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2012年1月 9日 (月)

【震】頑張ることの限界

昨日(2012/1/8)の東京新聞朝刊、25面の「こちら特報部」コラム記事。
北海道大学教授という肩書の常連執筆者・山口二郎氏が書いていることに、同意。

私も、年末年始のテレビ番組を見ていて、同じような感想をもっていた。
私がちらっと見た番組の中では、NHKの「紅白」がひどかったし、民放の特番も同様。
「原発事故と放射能汚染は人災。被災者が頑張っていますという話では解決できないことが、山ほどある」のだ。

原子力発電を推進してきたこの国の政治家、官僚、経済界の大物たち、電力会社、学者連中など、どれほど責任を感じているのか。
もちろん、原発を容認してきた私たちも、この際、考え方を変えないといけない。

まずは、福島第一原発の惨状を、なんとかしなければいけない。
いちど出てしまった放射性物質は、「除染」してもそうそう簡単には(短い年月では)消えない。
陸も海も空も。

まだ健在な(運転中、停止中の)原発は、廃炉の方向に踏み出さないとダメ。
「高速増殖炉」などの研究開発も止める。
それでも、課題は山積している。
できてしまった(行き場のない)使用済み核燃料・放射性廃棄物(ゴミ)の処分だ。
福島第一原発も、高濃度放射能の処置が焦点。

カネ(あるいは「お願い」)で無理強いしようとする、今の政治・原発業界の動きは、これからも要チェックだ。
原発はすべて廃止する。
(段階的に、ということになるのだろうが、こんな危ないモノを動かしていてはいけない)
原発輸出などもってのほか。

年頭にあたって、というわけでもないが、私の今の思い、考えを書いてみた。


東京新聞 2012/1/8(日) 朝刊 25面
 本音のコラム 「頑張ることの限界」 山口二郎(北海道大学教授)

<メディアが情報を伝達できる時間、空間は極めて限定されている。その中に何を盛り込むかに、各メディアの見識が現れる。逆境にめげない人々の善意でメディアが埋め尽くされると、それだけ問題を追及するスペースは小さくなる。問題があまりにも巨大なので解決不能であり、ここは善意と精神論で表面を覆うということなのだろうか。/個人の頑張りでは、被災地域の復興はできないし、被災生活も続かない。……>

20120108_tokyo_shinbun

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