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2013年1月30日 (水)

【読】近くの図書館から

今日も快晴。
気温もあがったが(午後4時現在、12度)、外は北風が冷たい。

午前中、ベランダのエアコン外機にかぶせたネットの付け直し。
外機と室内機をつなぐホースの上が、鳩にとって恰好の寝場所になっているようなのだ。

数日前に鳥除けネットを張り巡らしたのに、今朝、また止まっているのを家人が発見。
下は糞だらけで、困ってしまう。


午後、近くの図書館へ。
今読んでいるジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』に関連する、面白い本を借りてきた。

『昭和二万日の全記録 7 廃墟からの出発』
 講談社 1989年(平成元年)2月発行

ジョン・ダワー 『敗北を抱きしめて』 上巻(岩波書店、2004年)の巻末注に、この本の名前が頻繁にでてくる。
思うに、ダワー氏は、この本からかなりの情報を得ているようだ。

写真・図表が豊富で、文字通り「昭和の全記録」と言っていい、充実した内容だ。

― Amazonより ―
<1日きざみの“日録”全ドキュメント・スタイル。
激動と新生の2年間。
ドイツの降伏、原爆投下、そして敗戦。虚脱感のなか、占領が開始され、天皇の神格が否定された。飢餓の廃墟に立つ国民に明るさが戻るころ、新憲法が公布され、「民主主義」が合言葉となっていった。>

<昭和20年は現代史の「分水嶺」として記録されよう。すでに太平洋戦争の敗色濃く、東京はじめ全国各地に空襲の惨禍が及び、やがて沖縄戦、「盟邦」ナチス・ドイツの降伏、原爆投下、終戦、連合軍進駐と続き、日本は、いわば“マッカーサーの虜囚”となった。そして21年、廃墟の中に天皇の「人間宣言」があり、新憲法が生まれる。>


もう一冊。
すぐに読めるかどうかわからないが、ジョン・ダワーの著作があったので、借りてきた。

『昭和 戦争と平和の日本』 ジョン・W・ダワー 著/明田川 融 監訳
 みすず書房 2010年2月発行

― Amazonより ―
<「一億一心」「一億火玉」というスローガンとは裏腹に、第二次大戦中の日本社会は緊張、無秩序、混乱にみちていた。具体的には、どこでどんなことが起きていたのか。
さらに、戦後日本の進路をつねに規定してきたのは、アメリカとの緊密な関係である。
「アメリカに黙々と付き従い、利益にはなったが、神経も擦りへらした。この両義的な遺産に目を向けなければ、現在の日米間に存在する緊張は理解できない」。
史料と虚心に向き合い、「何を問うべきか」を熟知した歴史家の営み。>

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