【雑】2011年を振り返る (1)
今年もそろそろ終わろうとしている。
去年までなら、この時期はなんとなく慌ただしい気分になったのだが……。
今年は仕事に行っていないせいか、暮れの気分にならない。
いつも聴いているラジオも、年末でパーソナリティが冬休みをとっているため、つまらない。
ラジオを消して音楽を聴いている。
私が愛聴してきたハンプトン・ホーズ・トリオの1956年のアルバム。
いまは、ガチャガチャと賑やかな音楽を聴く気分ではない。
こういう音楽がいい。
今年一年を、ざっと振り返ってみようかな。
ブログの総集編、といったところか。
読書、音楽、映画などについては、またあらためて書こうと思う。
睦月 (1月)
前年の暮れから、3泊4日で北海道へ慌ただしい帰省。
旭川駅が新しくなって、富良野線ホームが変わっていたことにびっくり。
恒例の鈴木稲荷もちつき大会。
寒かったけれど楽しかった。
おみくじは大吉だったが、さて、一年を振り返ってみてどうだろうか。
如月 (2月)
とくに記憶に残ることもなし。
14日に雪が降った。
今年はたくさん積もるほど降らなかったな。
弥生 (3月)
11日(金曜日)、職場のデスクで仕事をしていた。
ちょうど翌日に会社の研修会が予定されていて、全国の支店からも人が集まる予定だった。
研修会の準備で、職場はいつもより忙しかった。
とつぜん襲ったあの揺れは、今も忘れられない。
ただごとではないと、恐怖を感じた。
ビル裏口のドアを開放し、近くの公園に職場全員が避難。
翌日の研修会は急遽中止。
私も帰宅困難者となったが、夜遅く動き始めた地下鉄と私鉄を乗り継いで、午前1時過ぎに帰宅。
自宅では妻がパニックになっていたものの、無事だった。
本棚から本が何冊か落ちていたことと、コーヒーカップが一個割れただけですんだ。
(ガスが止まってたいへんだったらしい)
この日を境に、東京で暮らす私でも、日常生活が大きく変わった。
続く余震、停電・断水、不気味な原発事故……。
これまで安穏と暮らしていた私の目がさめた日だった。
それでも春は来た!
つづく
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