【雑】睦月 晦日
今年はじめの月も、今日でおしまい。
一月、二月……と数えるよりも、睦月、如月……と、季節感のある呼び名をつかってみたい気分。
そういえば、こんな本を持っている。
ずっとまえ、古本屋で手に入れた。
新人物往来社 『日本の暦と歳時記』
2002年発行 (別冊歴史読本31)
ときどき、本棚からとりだして開いてみる。
おもしろい。
一月の呼び名は、睦月の他にも、建寅月(けんいんげつ)、元月(がんげつ)、端月(たんげつ)、泰月(たいげつ)、子日月(ねのひづき)、初春などがあげられている。
一月の項には、こんなことも書いてある。
恵方詣(えほうまいり) 一月一日
新年初詣の一つ。その年の干支に基づいて決められた「いい方向」の神社仏閣に詣る(まいる)こと。「恵方」は、吉方・得方とも書き、「明きの方」ともいい、陰陽五行説に基づくものといわれる。この方角を司る神が「恵方神」や「歳得神(としとくじん)」で、この神を祀る棚を「恵方棚」「歳棚」という。
――ま、知っていても、なんの得にもならないかもしれないが。
ちかごろ、節分が近づくとコンビニなどで宣伝かまびすしい「恵方巻」も、このたぐいだろうか。
それはさておき、季節は、まちがいなく春に向かってゆっくり歩みをすすめている。
今日は晴れて風もなく、外にでると気持ちがいい。
気温6度(12時現在)。
今年にはいってから、意識的に毎日ブログ記事を書くようにしてきた。
日々、それほどかわったこともないけれど、前を向いて歩んでいこうと思う。
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