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2012年9月19日 (水)

【読】アイヌの道

吉川弘文館から 「街道の日本史」 というシリーズが出版されている(全56巻)。
私は、一巻目 『アイヌの道』 と二巻目 『蝦夷地から北海道へ』 の二冊を持っているが、これまできちんと読んだことがなかった。

このところ、明治末期に北海道へ移住(入植)した先祖のことを調べている。
あらためて北海道(その昔、蝦夷地と呼ばれていた島)の「開拓」当時のことが知りたくなった。

「開拓」とは、後からこの地に踏み込んだ「和人」の、いわば勝手な言い分で、アイヌの人たちにとっては至極迷惑なことだったと思う。
そんな思いがあり、江戸から明治にかけての北海道の歴史を知ることは、入植者の末裔である身にとって、なにがしかの「痛み」が伴う。

アイヌ語地名が網羅されていて興味深いが、地名ばかりでなかなか読みすすめられない。
二巻目とあわせてなんとか読み通したいものだ。
辛抱強く時間をかけて読んでみよう。

『アイヌの道 ―街道の日本史Ⅰ―』
 佐々木利和/古原敏弘/児島恭子 編
 吉川弘文館 2005年

『蝦夷地から北海道へ ―街道の日本史Ⅱ―』
 田端宏 編
 吉川弘文館 2004年

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コメント

 興味深いです。“痛み”のお気持ち、よくわかります。わたしは地図を見るのが好きです。最近、志水辰夫の時代小説が飛脚を主人公としていて面白かったです。幕末の蝦夷地は
時代小説にもよく舞台として描かれていてイメージを刺激されました。

投稿: みやこ | 2012年9月20日 (木) 07時09分

>みやこさん
蝦夷地を舞台にした小説といえば、なんといっても船戸与一『蝦夷地別件』が私の中での「ベスト」です。クナシリ・メナシの反乱がテーマのスケールの大きな長編。ことあるごとに人に薦めています。
志水辰夫はまだ読んだことがありませんが、興味ぶかいですね。

投稿: やまおじさん | 2012年9月20日 (木) 08時55分

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