる。
会場は、デビューの頃からのファンと思われる50歳、60歳代の男女が圧倒的に多い。
私も、その一人。

そんなライブ会場の「場」のちからだろう。
ハコさんの語り(MC)は、デビューからこれまでの経験談が多いのだが、いちいちうなずくことばかりだ。
これほど聴き手のこころをつかむ、親密なライブができる人は、そうそういないと思う。

歳を重ねるほど歌唱に深みを増し、パワフルになっていくハコさんを見るのは、うれしい。

休憩をはさんで、前半はハコさんのソロ。
「さすらい」、「ヨコハマ」、「ヘルプミー」、「稲の花」、「てっせん子守唄」……。
最後に歌った「ひまわり」が圧巻で、ブラボーを叫びたいほどだった。
(私も、実際に「いいぞ!」と叫んでいたような気がする……)
それこそ三十数年前、まだ十代の少女だったハコさんの、二枚目のアルバムに収録されていた歌だ。

休憩後の後半は、安田裕美さんのギター伴奏がはいった。
こういうライブ構成も心憎い。
後半の曲目もすごかった。
「りんご追分」、「横浜ホンキートンク・ブルース」、「灰色の街」(松田優作!)……。
曲にまつわる話をするときのハコさんは、じつに生き生きしているが、歌いはじめると、一転、ものすごいオーラを発する。

ラスト近くに歌った「サヨナラの鐘」(これもファーストアルバムに入っている古い歌だ)に感動した。
ずっとキーを半音さげて歌ってきたのだけれど、今夜は、オリジナルのキーで歌ってみます、という前置きで歌いだした歌声は、十代の頃と変わらず若々しい。
いやいや、年齢を経たぶんだけ、円熟味を増した歌唱なのだ。

いいライブだったなあ。
行ってよかったな。

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