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2011年12月27日 (火)

【読】2011年 こんな本を読んだ

今年の 「こんな本を読んだ」 総集編。
退職して自分の時間が増えたので、本をたくさん読めると思っていたのだが、それほど読めなかった。
在職中は、通勤バスと電車の中で集中して読める時間がけっこうあったのだろう。
家にいても、それほど読書に時間の割けないことがわかった。
図書館にでも籠れば、たっぷり読めるのだろうが、そこまでは……。

3月11日の震災のあと、地震と原発に関する本を読み漁った。
とくに印象深かった本を太字にし、アマゾンのリンクを掲載した。
読んだ順に羅列する。
なお、括弧内は出版年月。

吉村昭 『関東大震災』 文春文庫(2004年)
吉村昭 『三陸海岸大津波』 文春文庫(2004年/2011年)
広瀬隆 『原子炉時限爆弾 大地震におびえる日本列島』 ダイヤモンド社(2010年/2011年)
石橋克彦 『大地動乱の時代―地震学者は警告する―』 岩波新書・新赤350(1994年)

伊藤和明 『日本の地震災害』 岩波新書・新赤977(2005年/2011年)
広瀬隆 編著 『原発がとまった日―1億2000万人のための脱原発読本』 ダイヤモンド社(1989年)
伊藤和明 『地震と噴火の日本史』 岩波新書・新赤798(2002年)
鎌田慧 『日本の原発危険地域』 青志社(2011年)
寒川旭 『地震の日本史―大地は何を語るのか』 中公新書1922(2007年)
北原糸子 『安政大地震と民衆―地震の社会史』 三一書房(1983年)

高木仁三郎 『原発事故はなぜくりかえすのか』 岩波新書・新赤703(2000年/2011年)
高木仁三郎 『原子力神話からの解放 日本を滅ぼす九つの呪縛』 講談社+α文庫(2011年)
高木仁三郎 『プルトニウムの恐怖』 岩波新書・黄173(1981年)
寺田寅彦・著/池内了・編 『椿の花に宇宙を見る―寺田寅彦ベストオブエッセイ』 夏目書房(1998年)
齋藤勝裕 『知っておきたい放射能の基礎知識』 サイエンス・アイ新書(ソフトバンク クリエイティブ)(2011年6月)
広瀬隆 『福島原発メルトダウン』 朝日新書(2011年5月)
小出裕章 『原発のウソ』 扶桑社新書(2011年6月)
小出裕章 『隠される原子力・核の真実』 創史社(2010年/2011年6月)
文藝春秋8月増刊号 『つなみ 被災地のこども80人の作文集』 (2011/6/28)
都司嘉宣(つじ・よしのぶ) 『千年震災』 ダイヤモンド社(2011/5/19)
池澤夏樹・坂本龍一・池上彰他 『脱原発社会を創る30人の提言』 コモンズ(2011/7/15)

石橋克彦編 『原発を終わらせる』 岩波新書1315(2011/7/20)
鳥居民 『原爆を投下するまで日本を降伏させるな トルーマンとバーンズの陰謀』 草思社(2005年)
ロナルド・タカキ/山岡洋一 訳 『アメリカはなぜ日本に原爆を投下したのか』 草思社(1995年)
武田徹 『私たちはこうして「原発大国」を選んだ―増補版「核」論』 中公新書ラクレ(2011年)
ピーター・グッドチャイルド/池澤夏樹 訳 『ヒロシマを壊滅させた男 オッペンハイマー』 白水社(1995年) 1980年原著出版/1982年初版
戸羽太 『被災地の本当の話をしよう~陸前高田市長が綴るあの日とこれから』 ワニブックス【PLUS】新書060(2011/8/25)
管野典雄 『美しい村に放射能が降った~飯舘村長・決断と覚悟の120日』 ワニブックス【PLUS】新書058(2011/8/25)
池澤夏樹 『春を恨んだりはしない―震災をめぐって考えたこと』 中央公論新社(2011/9/11)

淺川凌(あさかわ・りょう) 『福島原発でいま起きている本当のこと』 宝島社(2011/9/15)
小出裕章・西尾幹二・佐藤栄佐久・桜井勝延・恩田勝亘・星亮一・玄侑宗久 『原子力の大罪』 KKベストセラーズ(2011/9/7)
鎌田實 『なさけないけどあきらめない』 朝日新聞社(2011/7/30)

堀江邦夫 『原発労働記』 講談社文庫(2011/5/13)

川村湊 『原発と原爆――「核」の戦後精神史』 河出ブックス(2011/8/20)

最後の一冊は、まだ読んでいる最中。
今年読んだ本の8割方は、こういう類いの本だった。

これら(地震・原発関係)の他で面白かった本を、下に挙げる。
フィクション(小説)は、船戸さんの一冊だけだったかも。
こんな年も珍しい。

澁谷由里 『馬賊で見る「満洲」』 講談社選書メチエ(2004年)

澁谷由里 『「漢奸」と英雄の満洲』 講談社選書メチエ(2008年)
内澤旬子 『センセイの書斎-イラストルポ「本」のある仕事場-』 幻戯書房(2006年)
内澤旬子 『身体のいいなり』 朝日新聞出版(2010年)

梯久美子 『昭和二十年夏、子供たちが見た日本』 角川書店(2011/7/10)

五木寛之・玄侑宗久 『息の発見』 角川文庫(2010年)
梯久美子 『昭和二十年夏、女たちの夏』 角川書店(2000年)
廣川まさき 『ウーマンアローン』 集英社(2004年)
山野井孝有(やまのい・たかゆき) 『いのち五分五分』 山と渓谷社(2011年7月)

廣川まさき 『私の名はナルヴァルック』 集英社(2010年)
船戸与一 『満州国演義6 大地の牙』 新潮社(2011/4/30)

廣川まさきさんというノンフィクション・ライターに出逢えたことが、今年の収穫。
新しいタイプの「行動するライター」だと思う。
まだ若い女性だ。
これからの活躍に注目したい。

 

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