【雑】雪ふりつむ
昨夜から降り続いた雪。
今朝には数センチ積もっていた。
朝早く、まだ暗いうちから、近所の人が雪かきをしている音が聞こえた。
寝床から起きて、さて、私も外でいっしょにやろうかと思った頃には、あらかた終わっていた。
東京でどか雪が降ったのは、ひさしぶりだ。
住居棟の前の駐車場に置いてある車も、すっぽり雪の帽子をかぶっていた。
路面を除雪してくれたおかげで、歩きやすくはなったが、日蔭なので凍結して、すべりやすい。
昼間、買物に出たときには、恐る恐る歩いたものだ。
団地の芝生の雪は、何日かは融けないだろう。
今日は、写真を撮らなかった。
最初に「雪降り積もる」というタイトルを思いつき、もう少し気のきいた言い方はないだろうかと考えているうちに、ふと思いだした。
三好達治の詩の一節。
詩歌には詳しくないが、この有名なフレーズがすぐに思い浮かんだ。
太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。 (三好達治 「雪」)
歌になりそうな、リズム感のあるこのフレーズが好きだ。
ネット検索していたら、面白いブログにぶつかった。
全部は読んでいないが、私自身のブックマークがわりに記しておく。
ブログ俳諧鑑賞: 三好達治の「雪」(その一~その十)
http://yahantei.blogspot.com/2011/06/blog-post.html
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