【楽】ひと息ついて、聴く音楽
引っ越しから二週間が過ぎた頃、ようやくオーディオ装置の接続ができ、FM放送やCDが聴けるようになった。
それまでは、トランジスタ・ラジオでTBSのラジオ番組を聴く毎日だった。
まっさきに聴いたCDは、須藤もんさんの 「隧道」 というアルバム。
次に、レコード・プレイヤーの接続チェックのためにかけたのが、中島みゆきの 「おかえりなさい」 というLPだった。
引っ越しという 「長いトンネル(隧道)」 を抜けて音楽の世界に戻り、「おかえりなさい」 といったところか。
これじゃ、まるで、三題噺だ。
♪ 長く暗い冬のトンネルを
抜ければそこは春の国で
ゆるい風にゆらゆれる
花が咲いていたらいいのにね ♪
(須藤もん 作詞・作曲 「隧道」 一番の歌詞)
今日の昼間は、本棚に載せたスピーカーに地震時の転落防止のベルトを取り付ける作業をしながら、紅龍さんのアルバム 「バルド」 を聴いていた。
ジャケットの絵はどうかと思うが、なかなかいいアルバムなのだ。
なんたって、西川郷子さんの参加が光っている。
ピアノの永田雅代さんをはじめとする、バイ・プレイヤーの演奏もすばらしい。
夜になって、段ボール箱からCDを取りだしながら、ボリュームを絞ってジャズ・ボーカルを聴いていた。
モニカ・セッテルンドとビル・エヴァンス・トリオの 「ワルツ・フォー・デビー」 は、何度聴いてもいいアルバムだ。
ひさしぶりに聴くビリー・ホリデイも、やさしく温かい。
レコードはなんとか棚に収納したものの、CDのほとんどは、まだ、物入れにしまいこんだプラスチックケースに入ったままだ。
今度の住居は物入れスペースが狭いので、これから時間をかけて整理しなくちゃ。
本棚とオーディオ・セットのある 「書斎」 (こう言うと、かみさんに叱られそうだが)は、まだ物置き部屋になっている。
まだまだ前途多難のなのだ。
さて、今夜の締めは、これだな。
ジョニ・ミッチェル 「ブルー」。
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