【読】塩見鮮一郎さんの本を読んでいる
ひそかに敬愛している作家・塩見鮮一郎さんの本を、読み続けている。
→ 2012年5月15日 (火) 【読】本が読める日々
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-bb4b.html
きょう読みおえたのが、この本。
塩見鮮一郎 『吉原という異界』
現代書館 2008年
正直なところ、読むのがたいへんだったが、集中して読んでいるうちに面白くなってきた。
塩見さんの著作の大きなテーマが 「身分制度」、「差別」 だ。
「吉原」 について、私はほとんど何も知らなかったが、塩見さんのこの労作によって、目がひらかれる思いだった。
江戸に吉原(元吉原)ができた頃は、出雲の阿国が活躍した時代でもあった。
断片的だった私の知識が、少しずつつながってくる。
そのことが面白い。
さて、図書館から借りている、もう一冊を読みはじめようか。
塩見さんの著作で知った本だ。
こちらも、ちょいと手ごわそうだが。
喜田貞吉/礫川全次 編
『先住民と差別 ―喜田貞吉歴史民俗学傑作選―』
河出書房新社 2008年
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