« 【歩】武蔵村山歴史民俗資料館まで | トップページ | 【楽】木の実ナナ50周年記念コンサート »

2012年6月 1日 (金)

【遊】里山民家(野山北・六道山公園)へ

いつ雨が降ってもおかしくない天気だった。
距離もあるので、今日は車で。

 野山北・六道山公園 | 狭山丘陵の都立公園へきてみて!
  http://www.sayamaparks.com/noyama/


駐車場までの道がわかりにくい。
ぐるぐる徘徊して、ようやく到着。
里山の雰囲気濃厚。
「谷戸(やと)」と呼ばれる地形だ。

下の地図は、「都立野山北・六道山公園」の全体図。
260ヘクタールあるそうだ。
今日行った「里山民家」は、地図のまん中あたり(左右の地図の境目)。

Satoyama_map1Satoyama_map2

駐車場は広いのだが、そこまでの道路は、ぎりぎり一車線。
こんど、あらためて自転車でゆっくり行ってみよう。

201206010001

201206010003201206010004

201206010002

201206010007

201206010014201206010015   

 

そうえいば、すこし前にこんな本を読んだ。
山田秀三さんに、ここの「谷戸」地名を教えてあげたかった。

上のマップから拾ってみる。
滝田谷津、宮野入谷戸、神明入谷戸、猿久保谷戸、三本入谷戸、赤坂谷戸、細田谷戸、後ヶ谷戸、エケ入(えげいり)谷戸、滝ノ入谷戸、横田谷戸。
狭山丘陵に、たくさんの谷戸が切れ込んでいるのがわかる。

山田秀三 『関東地名物語―谷(ヤ)谷戸(ヤト)谷津(ヤツ)谷地(ヤチ)の研究
 草風館 1990年(再販)

<「谷」地名の徹底的踏査――山田秀三流日本語地名研究法。
古代関東の地名が見えてきた―実際に現地に行き、古老の話に耳を傾け、土地の香りをかいで、丹念にひとつひとつの地名を吟味・解明する、これが山田秀三流の地名研究の真骨頂である。>


― Wikipediaより ―
<谷戸(やと)とは、丘陵地が浸食されて形成された谷状の地形である。また、そのような地形を利用した農業とそれに付随する生態系を指すこともある。谷(や、やと)、谷津(やつ)、谷地(やち)、谷那(やな)などとも呼ばれ、主に日本の関東地方および東北地方の丘陵地で多く見られる。
多摩丘陵、三浦丘陵、狭山丘陵、房総丘陵などの関東の丘陵地が長い時間をかけて浸食され形成された谷状の地形は、谷戸、谷津、谷地などと呼ばれている。
これらの表記および読みは地域により分布に差が見られ、同様の地形を表す際にも、千葉県などでは「谷津」(やつ)を、神奈川県および東京都多摩地域では「谷戸」(やと)、「谷」(やと)を、東北地方では「谷地」(やち)を使っている場合が多い(#地名を参照)。
これらの経緯については史料が少なく詳細は分かっていないが、いずれの場合も意味は同じで、浅い浸食谷の周囲に斜面樹林が接する集水域であり、丘陵地の中で一段低くなった谷あいの土地であることを表している。
なお、多摩・三浦丘陵における谷戸地形の成因は主に約2万年前の最終氷期頃にかけて進んだ雨水・湧水による浸食で、その後の縄文海進期にかけて崩落土などによる谷部への沖積が進んで谷あいの平坦面が形成されたと考えられている。>

|

« 【歩】武蔵村山歴史民俗資料館まで | トップページ | 【楽】木の実ナナ50周年記念コンサート »

【遊】おでかけ日誌」カテゴリの記事

多摩」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【遊】里山民家(野山北・六道山公園)へ:

« 【歩】武蔵村山歴史民俗資料館まで | トップページ | 【楽】木の実ナナ50周年記念コンサート »