【山】朝の山 山座同定
今朝もよく晴れて、遠くの山並がくっきり見えた。
風が冷たかったが、最上階まで階段を登り、あらためて写真におさめてきた。
レンズの汚れに気づかず、写真の一部に汚れが写りこんでしまった。
あらためてゆっくり眺めてみると、かつて私が立川に住んでいた頃に、よく見ていた山々だった。
ひさしぶりに眺める光景だ。
どこにどんな山が見えるかも、少しずつ思いだしてきた。
撮影 2012年3月13日(火) 午前9時半頃
東京都東大和市から 西~北西方向
左手奥、白く雪をかぶっているのは、大菩薩連嶺か。
手前の白いビルの上あたりに見えるのが、大岳山(奥多摩)だろう。
なだらかな稜線を右にたどり、ちょっと三角形が飛び出ているのが、御岳山(奥多摩)。
上の写真の右側方向(北西寄り)が、下の写真。
中央あたり(赤い看板の左上)が、奥多摩の鷹ノ巣山から雲取山に続く稜線だろう。
汚れている部分がわからない。
下の写真は、さらに北寄り(北西方向)。
昨日わからなかった、ヤマダ電機の看板の左上に見えるピラミッド形は、秩父の武甲山だ。
そうすると、その左は大持山、小持山か。
昨日の朝は、きっと雪が降った直後だったのだろう。真っ白だった。
そのせいで、うんと遠くの高い山かと思ってしまった。
よく考えてみれば、東京のこのあたりから、南アルプスや八ヶ岳が見えるはずがないし、方角もちがっていた。
写真の左半分は、現時点ではよくわからないが、雲取山から北に続く山々だろう。
天気が良く、空気が澄んでいれば、この光景はこれから先、何度でも見られる。
ゆっくり、山座同定する楽しみができた。
立川に住んでいた頃、ちょうど山登りを盛んに続けていた時期だが、山座同定にはまっていた。
その頃の、私の教科書的な本。
さきほど、引っ越し荷物を解いて本棚におさめていたら、いいたタイミングで出てきた。
横山厚夫 著 『東京から見える山 見えた山』
丸ノ内出版 1971年発行
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