【震】あさこはうすゆうびん
12月22日にこのブログで紹介した 「あさこはうす」。
2011年12月22日 (木) 【震】あさこはうす
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-3c33.html
青森県下北郡大間町で建設中の大間原発に反対し、建設地の近くに居住を続けている小笠原厚子さんのログハウスだ。
母親の熊谷あさ子さん(2006年死去)の遺志を受け継いで、がんばっている。
小笠原厚子さんを支援するのが、「あさこはうすゆうびん」。
一枚200円の葉書だが、これにはカンパ(支援金)が含まれている。
この葉書を、「あさこはうす」宛に送ることによって、郵便配達が「あさこはうす」までの道路を利用し、道路の利用実績となる仕組みだ。
(道路の利用調査を始めている、と聞く)
建設を進めようとしている電力会社(電源開発)側は、なんとかこの道路を閉鎖し、土地買収・立ち退きに追い込みたいらしい。
年末に、私も10枚ぶんを振り込んだのだが、今日、葉書が届いた。
原発反対に共感される方の支援を、広く訴えたい。
もちろん、この葉書を使わなくても、何らかの郵便物を「あさこはうす」宛に送ることが、支援になると思う。
〒039-4601
青森県下北郡大間町字小奥戸396
あさこはうす 小笠原厚子 様
送られてきた「あさこはうすゆうびん」の葉書には、こう印刷されている。
あさこはうすゆうびん
あさこはうすにはたくさんの人の出入りが必要だけれど、場所は青森の最北です。
中々簡単には行けないところ。遠くのかたも。もちろん近くのかたも。
はがき一枚で出来る、ちいさな応援をおねがいします。
あさこはうすゆうびん 振込先(郵便振替)
02760-3-66063 あさこはうすの会
「あさこはうすゆうびん ○○枚購入希望」と書く(1枚200円で、何枚でも)
【参考サイト】
市民ジャーナリストチーム青森のブログ
大間原発敷地内でひとり土地を守る 小笠原厚子さん単独ロングインタビュー!
http://yori1335.blog89.fc2.com/blog-entry-19.html
大間原子力発電所 (出典:Wikipedia)
大間原子力発電所(おおまげんしりょくはつでんしょ)は青森県下北郡大間町に建設中の電源開発の原子力発電所である。
特徴
大間原子力発電所は、ウラン燃料だけでなく、MOX燃料を全炉心に装荷できることが特徴であり、1995年8月の原子力委員会決定によると、「中期的な核燃料リサイクルの中核的担い手である軽水炉によるMOX燃料利用計画を拡げるという政策的な位置付けを持つ。」とされている。
反対運動と影響
大間原子力発電所は、1984年の誘致決議から2008年5月に至るまで着工すら行われていなかった。これは、炉心建設予定地付近の土地を所有する地権者が原子力発電所の建設に反対し、最後まで買収に応じなかったためである。このため、電源開発は2003年2月、ついに用地買収を断念し、建設計画の見直しと原子炉設置許可申請の変更を強いられることとなった。反対運動の影響により原子力発電所の原子炉設置許可申請が変更されたのは非常に特異なケースである。
なお、この用地買収をめぐっては、買収金に関する不明朗な噂がいくつか飛び交っていたことが報道されている。
さらに、用地買収に絡み7000万円の自作自演の強盗事件が過去発生している、電源開発側から自作自演の強盗犯である買収工作請負人に1億が渡され、そのうちの7000万円が”あさこはうす”所有者に渡る予定だったものを、急遽強盗と見せかけて奪取した事件である。事件後の調査では、自作自演の強盗犯側は電源開発関係者からの依頼と主張したが、電源開発側は関与否定している(TBS「報道特集」)。
熊谷あさ子さん死去 大間原発建設予定地の地権者
http://www.47news.jp/CN/200605/CN2006052001005816.html
熊谷あさ子さん(くまがい・あさこ=大間原発建設予定地の地権者)19日午後10時29分、青森県むつ市の病院で死去、68歳。死因は不明。青森県出身。自宅は青森県大間町大間細間10の4。葬儀・告別式は23日午前11時から大間町大間大間98、福蔵寺で。喪主は二男正彦(まさひこ)氏。 「大間にはマグロやコンブがとれる宝の海がある」と、電源開発(東京都)が計画している大間原発に反対。半農半漁の暮らしを続けながら土地買収を拒否し続け、電源開発は炉心の位置をずらすなど異例の対応を迫られた。 電源開発は土地の明け渡しを求め、熊谷さんを提訴。熊谷さんも工事差し止めを求め電源開発を提訴し、訴訟合戦を繰り広げていた。
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