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2012年1月 8日 (日)

【読】福島原発人災記

昨年3月、東京電力福島第一原子力発電所の大事故発生直後に書かれた本。
一昨日、読みおえた。

川村 湊 著 『福島原発人災記――安全神話を騙った人々』
 現代書館 2011/4/25発行
 220ページ 1600円(税別)

いわゆる「原発推進派」の言動を、おもにネット情報から引用(コピー&ペースト)している。
著者は、できるだけ全文をそのまま引用しているため、読むのに辛抱が必要な部分が多い。
それでも、推進派の公式サイトからの情報だけに、彼らの怖ろしさがよく伝わってくる。

この本の中でやり玉にあげられている組織の一つに、「独立行政法人日本原子力研究開発機構」がある。
理事長は、鈴木篤之という人物。

 独立行政法人日本原子力研究開発機構
  http://www.jaea.go.jp/

昨日(2012/1/7)の東京新聞朝刊2面に、小さな記事があった。
以下、記事全文。

「もんじゅの研究継続を」 原子力機構理事長
 日本原子力研究開発機構の鈴木篤之理事長は6日、福井県庁の西川一誠知事を訪問し、高速増殖原型炉もんじゅ(同県敦賀市)の研究を継続する必要性を訴えた。
 鈴木理事長は「政府がエネルギー政策の見直しを進めているが、もんじゅもそれなりの評価をいただけると思っている。引き続き安全を最優先に確実にやらせてもらいたい」と述べた。
 もんじゅは昨年の「国会版事業仕分け」などで来年度予算の見直しを求められ、文部科学省が来年度の試験運転の見送りを決めた。


推進派の危機感からだろう。
やつらは、死んでも原発を残して、いわゆる「核燃料サイクル」というマッド・サイエンス(上述書での川村湊氏の表現)にしがみついていたいらしい。

もっとはっきりと、「原発、NO!」をつきつけなければ……。


【2012/1/8夜追記】
ネット検索でみつけた、こんな記事もある。鈴木氏の顔写真付き。
いろいろ物議をかもす言動の多い御仁だ。

「ナトリウム漏れ起きないという方がおかしい」 福井・原子力機構理事長が不用意発言
- MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120106/biz12010614230013-n1.htm

地元・福井新聞のネット版記事。東京新聞よりもやや詳しく報道している。

もんじゅ研究開発の継続に意欲 鈴木理事長が知事と懇談 もんじゅ再開
 福井のニュース :福井新聞
(2012年1月6日午後6時23分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpowermonjuresume/32385.html

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