【読】【震】玄侑宗久さん
『原子力村の大罪』(KKベストセラーズ)という本を読んで、私は初めてこの人を知った。
そういえば、五木寛之さんとの対談集(『息の発見』)が出版されていたことを、思いだした。
本屋でよくみかけていたのだが、私は手にとってみたことがなかった。
図書館にあったので、借りて読んでみようと思う。
玄侑宗久 (げんゆう・そうきゅう)
1956年、福島県三春町生まれ。慶応義塾大学中国文学科卒。さまざまな職業を経験したあと、京都天龍寺専門道場に入門。デビュー作「水の舳先」が芥川賞候補作となり、2001年「中陰の花」で第125回芥川賞を受賞。……近著に、五木寛之氏との対談集『息の発見』、『禅のいろは』等がある。2008年2月より、福聚寺第35世住職。東日本大震災後、「復興構想会議」委員を務める。
― 『原子力村の大罪』(KKベストセラーズ) 著者略歴より ―
この人の「被災地」からの生の声には重みがある。
『原子力村の大罪』という本には、震災後、自身のブログに書いた文章の一部(3月15日~6月26日)が掲載されている。
また、YouTubeに、講演の動画があったので紹介しておく。
玄侑宗久/玄侑宗久公式サイトへようこそ!
http://genyu-sokyu.com/
雪月花---玄侑宗久 (ブログ)
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コメント
講演を聴き終わったところです。市場原理の象徴である原子力発電所と仏教は対極的であるというあたりに、なるほどと思いました。急に気温がさがり、すこし体調を崩しかけています。でも、講演をゆっくり聴き、気力が湧いてきました。明日は、まほろばにMOTERU のライブに行く予定ですよ!
投稿: みやこ | 2011年9月23日 (金) 08時52分
>みやこさん
ちょうど今、補足追記していたところです。
講演は長いものですが、淡々と語る被災地の現状、仏教者らしい活動、考え方には打たれました。
京都まほろばのライブ、楽しんでください。
須藤もんさんにお伝えしておきます。
投稿: やまおじさん | 2011年9月23日 (金) 08時57分