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2012年6月の5件の記事

2012年6月18日 (月)

【歩】初夏の草花

ひさしぶりに近隣を歩いて写真を撮ってきた。
初夏の野草が咲き乱れている。

いちばん目につくのが、この花。
空地にはびこっている。
ハンゴンソウの仲間だろう。
オオハンゴウソウだろうか。
一面に咲いていて、遠くから見るときれいだ。
アップで撮ってみると、花の色形がおもしろい。

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キンシバイ (金糸梅、Hypericum patulum)が、団地の植え込みに植えられている。
右下は、ビヨウヤナギ(美容柳、Hypericum chinense)。
どちらもオトギリソウの仲間。

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セイヨウアジサイ、ドクダミも咲きだしたのだが、このあたりには意外と少ない。

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アキニレの「虫こぶ」を発見。
以前住んでいた団地で、これを見たときには、いったい何だろうと不思議に思ったものだ。
虫のいたずら。

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ヒメジヨンだろうか。
(ハルジオンとの見分けがつかない私)
これまた空地にはびこっている。

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これは何という草だったか。
背丈が低いため目立たないが、よく見ると可愛らしい花だ。

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2012年6月16日 (土)

【読】上原善広 『私家版差別語辞典』

市内の図書館にあることを知り、借りてきた本。
先日、おなじ著者の 『日本の路地を旅する』 (文藝春秋・2009年) を読んだばかりだったので、興味を持ったのだ。

たいへん面白く、タメになる本だった。

上原善広 『私家版 差別語辞典』
 新潮選書 2011年5月発行
 234ページ 1200円(税別)

「私家版」名づけられているところがミソ。
著者自身によるルポルタージュも多く、観念的な「辞典」とはちがって読ませる内容だ。

<そもそも差別とは何か? なぜ差別する言葉は生まれたのか?……
 被差別部落に根ざす隠語、あるいは心身障害、職業、人種にまつわる言葉をめぐり、語源や歴史的背景、どこでどのように使われてきたのかなどを具体的に解説。また、抗議と自主規制により「消された言語」となってしまった現状も抉る。〝路地〟に出自を持ち、「差別の現場」を精力的に取材し続け深く関わりを持ってきた著者だからこそ書けた、「言葉」たちのすべて。>  ― 本書カバーより ―


「路地」「心身障害者」「職業」「その他」の四つのパートに分けられ、74の言葉がとりあげられている。
著者の豊富な体験と、幅広い調査・知識に裏づけられていて、しっかりした内容。
手もとに置いておきたい一冊だ。
買っておこうかな、と思う。

路地
路地、部落、新平民、特殊部落、同和、士農工商、穢多、非人、ヨツ、乞食、河原乞食、サンカ、願人坊主、ぐれ宿、不可触民、ヤクザ、ハク、浅草弾左衛門、車善七、革坊、長吏、カワタ、藤内、下町、ラク町、鉢屋、茶筅、犬殺し、勘太郎、京太郎、木地師、宮番、猿回し、青屋、番太、家船、陰陽師、谷戸

心身障害者
障害と障碍、五体満足、おし、つんぼ、めくら、ビッコ、かたわ、片手落ち、気違い、らい病(ハンセン病)、文盲、どもり、小人

職業
職安、土方・沖中士、浮浪者、隠亡、屠殺、くず屋

その他
学歴、片親、あいのこ(ハーフ)、育ちが悪い、丙午、ブス、土人、外人、支那、毛唐、トルコ風呂、ジブシー、カゴ、チョンコ、インディアン、オロッコ、ギリヤーク


目次を書き写していて(漢字変換入力して)気づいた。
著者も書いているように、「差別語」とされている単語は、日本語変換辞書に登録されていないのだ。
考えてみれば不思議なことだ。

一例をあげると、「穢多(えた)」「非人(ひにん)」「隠亡(おんぼう)」「毛唐(けとう)」などは古くから使われている言葉なのに、パソコンの日本語変換の世界でも「自主規制」されているのだろう。


著者 上原善広氏については、Wikipediaに詳しい記載がある。
Wikipediaの記述は眉に唾をつけて読むようにしているが、なかなか興味ぶかいことが書いてあった。

 Wikipedia 上原善広
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E5%8E%9F%E5%96%84%E5%BA%83

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2012年6月10日 (日)

【読】待望の新刊 船戸与一『満州国演義7』

船戸さんの長編連作 『満州国演義』 7巻目が、ついに刊行される。
6巻目のでたのが昨年4月。
それから一年以上たっている。
健康状態が心配される船戸さんだが(ネット上での噂なので定かではない)、シリーズ完結を願う。
残りあと一巻だろうか。

船戸与一 『雷の波涛 ―満州国演義7―』
 新潮社 2012/6/22発行予定
 480ページ 2100円(税込)

<バルバロッサ作戦、始動――日本有史以来の難局を、いったい誰が乗り越えられるのか。昭和十六年。ナチス・ドイツによるソビエト連邦奇襲攻撃作戦が実施された。ドイツに呼応して日米開戦に踏み切るか、南進論を中断させて開戦を回避するか……重要な岐路に立つ皇国を見守る敷島四兄弟がさらなる混沌に巻き込まれていくなか、ついにマレー半島のコタバルに戦火が起きる。「マレー進攻」に至る軌跡を描く待望の最新刊!>
― Amazonより ―


 船戸与一|新潮社
  http://www.shinchosha.co.jp/writer/2721/

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2012年6月 2日 (土)

【楽】木の実ナナ50周年記念コンサート

ひさしぶりに、電車で都心へ。
銀座の 「ル テアトル銀座」 で、木の実ナナさんの50周年記念コンサート。
コンサート、というか、すてきなショーだった。

Nana_pamph1Nana_pamph2 

上々颱風が、レギュラーメンバーとして伴奏と歌で参加。
ナナさんとは、ミュージカル 「阿国」 いらいのツナガリがあるのだ。

5/29日から今日まで連続5日間、6回の公演の今日が千秋楽。
上々颱風のリズムセクション3人(猪野陽子、西村直樹、渡野辺マント)は、ほぼ出ずっぱりでサポートしていたことになる。 (以下、敬称略)
お疲れさま。

紅龍、白崎映美、西川郷子の3人は、ところどころ出てきて、しっかりサポート。
ショーを盛りあげていた。
持ち歌や、「阿国」のテーマ曲、挿入曲も演奏。

レギュラーメンバー、AKB48の二人(片山陽加、佐藤亜美菜)が持ち歌を歌った。
そのバックコーラスをつとめたエミ・サトが珍しくて、ものすごく「得」をした気分だ。

 ♪ あーいたかった あーいたかった あーいたかった いえす ♪
 ♪ へびーろーてーしょん ♪

なんて、AKBの二人のバックでノリノリで歌っていた。
おもしろかったなあ。

木の実ナナさんは、なんと御歳65歳だという。
15歳から、歌って踊っていたのだ。
パワフルで、スタイルがよくて、惹きつけられる。
すごいもんだ。

今日のゲストの一人は、平尾昌晃。
いっしょに行った妻も喜んでいた。

記念すべきコンサートの最終日をみることができて、よかった。


会場でもらってきたチラシ。
上々颱風の七夕コンサートのチラシは、かわりばえがしないものの、いよいよ来月なんだなあ、と期待をもたせる。

もう一枚。
昨日のTBSラジオに出演していたので知っていたのだが、浪曲師・国本武春さんのもの。
(国本さんは二日目 5/30のゲストだった)
ずっとまえに、この人のライブを聴きにいったことがあるが、とにかくおもしろいのだ。

私は知らなかったが、二年ほど前(2010年暮れ)、公演中にウィルス性脳炎に倒れたのだが、40日間の入院と五ヵ月に及ぶ闘病生活で、めでたく復帰したという。
驚きだ。

 国本武春公式サイト うなるカリスマ!! 国本武春
  http://takeharudo.music.coocan.jp/


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2012年6月 1日 (金)

【遊】里山民家(野山北・六道山公園)へ

いつ雨が降ってもおかしくない天気だった。
距離もあるので、今日は車で。

 野山北・六道山公園 | 狭山丘陵の都立公園へきてみて!
  http://www.sayamaparks.com/noyama/


駐車場までの道がわかりにくい。
ぐるぐる徘徊して、ようやく到着。
里山の雰囲気濃厚。
「谷戸(やと)」と呼ばれる地形だ。

下の地図は、「都立野山北・六道山公園」の全体図。
260ヘクタールあるそうだ。
今日行った「里山民家」は、地図のまん中あたり(左右の地図の境目)。

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駐車場は広いのだが、そこまでの道路は、ぎりぎり一車線。
こんど、あらためて自転車でゆっくり行ってみよう。

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そうえいば、すこし前にこんな本を読んだ。
山田秀三さんに、ここの「谷戸」地名を教えてあげたかった。

上のマップから拾ってみる。
滝田谷津、宮野入谷戸、神明入谷戸、猿久保谷戸、三本入谷戸、赤坂谷戸、細田谷戸、後ヶ谷戸、エケ入(えげいり)谷戸、滝ノ入谷戸、横田谷戸。
狭山丘陵に、たくさんの谷戸が切れ込んでいるのがわかる。

山田秀三 『関東地名物語―谷(ヤ)谷戸(ヤト)谷津(ヤツ)谷地(ヤチ)の研究
 草風館 1990年(再販)

<「谷」地名の徹底的踏査――山田秀三流日本語地名研究法。
古代関東の地名が見えてきた―実際に現地に行き、古老の話に耳を傾け、土地の香りをかいで、丹念にひとつひとつの地名を吟味・解明する、これが山田秀三流の地名研究の真骨頂である。>


― Wikipediaより ―
<谷戸(やと)とは、丘陵地が浸食されて形成された谷状の地形である。また、そのような地形を利用した農業とそれに付随する生態系を指すこともある。谷(や、やと)、谷津(やつ)、谷地(やち)、谷那(やな)などとも呼ばれ、主に日本の関東地方および東北地方の丘陵地で多く見られる。
多摩丘陵、三浦丘陵、狭山丘陵、房総丘陵などの関東の丘陵地が長い時間をかけて浸食され形成された谷状の地形は、谷戸、谷津、谷地などと呼ばれている。
これらの表記および読みは地域により分布に差が見られ、同様の地形を表す際にも、千葉県などでは「谷津」(やつ)を、神奈川県および東京都多摩地域では「谷戸」(やと)、「谷」(やと)を、東北地方では「谷地」(やち)を使っている場合が多い(#地名を参照)。
これらの経緯については史料が少なく詳細は分かっていないが、いずれの場合も意味は同じで、浅い浸食谷の周囲に斜面樹林が接する集水域であり、丘陵地の中で一段低くなった谷あいの土地であることを表している。
なお、多摩・三浦丘陵における谷戸地形の成因は主に約2万年前の最終氷期頃にかけて進んだ雨水・湧水による浸食で、その後の縄文海進期にかけて崩落土などによる谷部への沖積が進んで谷あいの平坦面が形成されたと考えられている。>

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